最善

質問

沢山、今日は質問してすみません。

人として、最善に生きるとは何でしょう。
最善の理想はどのような物でしょう。

人が最善に生きるにはどうすることが必要でしょう。

回答No.4

welovekobe · ベストアンサー

No2の方が仰りたい「ベクトル」という意味が、私にはとてもよく分かるんです。
私の今までの「哲学」のカテゴリーに関するコメントも、
すべてはそのことを書いているんだと思います。

それを私なりに解釈して説明するとこうなると思います。

１．人として、最善に生きるとは何でしょう。
最も善（良）く生きる。という意味なんですが、それには、「善」の
判断基準がどこにあるのかが、問題です。
その紐が、何ｍあるかどうかは、その紐自体が決めることではありません。
その紐を計る何らかの尺度・基準が、別に必要なんです。
これが絶対的な真理です。尺度・基準というものが、その計ろうとする物
自体に内在していては、それは、自己中心にならざるを得ないのですね。
「自己中心」は「悪」なんですね。

何故そうなのかを、これから説明します。
まず、善とか悪という「価値観」は、人間だけにしかありません。
善なるライオンとか、悪なるタンポポを見たことがありますか？
無いですね。シマウマを襲って食べる悪いライオンさんだ。とか言う場合は、
人間が「勝手」にそう判断しているにすぎませんね。
動物には、「自由意志」がないので、価値観がないのです。
真美善の価値を追求する欲望がありません。ですから、動物には、
秩序的な生活は営めても、「社会活動」や「文化活動」という
創造的な活動と言えるものは、皆無です。
或る鳥が、創造的な独創的な「巣」を考案した！という話を
聞いたことはないですよね。

人間のみに、「自由意志」が与えられています。これを否定できる人はいません。
自由意志とは、「目的」とそれに伴う「行為」を指します。
ところで、人間が、もしこの宇宙に偶然に生まれてきたのなら、
本源的に、その存在価値はあるでしょうか？　無いでしょうか？
どうでしょうか・・・？　答えは、ＮＯです。
目的がないのに、価値があるはずがないのです。

つまり、存在目的＝存在価値＝創造目的なのです。これがベクトルというものです。
ベクトルには、方向と力があるのですが、実は、そこにもう一つ
「目的」が無ければならないのです。

一定の方向性のある物理的化学的運動には、必ず「目的性」があります。
陽子と電子がお互いに相互作用をなすのは、原子形成という「目的」の為です。
目があなたの頭蓋骨に埋まっているのも、「目的」があるからです。
まつげが目のすぐ上にあるのも、目的の為です。
「目的」が先なのです。あなたは、偶然に、突然変異の連続で、
「心臓」が完成し、偶然に、「目」と「網膜」が完成し、
偶然に「胃」「腸」「膀胱」ができあがり、たまたまそれらが、結合したら、
人間になってしまったとでも言いいますか？
おかしいですよね。科学者でさえ、鳥に進化するのに、
いつどうやって、同時に両羽が進化するのか考えられないと言っています。
同時に「いっせいのせいっ！！」とやって、両羽が進化して完成しなければ、
その鳥？は飛べませんから、自然淘汰されてしまいます。
科学者でさせ、突然変異説では、「進化」を説明できないのです。
しかし、目的論を取り入れたら、「進化」を説明できます。
目的があって「進化」させられてきたのです。
だいたいが、目的が無ければ「進化」とは言えないでしょう。
偶然に人間が進化したと信じる人は、「変化論」と言わなければなりません。
「退化」かもしれないんですから・・・・
「目的」があって、初めて「進化」と言う言葉を使えるのですね。

