• 締切済み

「世にも奇妙な物語」のアレは・・・

一昨日「世にも奇妙な物語」を見て思ったことがありました。最初の心臓に爆弾が埋め込まれた・・・という話で最後に、被験者になった学生が実験した"犯罪何とかセンター"の二人をシャベルで襲って逮捕されちゃいましたよね。 で、ここで質問です。この後裁判を開くことになって学生は「大学内でこの上ない恥をかかされた」とか言って裁判長も「そんなことをされてたのなら学生が可哀相だ、無罪にしよう」と言うとしますよね。しかし検事は「学生は爆破スイッチでメガネの実験者を殺そうとしたのだから殺人未遂罪だ」と言ったらこれは認められるのでしょうか?認められないのでしょうか? 解決よろしくお願いします。

noname#109140
noname#109140

みんなの回答

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.7

論文がWeb上で公開されていましたので、リンクさせていただきます。 『不能犯論における危険概念の構造 ― 客観的危険説と具体的危険説 ―』  同志社大学学術リポジトリより http://elib.doshisha.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_detail.cgi?U_CHARSET=utf-8&CGILANG=japanese&ID=TB10161642&SUNO=&HTMLFILE=sr_sform.html&SRC_BODY=1&PID=&CHILD=

参考URL:
http://elib.doshisha.ac.jp/japanese/faq.html
  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.6

#5前提として、  被験者の外見上の行為が構成要件に該当すると判断した場合、不能犯の阻却事由が何であるかと考えた場合、「責任」であると考えられます。  結果発生の可能性がある場合に、『具体的危険あり』とし、現実に爆発の可能性も無いので、具体的危険はありませんので、不能犯とされるのです。  判例においても、抗争事件における頭部被弾による致命傷を負った者に対し、トドメとする日本刀での刺殺事件、警察官の所持する、偶然に弾の込められていない拳銃を使用した事例、どちらも「具体的危険の可能性」があったので、未遂が成立していると考えられないでしょうか。    一般的に、単なるボタンを押しただけで『有罪』と判断されることはありえません。いかがでしょうか?

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.5

殺人罪については「危険犯」ではなく、具体的な法益侵害がないと成立しない「侵害犯」です。 これに関連して、ボタンを押すがごときは具体的な危険発生はなく、そもそも「構成要件に該当しない」という考え方もあります。 具体的危険説は、構成要件に該当する事案についての判断基準であります(形式的客観説(定型説)を補完するもの)。 #2#4様は、結果無価値論からのアプローチをされていらっしゃるのでしょうか…

  • mano5
  • ベストアンサー率32% (189/582)
回答No.4

#1・3さん >結果発生の可能性がある場合に、『具体的危険あり』としますので、現実問題、爆発の可能性は無いので そもそも、「起爆スイッチ」として渡された場合通常人としてはスイッチを押せば爆発することを予見できると思いますが。 このことは純主観説・具体的危険説問わず変わらないと思いますよ。 詳しくは#2のとおり書いてありますので。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.3

#1です。 #2の方は「未遂となる」との判断ですが、純主観説の見解を示しており、通説である具体的危険説を曲解されていらっしゃるように思います。 つまる所、具体的危険説は  結果発生の可能性がある場合に、『具体的危険あり』としますので、現実問題、爆発の可能性は無いので、具体的危険はありません。 法律の解釈論となりますが、不能犯と判断されるのではないでしょうか。

  • mano5
  • ベストアンサー率32% (189/582)
回答No.2

そもそも、あの事例において、正当防衛・緊急避難が成立する余地はないと思います。 不能犯の回答がありますが、あの事例の場合には不能犯も成立しないと思います。 主人公は、爆破スイッチを起爆装置として渡され、インターネット?で調べたところ、爆弾の起爆スイッチであると認識し、行為時もそれが「起爆装置であること」を認識していました。 また、社会通念上、それが起爆装置であればボタンを押せば爆弾が爆発することは予見できるので、殺人罪の実行行為性が肯定できるでしょう。 実際の事件であれば、殺人未遂罪の刑から酌量減軽がされると思います。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.1

