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”はなし”の表記 ”話”?”話し”?

”はなし”の表記ですが、名詞として表記する時は”話”が 正しいと思います。 ”はなし上手は聞き上手”という表現ですが、”話上手は聞き上手” ”話し上手は聞き上手”という表記が、辞書によって違うようです。 これはどういうことでしょうか。 ”話上手は聞き上手”と表記している場合は、名詞として。 ”話し上手は聞き上手”と表記している場合は、動詞(連用形)として 考えられているということになるのでしょうか。 でも、”はなし上手”の”はなし”は、動詞ですよね。。。? それとも名詞に送り仮名がついているのでしょうか。

みんなの回答

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.3

「送り仮名の付け方」では、「ハナシジョーズ」の「話」の送り仮名の付け方は、次の手順で決められます(複合語なので、通則4を適用するのではありません)。 通則7が適用できる場合 → 「話上手」 通則7が適用できない場合 及び 通則7を適用してよいかどうか判断しがたい場合 → 通則6を適用する。   通則6の本則を適用する場合 → 「話し上手」   通則6の許容を適用する場合 → 「話上手」  通則7 複合の語のうち、次のような名詞は、慣用に従って送り仮名を付けない。   〔例〕…… 合図 合間 植木 置物 建物 織物 貸家 敷石 敷地       敷物 立場 建物 並木 巻紙 ……  通則7の(注意) 通則7を適用する語は、例として挙げたものだけで尽くしては   いない。したがって、慣用が固定していると認められる限り、類推して同類の   語にも及ぼすものである。通則7を適用してよいかどう判断しがたい場合は、   通則6を適用する。  通則6 本則 複合の語(通則7を適用する語を除く。)の送り仮名は、その複合   の語を書き表す漢字の、それぞれの音訓を用いた単独の送り仮名の付け方によ   る。    〔例〕…… 入り江 飛び火 合わせ鏡 預かり金 教え子 生き物        落ち葉 ……   通則6 許容 読み違えるおそれのない場合は、……送り仮名を省くことができ   る。    〔例〕…… 入江  飛火  合せ鏡  預り金 ……  「ハナシジョーズ」が「合間・置物…」と同類と判断できるなら「話上手」、 できないなら「話し上手」となります。本則「話し上手」 許容「話上手」  となるのでしょう。具体的には、小学生には「話し上手」と書くように指導し、 中学になったら「話上手」でもよい、と指導するのでしょう。  なお、公用文における漢字使用等については、1981年10月1日内閣官房長官から各省の事務次官あてに 、同日付けの「事務次官等会議申合せ」の実施を求める通知(内閣閣138号)に「送り仮名の付け方について」があり、   活用のない語であって読み違えるおそれのない語については、……通則6の   「許容」を適用して送り仮名を省くものとする。 とあり、公用文では「話上手」となります。  また、法令における漢字使用等については、同様のことが、1981年10月1日内閣法制次官から各省庁事務次官あて出された通知(内閣法制局総発141号)にあり、多くの法令用語例が挙げられています。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.2

このサイトで、このような質問がされる度に、国語の漢字と仮名を用いた表記法に「不信感」を次第に強めています。たぶんまだ勉強中の若い人に対して、このような発言をするのはよくないことだと言われることでしょう。従って以上は忘れて次の回答を読んでください。  昭和四八年内閣告示第二号「送り仮名の付け方」は、常用漢字表の告示にともない、昭和五十六年内閣告示第三号によって一部改正されました。その特徴は「本則」の外に「例外」「許容」が多く、首尾一貫していない場合がしばしば起こります。  ご質問の「話上手」と「聞き上手」も、その例ですね。「話+上手」も「聞き+上手」も複合名詞です。「話し」は「話」でもよいと「例外」で認めています。  「送り仮名の付け方」の2の「活用のない語」の通則4の本則「活用のある語から転じた名詞……は、もとの語の送り仮名の付け方によって送る。(動き、届け)  とありますが、「例外」として「次の語は、送り仮名を付けない。」とも言っています。(係、話)  さらに、動詞の意識が残っているような使い方の場合は本則を適用する、としています。  しかし、「許容」が続いており、「読み間違えるおそれのない場合は、次の()の中に示すように、送り仮名を省くことができる。」と言っています。(曇り〔曇〕、答え〔答〕)  というわけで、「話し」は「話」でもいいということになります。

参考URL:
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000001765&clc=1000000068&cmc=1000003931&cli=1000004495&cmi=1000004523
  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 >>>辞書によって違うようです。 そうですね。 大辞林、大辞林では、「話し上手」となっていて 広辞苑では、「話上手」となっています。 >>> ”話上手は聞き上手”と表記している場合は、名詞として。 ”話し上手は聞き上手”と表記している場合は、動詞(連用形)として 考えられているということになるのでしょうか。 動詞の連用形であるととらえるべきです。 話している内容のみを表している言葉ではないですからね。 ですから、厳密に言えば、「話し上手」あるいは「話(し)上手」としていない広辞苑の記述は、あまりよくないです。 広辞苑では、たとえば、「もうしこみ」の見出し語も、「申(し)込み」とも「申し込み」ともなっておらず、 「申込み」だけになっています。 これも、あまりよくないです。 以上、ご参考になりましたら幸いです。

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