さて、そうなると、自分の意志で生まれてきた人は有史以来誰一人として
いません。これも真実でしょう。だとすれば、
自分の為に生まれてきたと言える人はいません。
ましてや、自分の存在価値を認めようとするのなら、「自分」の価値を
推し量る尺度・基準を「自分」の内に秘めていてはいけません。
創造目的＝存在目的＝存在価値なのです。
その「時計」に価値があるかどうかは、それを作った（使用している）人が
決めるのです。
人間を創造した方の中に動機があるのです。創造の動機があるのです。
創造の目的があるのです。これが「神の人間創造の目的」です。
ですから、「人間が最善に生きる」という場合、それは、価値観の問題なので、
偶然に生まれたものに価値はないのですから、「性善」も「性悪」も
最初からあり得ないんですよ。
故に、「神の創造目的に従って生きる」ことこそが、最善の生き方なんですね。
それ以外にありません、絶対にありません。
なぜなら、何度も言いますように、偶然に生まれた生き物に存在価値は
最初から無いんですから、善悪自体がないです。ましてや、自分の中に
価値の基準を持っていては、これは単なる自慰行為でしかなく、
自己中心でしかありませんから、神の宇宙創造の原理に違反しますので、
「悪」だというほかありません。以上の理由から・・・、

２.人間が最善に生きる為には、
・創造主なる神様をまず信じなければなりません。
（そうでないと理論的に「人間の尊厳性」自体がなくなってしまうから。）

多くの諸外国の憲法（基本法）の「前文」を読まれたことはありますか？
必ずと言って良いほど、神様あるいは、至高なる存在、とか「創造主」とか
言う「言葉」が入っていますよ。
日本人が外国で、神を信じないと言えば、「変人」扱いされる理由が
良く分かりましたよね。存在価値を認めようとするなら、
それは、論理的に「矛盾」するんですよ。
☆創造目的＝存在目的＝存在価値☆
これだけ知っていたら、どんな哲学者とも議論できますよ。

・次に、神様の人間創造の目的を知り、その目的に従って生きる。
これが、最善に生きるためのまず一番大事なことです。
ですから、「聖書」を読み、お祈りをして、また、自分の心に「邪心」が
出てきたら、それを「分別」する生活をしなければなりません。
人間は「自由意志」に基づいて、「責任」を果たさなければなりませでしたが、
人間始祖の性的堕落により、利己的な偽りの愛の血統を受け継いできたので、
本心と邪心という全く相反する二つの矛盾する心を持つようになってしまい、
神様の存在が霊的に分からなくなってしまいました。
ですから、何が善で何が悪なのかも分からなくなってしまったのです。
これを「霊的無知」と言います。
ですから、この問題を解決する為に、人類歴史上、宗教というものが、
常に人間の生活と密接に関係してきたのです。
「宗教」は、神と人間の本来の関係を取り戻す為のものです。
人間始祖がもし堕落しないで、責任を全うし、成長完成して
神の真の愛を完全に相続していたら、真の結婚、真の家庭が造成され、
それが展開されて、真の人類一大家族世界（＝地上天国）が実現されていた
でありましょう。そうなれば、「宗教」なんて、本来いらなかったんですね。
自分の欲望がすなわち「善」だった訳です。
しかし、堕落したので、「宗教」が必要になり、分からない神を信じる
必要が生じたのです。ですから、宗教生活が必要です。
宗教的な生活なしに、「最善」に生きるということはナンセンスです。
自慰行為でしかないんですね。
ですから、単純明瞭に言えば、

「為に生きる」

これを実践されれば、まず人生において、大きな間違いは無いと信じて良いと
思いますよ。

自分勝手に生きるのでしたら、それは、自分なりの「最善」でしかありません。
どろぼうをする人や、人殺しをする人も、その時は自分なりに
「最善」を尽くして、そして、「逃げて」いくのです。
一生懸命なのですね。しかし、それを「善」だと言えますか？
ならば、何が本当の善でしょうか？

結局、上述してきた話に帰結せざるを得ないんです。これしか無いんです。
理論的にそうなんですね。
ご理解いただけましたでしょうか？
しかし、これを信じるのも又あなたの自由意志なんです。

