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中国の明・清代の庶民は紙幣か銅銭か銀,何を使用しましたか
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清時代を描いた映画には、銀貨(コイン)のほかに商売人が扱う銀貨幣として下記のようなものがよく現れます。銀元宝(とか馬蹄銀と呼ばれることも)。 http://detail.china.alibaba.com/buyer/offerdetail/103276455.html 下記の質問でも同様の貨幣が紹介されています。 http://okwave.jp/qa4071326.html 餃子はお金をあらわすといわれますが、このような形のお金を模しています。 正月など、ほんとうにコインを餃子に1つ2つ入れ、コイン入り餃子を食べた人の新年の発財(金運があがる)であろうことをたたえ、新年を祝います。 紙幣は偽造と紙の耐久力の問題から、この100数十年のあいだにしか出てないのではないでしょうか(手書きの特殊な貨幣価値をもつ証書や票を除いては)。 ちなみに日本の銅線はその後東南アジアへも輸出され、大量に銅銭を輸入したベトナムの通貨ドンの呼び名になったといわれます。ベトナムは昔漢字圏でした。 「銅」は昔の中国語語の読みを残すと呼ばれる南部中国語では、dang/tung/tungなどの発音なので、あながち嘘でもないと思います。
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- jayoosan
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時代を考えると、日本の江戸時代も中国の清朝も朝鮮半島の李朝も、貨幣はありましたが現代の国家のように統一貨幣を徹底していた(できていた)訳ではなかったと思いますよ。 メキシコ銀は表向き東洋における対外貿易用貨幣として使われていたもので、国内でも使用したというのは現代のような庶民がこの銀貨を当たり前にもっていたわけではなく、兌換/決済の上で国内でも(お上や一部商人の間で)流通したという意味だとおもいます。 さらにグレシャムの法則に気がつく人は多く、ドルなども含め多くの外貨が入っていたと思います。 清朝末期には、西欧の干渉がはじまり、上海など事実上外国になってしまった地域では、さまざまな通貨が持ち込まれたと思います。 日本も日清戦争の頃には、現在の韓国の釜山に日本商人が大量に進出してすでに日本人街を作っていたことが、イザベラバードの旅行記に書かれています。 そこでは、地元のお金ではなく日本の貨幣が信用度が高く流通しており、西欧貿易商は日本の貨幣で取引を行い事実上釜山での標準通貨となっていたようです。日本人街はきれいでその外側は汚い。朝鮮人たち日本人街に近づけず、彼らがいつも日本と日本人の悪口を言っていたことが書かれています。
- kusirosi
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明は、銅貨の使用を禁止して紙幣の使用を義務付けた。 明を滅ぼした清は銅貨の使用を復活させた。 ※慢性的な銅貨不足で、その質の良さから、日本の寛永通宝を輸入して使用したことも、あったという。 (鎌倉・室町時代は、中国から銅銭を輸入していましたが、江戸時代は、逆に輸出していたんですね^_^; この為、寛永通宝は清と貿易する東・東南アジアの国々で基軸通貨の一つとして扱われたという(@^^)/~~~
お礼
中国は領域が広範囲ですので明「紙幣の使用」、清「銅貨の使用」をベースに考えれば結構ですね。ありがとうございました。
補足
では、一応は明代では銅銭を使用せず紙幣が流通していた、清代では銅貨が流通していた、庶民はそれを使用していた。という程度でいいのですよね。当然銀貨も流通していたということで。
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グレシャムの法則を考えつつ、銀の流通と銅銭の庶民による使用とアバウトに考えればよいみたいですね。どうもありがとうございました。
補足
>下記の質問でも同様の貨幣が紹介されています。 参照ありがとうございます。江戸時代の丁銀・豆板銀などと同様なものが清代には流通していたわけですね。それに銅銭も使用されていた、OKにも書いてあったように、結局「庶民は両方使用していた」ということでよろしいのですよね