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川上弘美さんの『センセイの鞄』について

 小説のラストで、ツキコさんがセンセイの家に泊まるシーンなのですが、朝になって雨戸を開けると、ヒヨドリがやってくる。その鳥が、ギョー、ギョーと鳴くんですね。本来なら、干よ干よと鳴くはずなのに、どうしてムクドリのように鳴くのでしょうか。  因みに出版社へは問い合わせたことがあります。けれど、無視されました。という事は、文学的な動機付けではないと思います。どうしてなのでしょうか。

noname#81313
noname#81313

質問者が選んだベストアンサー

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  • kigurumi
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回答No.5

No.1です。 >数ある鳴き方のうちから、なぜ著者はギョー、ギョーという音を選んだのでしょうか。馴染みの鳥で言えば、ムクドリだと思うんですね。 ムクドリ、、、確かに。 でも ムクドリだと怖すぎます。 えーっと調べてきました。 何故 ヒヨヒヨではなく、ギョーギョーにしたのか。 下のリンクに書かれているものを読めば、ああ そういうことか とわかるのではないか と。 http://209.85.173.132/search?q=cache:95Jf1LeUUdUJ:www.edagawakoichi.com/LIBRARY/l-bestcellarshosetsuno.html+%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%81%AE%E9%9E%84%E3%80%80%E3%83%92%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%AA&cd=7&hl=ja&ct=clnk&gl=jp 『ここには、センセイが死んだとははっきり書かれていない。しかし、センセイは死んだのである。』 回想シーンで、幸せだった日々を思い出しているツキコさん。 ギョーギョーというヒヨドリの鳴く声に、現実にセンセイはもういない と実感させられるツキコさん。 ああ、、、、、、  モズとかムクドリ。 どっちも怖いです。 ヒヨドリはかわいいけど害虫。 せっせと育てた生産者の畑を食い荒らす。 せっせとセンセイとの思い出を回想しているツキコさんの心の畑に、ヒヨドリが、、、

noname#81313
質問者

お礼

 実は、自分の仮説に自信が持てないでいました。調べていただいたおかげで、その裏付けが取れた事は、本当に感謝します。ありがとう。本当に感謝しています。恐らく、この恩は一生忘れないだろうと思う。

noname#81313
質問者

補足

 インターネットとはかくも便利なものなのですねぇ。まさしく、回答に相応しい。ですが、仰るところまでは自力で辿り着けているんです。だからこそ、問うています。ムクドリではなぜ、いけなかったのでしょうか。怖いから? 害鳥だから? それに、ヒヨドリに鳴かせるという「知らせ」は、本当に必要なのでしょうか。是非とも、回答が欲しいです。

その他の回答 (4)

noname#82568
noname#82568
回答No.4

こんにちはpasscardさん パスカルと通行許可証 情熱のない人は通さないということですかね? 深読みしすぎましたか? 今ロゴスについて考えていたのですが 言葉によらずに成ったものは何一つなかった。 ということは法も言葉だとして 口伝律法・・・声 成文律法・・・肉 これにピュシスとノモスで ・・・ 変わるはずのないピュシスが変わった?

noname#81313
質問者

お礼

 えーと、考えすぎです。ちなみに僕は、ノモスを大切にして生きている者です。IDは首からぶら下がったカードに書いてありました。質問の内容に他意はないです。著作を読んでいるかどうかはあまり関係ないのかもしれません。読んだがゆえに、わからなくなる事ってありますでしょう? ですからお気軽にお答えください。実は、正月以来ずっと考えていて、いつまでたってもわからないのでちゃっかり質問しました。

noname#81313
質問者

補足

 まさか、ヒヨドリのピュシスが変わったのでしょうか。本当でしょうか。本当か……?

  • oilllio
  • ベストアンサー率0% (0/7)
回答No.3

急に雨戸を開けられてビックリしたためです。ブタも驚くとブーブーと鳴かずにゲヒーゲヒーと鳴きます。

noname#81313
質問者

お礼

 驚いたから、ふだんと違う鳴き方をしたということですね。ご回答、ありがとうございます。でも、ツキコさん曰くびっくりさせていないそうです。

noname#81313
質問者

補足

 そのブタは豚舎に飼われているブタでしょうか。もしも野生のブタならば、鳥たちと同様に驚いたら声音を変えず、逃げてしまうと思います。その点は如何でしょうか。

回答No.2

 passcardさん こんにちは。  音韻論としては あり得るという見方です。  ○ ego > e-i-go > eigh > eikh > Ich  ☆ つまりは   ○ ギヨ ∽ ヒヨ  ☆ あるいは ロシア語では g ∽ ch(/ヒ・フ/)のようです。  ○ 横浜 > /よこがま/  Hamlet > Gamlet  Hitler > Gitler  Abraham > Ibrahim > Ibragim

noname#81313
質問者

お礼

可能、不可能からのお答えですね。確かにそのようにも鳴きます。ご回答ありがとうございました。

noname#81313
質問者

補足

 NO.1の補足欄にも書きましたが、理由付けが見つからずにいます。どうでしょうか?

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.1

ネットでヒヨドリの鳴き声 探してみました。 あった。 最初の動画、「ヒヨヒヨ」 だからヒヨドリって言うんですね 知らなかった。 でも、2つめの動画「ギヨギヨ」 でした。 えっと、これ。 http://ja3cf.exblog.jp/1555693/ ギヨギヨって濁っているでしょ? 人によってはこれをギョーギョーって現すのかもしれないし、実際ヒヨドリによっては、こういう歌い方をするのも いるのかもしれない。

noname#81313
質問者

お礼

 実際の聞こえ方で、著者は表現したというわけですね。それは一理あると思います。ご回答、ありがとうございました。

noname#81313
質問者

補足

 ヒヨドリは他の鳥の鳴き真似が上手な鳥ですから、確かに仰るように鳴きます。でも、数ある鳴き方のうちから、なぜ著者はギョー、ギョーという音を選んだのでしょうか。馴染みの鳥で言えば、ムクドリだと思うんですね。ではなぜ、ムクドリではいけなかったんでしょうか。

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