神様もこれを強制しません。出来ないのです。神様が人間に強制できるのなら、
とっくの昔に、元通り、この世は地上天国となっていたでしょう・・・。
しかし、神は、人間に「自由意志」を与えたので、人間にのみ「責任」が
伴うのです。どんな責任でしょうか？「善に生きる」責任です。
それは、神様も干渉できない「責任分担」です。

しかし、それが、人類歴史６０００年以上経った今も、果たせないでいるので、
問題なのですね。終末時代なのです。末法の時代なんですね。
混沌とした時代なのです。
このような時代に来られる方を、「メシア」「キリスト」といいます。
儒教では、「真人」仏教では「弥勒菩薩」
宗教によって、呼び方は違いますが、要は、同一人物です。
人類始祖アダムが失敗したことを復帰するためにこられるアダムです。
ですから、聖書では、イエス・キリストのことを第二のアダムと言ったのです。
今度来られる方は、ですから、第三アダムであり、「再臨主」なのです。

これを信じるか信じないかも、あなたの「自由意志」なんです。
私は当然強制できません。
それでは、今日はこの辺で・・・
長々と、どうも失礼致しました。乱筆・乱文ありましたらどうぞお許しを・・・。

お礼

welovekobeさん　沢山、解りやすく、まとめて教えて下さりありがとうございます。

私は、あまり　キリスト様系や、聖書とはご縁が薄いのですが、おっしゃっている事は、
とてもよくわかりました。

＞長々と、どうも失礼致しました。乱筆・乱文ありましたらどうぞお許しを・・・。
いえ、とんでもないです。とても丁寧に、書いてくださって、ありがとう御座います。

一つ理解がついた感じです。
ありがとうございました。
それと、お返事遅くなってしまいました事、お許しください。

回答No.6

noname#3511

善い方向を向いている。そして、それを個々人が歩くのを、阻止しないことです。混乱が起ころうとも、それは、無意味な混乱ではなくなります。

さっき気づいたのですが、国連で言うところの、「人権宣言」です。

統一的なベクトルというのは、みんなにとってよいことです。個々を満たして（超えて）いるのです。
だけれども、それは、個々の魂を通して、個々に知られうるのです。
魂は、自他、個性を持たないからです。おのおのに個性をもたらすが、それ自体には個性はありません。人間は、そういうシステマティックな構造といえます。
国連の教育運動は、他者の中にあって、いかに自己が犠牲にされないか、他人を犠牲にしないかをといています。その人には、その人の、幸福追求権がある、と。それはいいとおもいます。合目的的であり、理性的です。魂に気づくのは、個人であるからです。
だけれども、人類は、人類だけで幸福に生きていけるわけもなく、自然の同胞を失うことは、統一的な善を失うことになります。統一的な善は、地球的自然で・も・あるからです。宇宙137億年の遺産であり、進行途中です。

自然のなかで、人権が反自然的であれば、人権は淘汰されます。
そのようなことはないでしょう。かつて地球上で、人権が存在していた時期は、あるとみるからです。

お礼

ayamatiさん　何度もありがとうございます。

難しいですね。その時折で、沢山頂いたご意見を、読み返して、その都度色々と
感じ取ってみようと思います。

「善い方向を向いている。そして、それを個々人が歩くのを、阻止しないことです。混乱が起ころうとも、それは、無意味な混乱ではなくなります。」

これは、そうだなぁと、私も思います。

回答No.5

wolv

「人間のみに、「自由意志」が与えられています。（これを否定できる人はいません。）」
その辺の犬や猫だって自由意志をもっているように思います。

再掲になりますが、人から言われたことをただ鵜呑みにするのではなく、 自分で考えて、行動していくのがよいかと思います。 冒頭に書いた文は、最近私が考えたことの例です。ほかにも、私はこんな風に考えます：

