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お稲荷様の手・・・。

家にお稲荷様を祀っています。ウチの先祖が祀ったようです。 だいぶ傷んでいましたので、一念発起して修復に出しているところです。 ところでウチのお稲荷様は手に何かを持っていたようなんですが、紛失しているためそれが何だったのかがわからず困っています。 今回の修復を機会に復元新調を考え、業者にもわかりしだい伝える予定でしたが、結局ネット上でも手がかりを見つけられず頓挫しています。 今日まで色々調べた結果、最上稲荷だの豊川稲荷だのの違いがあることや、そもそも神道系・仏教系の違い(茶吉尼天等)があることがわかりました。他には翁の姿と天女の姿があることなどですか。 で、手に持っているものとしては・・・ (1)右手に剣で左手に宝珠(白狐に乗って) (2)右手に鎌で左手に稲 の姿があることがわかりました。 しかしウチのお稲荷様は・・・ (1)白狐に乗ってはいず単にお座りになっているだけ (2)天女の姿 (3)左右の手にそれぞれ何かを持っていた様子でなく、胸の前に右手が上左手がその下となって何か棒状のようなものを持っていた形に見える のです。手の形が棒が通る形になっています。 もしやお稲荷さんぢゃナイのでは?!ともよぎりましたが、よくよく見れば衣裳の胸元に稲が描かれています。なのでお稲荷様であることは間違いなさそうなんですが。。 また作業指示を待っている修復業者は『勺』をお持ちになっていたのではないでしょうか?と言っていますが、はっきりした根拠がないため賛同できずにいます。 どなたかご教示お願いします。

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  • yata1746
  • ベストアンサー率45% (18/40)
回答No.2

お祭しているお稲荷様というのは掛け軸などの絵でしょうか?それとも像なのでしょうか? その当たりがよく分からないのですが、とりあえず… 神道のことで言いますと、稲荷神とは宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)であり、稲荷神社の総本社は京都の伏見稲荷大社になります。 宇迦之御魂神は豊受大神と同神であると考えられています。豊受大神は伊勢神宮の外宮に鎮まる穀物の女神で、内宮の天照大神の食事を司っています。 豊受大神の掛け軸には、稲穂を手にした姿が描かれていることもあります。狐がいないのであれば、もしかしたら豊受大神=稲荷神として祭っていたのかも? そもそも稲荷神ではなく別の神だとしたら… 例えば参考のURLを見てください。こちらは天照大神ですが、手にしているものは三種の神器である鏡と剣、そして右手が上で左手が下です。この絵には稲穂はありませんが、天照大神は天孫降臨の際、地上へ降る孫に「斎庭の稲穂」を授け、日の本の永遠の栄えを約束したという神話もあり、決して稲穂と無関係ではありません。 ちなみに茶吉尼天をお祭する仏教系の稲荷は、豊川稲荷が総本社になり、こちらも女神とされています。 結局のところ、神道系にしろ仏教系にしろ、神像というものは色々な容姿で描かれており一概にこうとは言えないのですが、稲穂に関係がある女神とすれば、やはり稲荷神が一番に浮かびます。また可能性としては、先述のように豊受大神、天照大神も考えられます。しかし、普通の家で豊受大神を単体でお祭するというのは考えにくいので、稲荷神か天照大神、稲荷神の最大の特徴である狐がないということを考えると、私は天照大神なのでは、という気がします。天照大神は皇室の祖先の神であり、日本の神々の頂点にある太陽の女神です。一般の家庭でお祭していたとしても不思議はありません。 もちろん、他にも稲穂に関係のある神様はいますので、断言はできません。 そして私も専門家ではないので、参考程度にとらえてください。

参考URL:
http://www.kyoto-singu.com/amaterasuoomikami.JPG
hongyojin
質問者

お礼

現在に至るまで、結局結論が出ずにおります。大変詳細なご回答を賜りありがとうございました!いただいた写真は初見でした。今後、色々と絞られてきた折など再度『教えて!』させていただくかもしれませんが、その節にもご縁がありますれば幸甚に存じます。

その他の回答 (1)

  • mayoino
  • ベストアンサー率37% (432/1143)
回答No.1

最初は菩薩様?とも思ったのですが。 手に何か持っていたようなので、錫杖かしら?と。 稲荷、天女とのあるので、荼枳尼天(ダキニ天)かも。 この方(?)、狐にまたがっていたり、狐の化身だったり、もともとはジャッカルや白虎・・・・。 (何もまたがっていないのも) 持っていた物もいろいろあり。 宝珠や剣、矢、弓、華、錫杖、印を結んでいるのもあるようです。 これ以上は、私は詳しくないので。 ヒントになればと思い、回答させていただきました。

hongyojin
質問者

お礼

現在に至るまで、結局結論が出ずにおります。今後、色々と絞られてきた折など再度『教えて!』させていただくかもしれませんが、その節にもご縁がありますれば幸甚に存じます。ご回答お寄せいただきありがとうございました!

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