• ベストアンサー

セキュリティについて

ryu-fizの回答

  • ベストアンサー
  • ryu-fiz
  • ベストアンサー率63% (2705/4228)
回答No.7

>単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。 PC個別にファイアウォールが設定されていない場合には、ファイル共有をしていなくても感染の危険性があります。 ネットワーク間での通信を行う際には『ポート』というものが使われます。(今の場合『TCP/IPを利用したネットワーク通信では』の辺りが該当します。) ポートとは 【port】 - 意味・解説 : IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E3839DE383BCE38388.html ファイアウォールが有効になっていない状態では、開いている特定のポートを利用するタイプの感染に遭う危険性が高くなります。また、ファイアウォールが有効である場合でも、何らかの理由で感染に利用されるポートが開いている場合には、感染が行われる可能性が高くなります。 なお、どのポート番号が感染に利用されるかについては、その感染の仕様によって異なりますので一概に言えません。 ウイルスバスターが導入されていれば、付属のファイアウォールが空きポートを適切にブロック出来る可能性が高いと思われますので概ね安全でしょう。また、ウイルスバスターなどの対策ソフトがインストールされていない場合でも、Windowsファイアウォールが有効な状態であれば、概ね安全だと思われます。(ただし、各種共有設定のためなどに特定のポートを開放する設定になっている場合には、その限りではありません。) また、対策ソフトなどのプログラムも人間が作ったものですから、もしかすると何らかのウイークポイントが見つかってしまい、それを利用した感染が出て来るかも知れません。必要以上の心配は要りませんが、過信することはいけません。また、感染の兆候が見えたら、早め早めに手を打っていく必要があるでしょう。 なお、ウイルスバスターには『ホームネットワーク管理』という機能があり、いずれか1台から他のPCを一元的に管理することが出来るようです。 ホームネットワーク管理」機能とは [JP-2064065] http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewxml.do?ContentID=JP-2064065 この機能が有効になっている場合には、例えばいずれかのPCに感染が発生した場合にそのPCからの接続を遮断することなどが出来るようです。 逆に言うと、そちらで『パソコンA,B,C間では特別のネットワークは構築していません。』という認識であっても、実際にはポート40116番を利用したある種のネットワークが構築されている、ということになります。基本的にはウイルスバスターによって不正な通信からは守られているという認識でよいですが…ポート10116番を悪用するある種の感染に対しては十分な対応が出来ないという可能性がゼロである、とは言えないと思われます。 重箱の隅を突付くようで申し訳ないですが…結局、対策ソフトがきちんと機能していればもう安心だ、という認識に終わらず、ユーザー側で出来る限りの感染対策は講じておくことがやはり必要ではないかと思われます。 昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。 脆弱性を悪用するコードにセキュリティソフトは無力? Secuniaが検証 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/14/news033.html SecuniaのCTO、エクスプロイト検出率比較調査の真意を説明 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/17/21212.html 完全にパッチされているWindows PCは2%未満 -- Secuniaが発表 http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20384837,00.htm 次のような点に注意してください。 (意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。) http://e-words.jp/ 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vistauacxprunasa.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。 ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。 http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/3000-2239_4-10572884.html http://www.softpedia.com/get/System/System-Miscellaneous/Reduced-Permissions.shtml なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。 3)ファイアウォールを有効にする。 出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。 最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。 4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。 興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。 このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。

1rbsxw3
質問者

お礼

詳細なご教示をいただきありがとうございました。 私には難しすぎる感がしますが、しっかり参考にさせていただきます。 結局私のパソコン環境においては、現状でもほぼ安全だが、100%安全ではない、まして、ファイアーウォールなどセキュリティ確保のための手だては怠るべからずというところでしょうか。 回答をいただいた皆様、重ねてありがとうございました。

関連するQ&A

  • 無線LANを通じたウィルスの感染について

    現在うちにはパソコンAとパソコンBがあり、共通の無線LANモデムを使ってネットに接続しています。今回パソコンAがウィルスにかかってしまいました。 ウィルスは除去したのですが、今後またパソコンAがウィルスにかかったとき、パソコンBの方にもウィルスが感染しないようにパソコンB持ち主が個別に無線LANのモデムを使おうと言いました。 そこで質問なのですが、パソコンAとパソコンBが別々の無線LANモデムを使用してネットに接続した場合は、もしパソコンAがウィルスに感染しても無線LANを通してパソコンBにウィルスが感染することはないのでしょうか?別々の無線LANモデムを使用していれば無線LANを通じてのウィルス感染はしないのでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • プリンターが使用出来なくなりました。

