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ヘルメス・トリスメギストス
何ものなんですか? それからエジプトのアレクサンドリアには当時どのような宗教が存在したのでしょうか
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【ヘルメス・トリスメギストスについて】 ◆元々は「ギリシア神話のヘルメス」と「エジプト古来の神トート」が 習合した混合宗教型の神で、本来の名は「ヘルメス・トート」。 そこに、「錬金術師としてのヘルメス」が同一視されて 「ヘルメス・トリスメギストス」と、称されるようになったようです。 この「トリスメギストス」とは ギリシア神話のヘルメスより三倍偉大という意味なのだそうです。 ◆この神は、古代において既にキリスト教と親密であり、 教父たちは、この神をモーセと同等の預言者とみなしたり ヘルメス文書を援用したりしたそうです。 【エジプトのアレクサンドリアの宗教について】 ユダヤ人が多く住んだことが、一つの原因となり 初期キリスト教と、重要な関係があったようです。 ギリシア哲学が、キリスト教と結びついた 「クレメンス」や「オリゲネス」の教義神学や それに、オリエント的神秘思想が加わった 「グノーシス主義神学」が、当地から生まれたようです。 哲学が宗教化したと言われる「新プラトン主義」哲学も 当地の「プロティノス」によって、大成されたそうです。
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- kigurumi
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kigurumiです。 >やっとグノーシス主義です あら ほんとだ 同一の質問者だったんですね。 >ところで、ウギ何とかってなんですか? え? ウギなんとか? 私がよく使うウギは「うぎゃーー」ですけど、これのこと? トリスメギストスって3倍偉大って意味らしい。 だから、個人名じゃないと思ったわけです。 読むと錬金術だと思える。 要するに昇華ね と思える。 古代の人は肉体を伴うので、痛みも感じるとして、肉体から抜け出す方法を模索したと思える。 要するに思想をもって科学的なやり方で、解脱を図ろうとしたんじゃないか と。 新世紀エヴァンゲリオンもゼーレは科学者で、科学をもって苦しみから逃れようと実際実験を行ったという設定。 神の子が生命の木にはりつけになり贖罪をすることで、永遠の至福になるとして、計画をたててそうなるように仕組んでいった。 (残酷な天使と同化することで敵がいなくなる。敵がいない世界=永遠の至福ってことじゃないか と) だから、ゼーレはグノーシスっぽい。 ハガレン(鋼の錬金術)も科学のようで思想の科学。 面白いですよ。 悟りの一部を知りえたエルリックは等価交換の原則通り、肉体の一部をもっていかれたって設定。 もっていかれた代わりに練成陣を描くことなく、練成を行えるものになったという設定。 彼の片方の腕はこの世に無い。 あっちの世界に持っていかれたから。 だから片方の腕はあっちの世界で、もう片方はこっちの世界にあるので、手を打ち鳴らすことで等価交換をして、練成をするって設定じゃないか と。 賢者の石を求めて旅をするって設定で、、、 ああ 最後まで見てないので、「あの頃僕らはそう信じていた」って言葉の含み意味よくわからない。 まあ 古代の錬金術師は思想を持って科学的に解脱する方法を模索していたと思える。
お礼
>あら ほんとだ 同一の質問者だったんですね。 違いますよ。 kigurumiさん。 同一ではないです。 私は名前を使い分けるからまぎらわしいけど 私で三人目です。 他に私はいません。 おかげで習合や混交されては困るってことがよくわかりました。 あの質問者だって、よりによって私と同一視されたら困ると思いますよ。
- kigurumi
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今で言うなら錬金術師。 一人の人物じゃなくその方面を体系づけようとした集団全体を指すんじゃないかと。 鋼の錬金術師ってあるでしょ? あの思想みたいなものを研究していた集団のことじゃないかと。 その集団がいつの時代からいたのかわかりません。 従って当時が特定できません。 モーセと同時代を生きた人たちだとすれば、アメン教とアテン教が存在していたんじゃないか と。
お礼
こんにちはkigurumiさん。お礼が遅れました。 やっとグノーシス主義です。 >一人の人物じゃなくその方面を体系づけようとした集団全体を指すんじゃないかと。 それ面白いですね。まるで。。。 ところで、ウギ何とかってなんですか?
お礼
回答ありがとうございます。遅くなりましたがお礼です。 >習合した混合宗教型の神 それがヘルメス・トリスメギストスの特徴。 とても参考になりました。