「科学者でさえ、鳥に進化するのに、 いつどうやって、同時に両羽が進化するのか考えられないと言っています。 」

発生の段階において、左右対称（相称？）になっていく仕組みはあると思います。右羽を発生させる遺伝子・左羽を発生させる遺伝子が別々にあるわけでなければ、つまり両方の羽が同じ遺伝子(遺伝子群）の存在の結果であれば、同時に羽は左右同時に発生するのに何も不思議はない。

などなどと書き込みたいんだけど、これでは論争になってしまいます…。

うーむ、この発言には問題があるかなぁ。

お礼

wolvさん　ありがとうございます。

ええ、自分も考えます。

遺伝子より、私が問いたいのは、心の部分での最善です。
ので、進化ももちろんふくまれはしますが、思考についてを問うています。

＞などなどと書き込みたいんだけど、これでは論争になってしまいます…。

＞うーむ、この発言には問題があるかなぁ。
そんなこと無いですよ。ブレーキをかけていただいているようで、
それはそれで、OKです。（＾＾
ありがとうございました。

回答No.3

noname#3511

NO.2の文章は、欠点が多すぎると思います。善を語れば、善が百回ぐらい出てきますし、夢を語れば同じくらい出てきます。これを気に、総括し、精練したいと思います。

人が最善に生きておれる理由を、三つに言いたいと思います。

　☆統一的な解釈があること
　☆一生懸命な姿勢を、生まれもって身につけていること
　☆もう一つは、何も知らない純粋さ

だと思います。NO.2は思慮が足りませんでした。この回答の補足に、前回答を、よければ役立ててください。、

お礼

ayamatiさんへ

ありがとうございます。
ちょっと忙しくて、お返事が遅くなりました。

うん、先に書いてくださった部分があるからこそ、この短い分が解りやすいです。
どちらも、大切なご意見です。ありがとう。

回答No.2

noname#3511

最善に最速で向かっていることではないでしょうか。
最も速いというのは、加速していくことで、加速を超えて速いとなると、最速を超えているわけです。最速を超えているというのは、到達している状態です。ワープです。

最善というのは、過去の全てより、善いということで、より善いという事を超えて善いとなると、最善を超えているわけです。

完全に最善を生きるなら、善になりきることでしょう。それは、善自身で、善を満たしているからです。
また、善を超えるものは、善を満たして、さらにはみ出しています。

だけれども、わかりやすい話、最善を尽くすといいます。妥当を尽くすのではありません。適切なのではありません。一生懸命であるということです。一生懸命な姿勢は、人間の最もよい姿です。

　考えるべきは、一生懸命になれない原因です。
原因は、おそらく混乱です。混乱してわからないと言うことが原因です。
わからない状態をなくそうと一生懸命になるのは最善です。わからない状態で、ほかのことに一生懸命になるのは最善です。それは、わかることにつながるからです。

＞最善の理想はどのような物でしょう。
一生懸命な姿勢が、善に向いていることです。
ですから、貧困の中で生きるのに一生懸命な人は、最善ですし、富んでいても、悩むのに一生懸命な人は最善です。不幸を逃れようと一生懸命な人も最善です。
遊びに一生懸命な子どもは最善ですし、ころころと、芝生で転寝する人も最善です。勉強を強いられて、その圧力の下で一生懸命勉強する人も最善です。
一生懸命とは、命を懸けて、一生を生きている姿のことだからです（そのまんまかよ（笑）。

　戦争などで人を殺すのは、統一的視点からすると悪です。個々では善になります。戦争は混乱だからです。統一的な企画（国と国、経済と経済など）で戦争が起こっている現代は、より統一的な視点、態度（人類的な視点、もしくはそれよりも統一的な姿勢）で、その混乱を紐解かなければなりません。　