    A・B・Cのパソコン3台を、メルコの無線ルーターによりLAN接続しています。 A・Bは有線接続で、CのノートPCは無線接続です。 プリンターは、Aのパソコンに接続しています。 昨日までは問題無く、B・Cのパソコンからも印刷出来ていたのですが、突然印刷出来なくなりました。 Aのパソコンからは、問題無く印刷できます。 B・Cのパソコンから、プリンターの状態をみると、 「アクセスが拒否されました。接続できません。」 と表示されています。 思い当たる事は、最近Aのパソコンにウィルスバスター2003をインストした事です。 ファイヤウォールをオフにしたり、ウィルスバスター を停止させたりしたのですが、やはりプリンターが使用出来ません。 一体何が原因なのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • RAN経由での侵入

    私は今モデムからルーター経由で二台のパソコンを使っているのですが 一台はウイルスバスター2006が入っているのですがもう一台は90日のお試し版のセキュリティーしか入っていません(まだ90日たっていない) それでそのお試し版PCがウイルスに感染するともう一台にRAN経由でウイルスが送られてくるってことはあるのでしょうか? 送られてきた場合ウイルスバスターは自動的に対策を打つのでしょうか?もしくはブロックするのでしょうか? よろしくお願いします

  • このパソコンにウィルス対策ソフトは必要ですか?

     ルーターを介しての無線LANですがA,B,C3台のパソコンでファイルの共有をします。 このうちA,BはInternet ExplorerとOutlook Expressでインターネットとメールに接続設定し、ともにウィルスバスターが入っています。 Cからネットやメールはしませんので接続設定しないつもりです。  接続設定しなければ、無線でファイルを共有するだけのCにはアンチウィルスソフトの導入は必要ないでしょうか。教えていただければ助かります。

  • 家庭内無線LAN接続で一台がウイルスに感染

    我が家にはパソコンが2台あります。 それぞれをADSLモデムにルータで無線LANで接続してるのですが、一方のパソコンがウイルスに感染した場合、もう一方のパソコンもウイルスに感染してしまうのでしょうか?

  • セキュリティ対策について教えてください

    以前セキュリティ対策がプロバイダのメールウィルスチェックのみだったのでウィルスに感染してしまい、それから慌てていろいろ調べたり、こちらでもお世話になりました。その後結局リカバリをしてウィルスバスター2006の体験版を入れてみたのですが、重くて動かず、今は結局avast,ZonAlarm,Spybot S&D,Ad-Aware SE,Spyware Blasterを入れています。OSはWindowsMEでメモリは64MBしかないのでウィルスバスター2006を入れたのは無謀だと後でわかりました。どこかのサイトに『非力なパソコンにはルーターとアンチウィルスソフトで・・・』とありましたが、我が家ではNECのAtermWR6650SというワイヤレスブロードバンドルーターをADSLモデムと接続してこの非力なパソコンとノートパソコン(こちらはWindowsXPで256MB)を使用しています。ということはavast以外のものは不要ということでしょうか?また、有償版のものでもこの非力なパソコンで使えるソフトがありましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

  • ルーター配下の他パソコンもウイルスに感染しますか?

    ルーター配下の他のパソコンも、ウイルスに感染しますか? 例えば、ルーターに4台のパソコンが有線・無線で繋がっているとします。 有線で繋がっているAパソコンが、誤ってウイルスに感染しているファイルをダウンロードしてしまい、ウイルスに感染してしまったとします。 そういう場合、Aパソコン以外の――B~Dパソコンも、ウイルスに感染してしまうということはあるんですか? そういうこともあるのか、気になったので質問いたしました。 大変申し訳ございません。 ご教示よろしくお願いいたします。

  • ルータとウィルス

    2009年現在、ルータはウィルスに感染する、もしくはウィルスが潜伏可能なのでしょうか。 以下のような症状を分析しています。。。 【作業前】 パソコンAでウィルス駆除・検疫⇒ウィルス確認されず 【ケースA】 パソコンA(未感染)⇒ルータAに接続⇒勝手に通信開始 【ケースB】 パソコンA(上と同じマシン)⇒ルータBに接続⇒特に問題なし 【ケースA、B終了後】 パソコンAを検疫⇒ウィルス確認されず ルータAが組み込まれているネットワーク上でうわさのダウンアド にウィルスに感染したことから、切り分け作業の結果上記のシンプ ルな構成での確認まで至りました。 ルータAが感染しているように思えるのですが・・・・ ルータ:FITELnet-E30

  • セキュリティーについてお伺いします

    パソコン初心者です。 現在OS(meとVista)の異なるPCを2台保有しています。 meは有線でVistaは無線でネット環境にあります。(BUFFALOのWZR2-G300Nというブロードバンドルータを使っています) Vistaのほうはウイルスバスターでセキュリティーを行っていますが、meのほうは、ウイルス対策が出来ていない状況にあります。 meのほうがもしウイルスに感染した場合はもう一台のパソコンも危険なのでしょうか?

  • ルータに残るウイルス

    ふと思ったのですが、ルータに分身を置くようなウイルスや、ルータの設定を変えてしまうようなウイルスってあるのですか? 感染してるか分からない友人のパソコンを、チェックするためにオンラインスキャンをしてあげるために、自宅の回線(ルータ経由)でつないであげたいのですが。