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ゾルゲル法/シリカガラスの作成方法

ゾルゲル法でシリカガラスを低温(1000~1300℃) で作成したいと考えています。 条件等は文献等で調べているのですが、なかなかうまくいきません。 そこでお伺いしたいのですが、ガラスを作成する場合、 加水分解後の液って白濁しててもいいのでしょうか? 粒子が生成してしまうと、シリカの融点は高いので低温で 作成することはできなくなるのではないでしょうか? どうしても低温だと粒子が残ってしまうので、今は加水分解後、ゲル化後ともに透明になるような条件で試しています。 できればゾルゲル法でガラスを作成するときの条件の一例、そのときの溶液の状態など教えていただけると非常に助かります。経験のある方宜しくお願いします。

  • 化学
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みんなの回答

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.2

私も仕事がら、ゾルゲル法を用いて、研究しているが、 石英ガラスの製造は専門外です。 普通スタートは、TEOS(正ケイ酸エチル)を加水分解して 石英ガラスを作るはずです。 文献を見ると高野豆腐状のポーラスが 開いたものが出来るので、型枠に入れて成型して高温で加熱すれば 透明なガラスが出来るとあります。 データーは未記載。 ゾルゲル学会の資料を手に入れて、データーを探してください。 類似物質で、加水分解して、ゲルやシリコン膜を作った事が有るけど 石英ガラスは作った事が無い。(上記は業務以外なので、遊び半分) 高温で解けない、坩堝や、白金の型枠がいるね。 私はオリゴマを作ってるので、加水分解後に白濁したらアウトです。 多種類のシリコーン等を加えて、透明な液体作るのは苦労します。 ガラス屋に聞いたけど、ゾルゲル法から石英ガラスを作るのは 難しいと聞いております。 高野豆腐状が白いのか、透明なのかも不明。液体に水分が有ると 濁る事は、珍しい事ではないです。水が飛べば透明になるかも。 脱溶が終わった時点で、逆に突然白濁することもあるよ。 末端封しが不十分な場合に起こる。 参考になるか、判らないけど?

bussitu
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうなんですよね。データがなかなか見つからないんですよね。 ご親切にどうもありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

一般にゾルゲル法でシリカを作成すると「非晶質」になります。 これを結晶化、ないしガラス化するには高温熔融ないし再度「水熱合成」が必要になります。 他の方法を考えられる事をお薦めします。

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