　だけれども、最も輝く、完全な最善は、自由と、一生懸命が、同時にあるときです。ですから、無理に勉強している人も、大きく見れば、地球の上で勉強しているわけで、ちょっと体を裁くだけで、圧力から逃れれるわけです。一生懸命、地球で生きていけばいいわけです。地球の人も、少し体をそらすだけで、宇宙で一生懸命生きればいいのですし、宇宙の人も、少しそらすだけで、世界に生きればいいわけです。世界に生きている人も、少しそらすだけで、世界を生きる人を超えた状態にあればいいのです。
超えた状態にある人も、すこしそらすだけで、無くなります。
それが、自由です。自由なところで、一生懸命なのが、最善です。
人は、善くなろうとします。
というよりも、善い方向を向いている存在です。性善説ではありません。
向いているだけです。歩けばよいのです。だけれども、個々人で歩くと、いろんな方向が善であるため、行き違いや衝突が起こります。善と善のベクトルが、ぶつかり相殺し、混乱します。（それが、悪ではないでしょうか。悪とは、その本性は善であり、うまくいかなかった善です。善の癌です。がん治療がすすむと、悪の問題も解決に向かうと思っています。がん治療を進めるには、より高いベクトルを見るといいことになります。遺伝子の変形というのは、ひとつの体内で、別方向のベクトルが出現しているということです。それは、進化の原因である気がします。つまり、全体が善に向かっている中で、その中の個々が、置いてけぼりにならないように、進化するのです。むしろ、個々の進化は、統一的な全体の向かうベクトルの中でなされていると考えれます。混乱が、うまくいっているとするなら、混乱を解明することが、わからない状態から脱することになり、混乱は、絶妙に混乱しているはずです。癌は、より加速度的な進化の、ネタになるかもしれません。それは、人体の混乱を統一し、進化（善）に導くということです。何万年も、かける必要がなくなるかも、ということです。）
ですから、より次元の高い（より全体的な。小さい世界も大きい世界も、数多い世界も、希少な世界も含むということ。個別を支配する、背景が見える場所の）統一ベクトルを見るのが、人としては最善です。

しかし、地球規模のベクトルを見れば、地球の問題はなくなるでしょうか？宇宙的には無くなりません。地球の背景は宇宙であり、宇宙と地球は地続きだからです。宇宙的に見ても、世界的にはなくなりません。無いから見ると、無くなります。それが最善です。最善を、尽くしているのです。

今読み返すと、ずいぶんわかりにくい、へたくそな文章です。

お礼

ayamatiさん、沢山ありがとうございます。
おっしゃってること、ぼやぼやっと、なんとなく解ります。
いろんな視点から、最善について書いてくださったので、
張り詰めてた気持ちが、正直落ち着きました。
ありがとうございます。

回答No.1

wolv

６０億の人がいれば、６０億通りの最善の生き方があるはず。
ひとつだけをあげて、「これが（誰にでも共通の）最善の生き方だ」
という事はできません。いや、（物理的に）言うことはできますが、
その言葉にあまり意味はないような気がします。

人として、の他に、
血縁関係にある、と言う意味での「家」として
地域社会（町）市、国、地球上の人類、生命体、
などなど、いろんなレベルごとに、最善とはなにかは違うだろうし、
１日、１年、１０年、１００年、…、１００００００００年
のどの期間を考えるかによっても違ってくると思います。

人から言われたことをただ鵜呑みにするのではなく、
自分で考えて、行動していくのがよいかと思います。

最善でなくてもいいと思います。最善であることにこだわって、何もできなくなってしまうのは、最善からかなり遠いことであると思うから。

お礼

wolvさん　こんなわけのわからん質問に、アドバイスありがとうございます。

＞最善でなくてもいいと思います。最善であることにこだわって、何もできなくなってしまうのは、最善からかなり遠いことであると思うから。
白か黒しかない、グレーを持ち合わす。
いいか、悪いしかない　中ほどを持つ。

深い回答をいただきました。ありあがとうございます。