殺意をもって行為を行ったとしても、その構造上、人を殺すことができない場合は、「不能犯」として殺人罪には問えません。 もっともわかりやすい例は、死体を人だと思ってナイフで刺した場合、殺人罪では罪には問えません。 判例として、毒薬ではないが、「毒薬と信じて、人に飲ませた場合」などあります。 不能犯 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%83%BD%E7%8A%AF

関連するQ&A

  • ふと疑問に思いました。

    質問をさせていただきます。 もし、殺人をしようと考え被害者の心臓にナイフを突き刺したが、それ以前に被害者は亡くなっていた場合、殺人未遂罪にあたるのでしょうか?または、殺人罪なのでしょうか? 私は、因果関係が成立していないので無罪だと考えるのですが・・・ 良い回答お待ちしております。

  • 裁判官の心変わり

    現在、脚本を書いてまして、架空の話での質問なので、少々現実離れしているかもしれません。 ある裁判官が、殺人未遂事件の被告に対して、有罪の判決を下したとします。被告が殺人未遂を犯したのも事実です。しかし1ヶ月ほど経ってから、裁判官が心変わりし、個人的に被告を自由の身にしてあげたいと考えるようになります。この場合、裁判官は自分の下した判決を取り消し、改めてその被告に無罪を言い渡すことは可能でしょうか? 正攻法だけでなく、方法論として、可能であればそのやり方を教えて下さい。但し、以下の2つの条件が付随します。 1、検事を買収するなど、他の法律家の協力は得られないものとする。 2、控訴するよう被告に促す、というのはナシ。 説明不足の所などありましたら、具体的に言ってもらえれば補足していきます。暇なときによろしくお願いします。

  • 裁判

    ~以下、全部架空の話ですが~ ある殺人事件において、容疑者A氏がつかまりました。 凶器にA氏の指紋があったり、動機も確かにあるなどと、犯人はまず間違いなくA氏であると思われます。そこで裁判で、ほとんど検事側の勝利が決まったときに、もし、犯人が証言で、「指紋だとか、私を犯人と思わせるような証拠を残したのは私以外に見ることが出来ないフィルトラー星人(仮)が私に化けてやったのです。だから私は殺人事件とは全く関係ありません。」 と証言すれば、どうなるのでしょうか??検事側は追究できなくなるのではないでしょうか??ということは、A氏は無罪で釈放されるのでしょうか??裁判ですからケースバイケースだと思いますが、よろしくお願いします。

  • 皆さんが裁判官ならどうしますか

    http://mainichi.jp/select/jiken/news/m20110531k0000m040140000c.html この犯人。 殺そうと思ったって言ってますけど、傷害罪ですね。 こんなやつにどの程度の刑期が必要ですか。 また、こいつの性格直ると思いますか。 謝りに来たと思ったら、自分に謝らせようとしているとわかったので、 殺そうと思ったらしい。 基地外ですかねこいつ。 そうだとすると無罪か。 どうですかね。皆さんが裁判官なら適用罪名は殺人未遂ですか。傷害ですか。 また刑期はどのくらいですか。 それとも基地外と言うことで無罪ですか。 どう思いますか。

  • 名張毒葡萄酒事件

    死刑判決を受けた奥西勝死刑囚は、冤罪 ( 無実 ) だと思いますか? それとも犯人だと思いますか? 私は冤罪だと思います。 40年以上も前に死刑判決を受け、未だに無罪を主張し続けている。 これほど頑なに無罪を主張し続けられるのは、本当に無実だからだと思うのです。 「 実は真犯人である 」 というなら、寧ろとっくの昔に無罪勝ち取りを諦めていると思うのです。 「 俺は無実だ 」 という真実が在るからそれが無罪を主張し続ける糧になるのではないか? また、裁判官や検察からすれば、引っ込みがつかないという事情もあるのでしょう。 本当は無罪だとしても、何十年も前の事件だから今さら捜査のしようがないし、何十年も有罪・死刑だとしてきたものを今さら無罪を認めるとなれば、判事全体・検事全体の恥になるから。 どう思われますか?

