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オペラント条件づけの手続きと療法について
オペラント条件づけの手続きを、 正強化、分化強化、反応形成、負強化、処罰、消去、のように考えた時、 強化子との関係、行動療法の技法について、教えてください。 正強化 :正の強化子/与える →行動生起頻度 増加 正の強化法 分化強化:正の強化子/与える →行動生起頻度 増加 トークン・エコノミー法 反応形成:正の強化子/与える →行動生起頻度 増加 シェーピング法 負強化 :負の強化子/除く →行動生起頻度 増加 負の強化法 おおざっぱにみて、こうだとしたら、 処罰 :負の強化子/与える →行動生起頻度 減少 嫌悪療法?負の練習? 消去 :正の強化子/除く →行動生起頻度 減少 タイムアウト法?負の練習? ということでよいのでしょうか??? 訂正、補足など、教えて頂けると助かります。 よろしくお願いします。
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> 「好子」や「嫌子」に置き換えて、これらを強化子の種類として扱ってOKですよね?? いわゆる正の強化子のことを好子、負の強化子(罰、嫌悪刺激)のことを嫌子というわけですね。どちらを使うかは人によって違いますが、私は好子と嫌子としたほうが分かりやすいので、ということですね(^_^;) > つまり、好子出現も、嫌子消失も、ないということですよね??? その通りです。例えば、蚊に刺されてかゆい部分を[かく]という行動を私たちはしていますが、それは次のような随伴性があるから。 [かゆみあり] -> [かく] -> [かゆみなし] ところが、もしかゆい部分をかいてもかゆみが消えなかったら: [かゆみあり] -> [かく] -> [かゆみあり] 一時的に[かく]という行動は強化されますが(これがバースト)、いずれは[かく]という行動は生じなくなります。これが消去です。 本来は嫌子消失によって行動が強化されていますが、嫌子消失がないので行動も強化されなくなるという例ですね。 > 強化子の種類は、「好子」でも「嫌子」でもなく、「なし」強化子の出現/消失に関しても、「なし」となるのでしょうか?? そうです。
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行動療法に関しては詳しく知りませんが、 > 分化強化:正の強化子/与える →行動生起頻度 増加 トークン・エコノミー法 は少し違うというか誤解を招く言い方のような。。。 行動療法家がそういう言い方をしているのかも分かりませんが、少なくとも分化強化する際にトークンが使われなければならないということはないでしょう。という意見です(^_^;) > 負強化 :負の強化子/除く →行動生起頻度 増加 負の強化法 弱化: 嫌子/除去 => 行動の生起頻度 増加 弱化法。といったほうがよいように思いませんか? > 処罰 :負の強化子/与える →行動生起頻度 減少 嫌悪療法?負の練習? 処罰とは罰、嫌悪刺激、嫌子のことを指しているのでしょうか?考え方はあっているでしょうが、こういう随伴性を「嫌子出現による行動の弱化」 と表現した方が分かりやすいでしょう。 > 消去 :正の強化子/除く →行動生起頻度 減少 タイムアウト法?負の練習? 消去の随伴性と好子消失による行動の弱化の随伴性は異なるので注意。消去は反応(行動)の直前と直後の状況が変わらない。それに対して好子消失による行動の弱化は、反応の直前には好子が提示されていた状況があり、反応の直後にそれが除去されている点で異なります。 タイムアウトとは、消去ではなく好子消失による行動の弱化においての手続きですね。
お礼
解答ありがとうございます。 オペラント条件づけの手続きを、行動療法の技法に当てはめたくて質問したのですが、 基本にしたかった本に、「正強化、分化強化、反応形成、負強化、処罰、消去」という言葉で表現されており、いろいろと混乱しております。 ・嫌子について 確かに、そうですよね。参考になりました。 (行動療法について、オペラント条件づけとの関係を表にまとめたいのですが) 私が質問した際に用いた表現(正の強化子、負の強化子)を、 「好子」や「嫌子」に置き換えて、これらを強化子の種類として扱ってOKですよね?? ・消去について 消去について、理屈はなんとなくわかるのですが、 強化子との関連、行動療法との関係においてまとめようと思うと、 どうしてもあいまいになってしまいます。 消去は、 結果としては、行動の生起頻度は減少(行動の弱化)であるのはわかるのですが、 > 反応(行動)の直前と直後の状況が変わらない。 つまり、好子出現も、嫌子消失も、ないということですよね??? 強化されない、ということ??? 「強化されず行動が減る」ということなのでしょうか?? とすると、もしこれを表としてまとめたい時、 強化子の種類は、「好子」でも「嫌子」でもなく、「なし」 強化子の出現/消失に関しても、「なし」 となるのでしょうか?? ・・・長々と申し訳ありません。