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「アボリジニーと日本」について教えてください

2009/04/28 01:03

アボリジニーは日本でも差別を受けてたんですか？それはどんなものだったのですか？教えてください(^_^;) よろしくお願いします！

kagob
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歴史
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cyototu
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2009/04/28 02:52 回答No.1

質問者さんにご同情申し上げます。下に挙げ参考URLを見て頂くと判るように、「アボリジニ（Aborigine）とは、狩猟採集生活を営んでいたオーストラリア大陸と周辺島嶼の先住民」のことです。貴方の先生は何を血迷ったか、日本にオーストラリア大陸の先住民がいたなどと、アホリジニなことを言って、生徒達を困らせているようですね。もしそれが本当の宿題だったら、「日本はオーストラリアの先住民は住んで居ませんでした。だらかに日本ではアボリジニが差別を受けてはいませんでした。」と答えておいて下さい。もしその言葉で先生が、先住民を表しているのなら、「日本語には先住民という立派な言葉があるのだから、アボリジニなどと皆が混乱してしまうようなアホリジニな言葉を使わないで、きちっとした日本語を使って下さい」と先生に言いましょう。さて、先住民のことだったら日本には「アイヌ」と「縄文人」が居ました。縄文人の多くは、朝鮮半島からやってきた弥生人の圧力で、近畿地方などの国の中心部では弥生人と混血し、山や森や海の障害で中々辿り着けないような国の周辺部に追いやられたり、孤立したりしました。その代表的な地域は、沖縄や紀伊半島や東北地方の秋田や青森です。縄文人はもともと南方系で、目ぱっちり、手足が長く、ほりが深く、毛深い。一方、弥生人は韓国やエスキモー系で、シベリアと言う、人間が住める所ではこの地球上で最も過酷な激寒の地で生き残ってきたために、目が一重、胴長短足、口ひげが凍らないように毛が薄い、凍傷でやられないために鼻が低い、ところがそのために冷たい空気がいきなり肺に入らないように、ほほ骨が高い、等の特徴があります。日本には、沖縄に目ぱっちりの二重が多かったり、秋田や青森が美人で有名なのは、この縄文人の血が濃いいからです。アイヌも南方系の縄文系です。その証拠にアイヌはほりが深く、男性が毛深いのは有名ですね。実は、蝦夷とか山人と呼ばれた人が明治の初め頃まで日本の全国各地に居たという記録が幾らでも残っており、日本民俗学の面白い研究課題としていろいろ研究されております。例えば「柳田國男　山の人生」でGoogleを探してみて下さい。日本の先住民の話がいっぱい出てきます。言葉が日本語ではありませんので、日本人と直接接触がありませんでしたが、「無言貿易」といって、山のある場所に穀類などを置いておくと、それを山人が採って行って、その代わりに山の幸を置いて行くなどのことをしていたそうです。日本人が突然山の中で山人に出くわすと、毛むくじゃらで、顔が黒く、言葉も通じない、また突然出食わしているので相手が大男に見えてしまい、鬼や天狗を見たと思ってびっくりして命からがら逃げてきたそうです。そんな状態でしたから、差別も何も、只ただ怖がられていたようです。突然子供や若い娘が山で行方不明になると、「神隠し」と呼ばれたのですが、稀に、娘さんが十何年後に村に短時間だけ戻ってきて、自分は山人にさらわれて今では山人の妻になっている、懐かしくて出てきたといって、また山に戻って行ったという話が、江戸末期や明治初期の文献に残っております。江戸時代は北海道の松前藩がアイヌと貿易していたようです。明治になって山人は殆ど居なくなり、北海道のアイヌが日本に完全に採り籠められ、言葉や習慣の違いで、就職や結婚に不利になり、そう言う意味での差別は大変だったようです。ただし、白人達が原住民にするように、日本人はアイヌ人を奴隷にはしなかったようです。多くのアイヌは不利な状況から抜け出すために、日本人に成り済まし、アイヌ人であることを隠そうとした時代も昭和の中期までありました。しかし、昭和の中期頃から、日本人の中にも異質物を受け入れる機運が高まり、アイヌ人達も自分たちの文化を誇りに思えるようになって、自分がアイヌ人であることを隠さない人が増えてきているようです。ただし、日本語の普及で、多くのアイヌの文化はすで忘れられてしまったようです。アイヌ人は縄文系なので混血の日本人よりも美男美女が多いですから、彼等がアイヌ人であることを誇りするのは、当然だと思います。