  • 死刑判決を受けた奥西勝死刑囚

    死刑判決を受けた奥西勝死刑囚は、冤罪 ( 無実 ) だと思いますか? それとも犯人だと思いますか? 40年以上も前に死刑判決を受け、未だに無罪を主張し続けている。 また、裁判官や検察からすれば、引っ込みがつかないという事情もあるのでしょう。 本当は無罪だとしても、何十年も前の事件だから今さら捜査のしようがないし、何十年も有罪・死刑だとしてきたものを今さら無罪を認めるとなれば、判事全体・検事全体の恥になるから。 引っ込みがつかないとかそんなアホなこと考えてるならさっさと死刑執行しちゃえばいいんです。 本来判決から6ヶ月以内に行わなければならない死刑がここまで執行されないでいるのはこの無罪主張によるところが大きいです。 無罪を証明するためには、新らしい証拠が必要です。 40年も時間があって、無罪を証明する新証拠が出てこないのはなぜですか? 40年も時間があって、この死刑囚じゃない真犯人に繋がる証拠が一つも出てこないのはなぜですか?

  • 心理学のなかの「記憶の妨害」とスキーマについて

    心理学のエキスパートの方いらっしゃたらぜひお願いします。心理学の中で「記憶」「想起」などの研究をしています。でもまだ初心者の学生なので分からないことだらけです。スキーマについても教えて下さい。ある論文の序論を書いている最中ですが早くもいきづまっています。研究の実験内容は、「社会行動の測定-コミュ二ケーションの変容-」です。実験は大学で学生の被験者を集めて行います。ある物語を聞かせてそれを次々に伝えていくリレー再生?でその際にそのストーリー物語に関係ある絵を見せたときの再生率と、関係ない絵を見せたときの再生率と何も見せない場合の三種類です。その際の序論を書くにあたって、記憶の妨害について述べる必要もあり知りたいのです。分かりにくい説明ですみませんが宜しくお願いします。

  • 世にも奇妙な物語

    世にも奇妙な物語という番組と本当にあった怖い話という番組についてです。 本当にあった怖い話(通称:本怖)は本当にあった話ですよね。世にも奇妙な物語は実話なんでしょうか?この2つの番組はジャンルは同じような気がしますが…。ふと気になったので質問してみました。

  • 〔世にも奇妙な物語〕

    随分と前になりますが、〔世にも奇妙な物語〕で、伊武雅刀さんが出演されていた、[ボタン]という話があったのですが、未だに、最後のオチの意味がよく解らず、悶々としております。 話の内容ですが、“大使館の大使暗殺を頼まれた男が、道でボタンがとれ、大使暗殺の為に、銃を構えたところ、袖口のボタンがとれている事に気が付き、「ん? ボタンが…。」”というシーンで終わりました。 自分なりに、この話の意味について、考えてみましたが、”ボタンがとれた事すら気が付かない男が、大使暗殺など出来る訳が無い”という、皮肉った話なのかなと思うのですが、何方か、[ボタン]という話を覚えているという方が居られましたら、教えて頂きたいです。

  • 『世にも奇妙な物語』について。

    10月4日放送『世にも奇妙な物語』の 『あだ討ちショー』(確かこーゆータイトル)の監督さんが誰か知りたいです。 それともうひとつ、こちらも『世にも奇妙な物語』なのですが、 「スマップの特別編」は再放送してしまったのでしょうか?それともこれからするのでしょうか?しないのでしょうか?? ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。