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名前の由来についての質問です。
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- Silky
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再び Silky です。 あれから蔵書を検索していたら、次のような小話が載っていましたのでお知らせします。 アセチレンはフランスの化学者 Berthelot によって名づけられた。 エチルからエチレンと言う名前が派生したのと同じように(C2H5-H=C2H4)、アセチルとの誤った関係に基づいて名づけられた。(C2H3-H=C2H2) この誤解が生じたのはアセチレンが歴史に登場する以前にアセチルが既に知られ、構造もはっきり分かっていたためなのです。 というわけなので、noname#30さんや私の以前の回答もかなり的をえていたようですね。
- Silky
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「こんな由来じゃないかなー」という答えでもいいそうなので、回答してみます。 と言うよりも、noname#30さんの補足になるかと思いますが・・・。 私もアセチル基が出来やすいからだと考えます。 反応機構としては以下に示すように進みます。 C2H2 + H2O → CH2-CHOH → CH3-CH=O この中間の化合物 CH2-CHOH はアセトアルデヒドの誘導中間体です。 CH2-CHOHは専門的にはエノール体と呼ばれ、非常に不安定なため、より安定なケト体と呼ばれる形へと構造変化を起こします。 つまり、アセチレンの名前の由来としては、アセチル基を作りやすい(専門的には、シントンである化合物)化合物だからではないでしょうか。 最後に、私について「専門家」と分類させていただいていますが、正確には「専門家のタマゴ」です。

難しい質問ですね。 まず、 アセチレン[acetylene] は エチン(ethyne)と呼ぶこともあります。 アセチル基のアセチルという言葉は酢=酢酸のの呼び名から由来しています。アセチレンは地球に最初に存在したと考えられていた無酸素有機物の一つで、炭化カルシュウム(カーバイド)に水を加えると簡単に発生するするため、錬金術師の間では極めて古くから知られていたはずです。反応性が激しいガスであるため、酢酸との関連が考えられていたのかもしれません。ちなみに、アセチレンを水と反応させ C2H2+H2O→CH3CHO アセトアルデヒド 酸素を付加すれば CH3CHO+O→CH3COOH 酢酸 となります。 クロロホルム、ホルマリンのホルムは特定の化学構造をさすのではなく、用途を指していたように記憶しています。Formで、植物や動物の組織の保存に使うという意味だったように思います。
- hirolin
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私は高圧ガスの充填工場に勤めていまして、その関係の講習なんかにも行ったことがあって、そういった化学関係の話しも聞いたりしましたが(半分以上寝ていたけど…)、そのうろ覚えの記憶では、たぶんアセチル基化したエチレンとか、そんな感じでエチレンのアタマに違う言葉がひっついてできた名前だったと思います。それにしてもアセチレンの臭いは強烈ですね。昔誤ってゴキブリの殺虫剤が顔にかかった時も吐きそうになったけど、それに近しいものがあります。
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