標準報酬月額等級と実給与の差額が大きい時の対応
社会保険関連の業務をしている方、社労士の方、有識者の方、ご助言頂ければ幸いです。
標準報酬月額の等級と実際の給与の差額が20万円ほどあり、社会保険料が数万円違い、生活を圧迫しています 。対策あればご助言いただければ幸いです。
勤務形態は裁量労働なのですが、標準報酬月額について、2014年の算定月に勤務過多から、裁量労働が外れ、時間外が150時間超え/月などだったため高額な残業代が出ました。
そのせいで、普段の支給額よりも20万円ほど高い等級の社会保険料を支払うことになりました。2014年は固定的賃金に変動がなく同じ額を払い続けています。
また、2015年は4月~7月9日は休職をしたため、年次の改定が行われず、今年も従前の月額を引き継ぐことになりました。
さらに、今月7月、赴任手当てなどの減少で差額が増える予定です。
今月7月は手当て減少で固定的賃金の変動があるのですが、残念ながら勤務日数が15日となり、17日に満たないため、算定基準の月に該当しません。
来月から17日以上勤務しますが、来月は固定的賃金の変動がありません。
東京で持ち家無く、妻子を養う一般会社員で保険料数万円の違いは切実です。
対策があったらご助言頂きたくよろしくお願いします。
(随時改定を自ら申請できるケースがある、や、還付金など)
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(サマリ)
・標準報酬月額
\620,000
・現在の額面支給額(2015年7月から)
\300,000程
・算定された時点
2014年4月~6月
・休職期間(無給期間)
2015年4月~7月9日
→4~6月が無給のため、2015年度は改定がされず、
月額は62万円の従前引きつぎとなった
・固定的賃金の変動(減少)
2015年7月に赴任手当てなどが減少
→勤務日数15日で17日未満のため随時改定基準にならず
8月は勤務日数は満たすが固定的賃金が変わらず随時改定の対象外
(賃金変動 金額はイメージ)
年月 固定給 変動給 額面支給額
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2014年4月 \350,000 \270,000 \620,000
2014年5月 \350,000 \270,000 \620,000
2014年6月 \350,000 \270,000 \620,000
2014年7月 \350,000 \ 70,000 \420,000
・・・
2015年3月 \350,000 \ 70,000 \420,000
2015年4月 無給
2015年5月 無給
2015年6月 無給
2015年7月 \300,000 \ 0 \300,000 ← 変動有り 随時改定対象外
2015年8月 \300,000 \ 0 \300,000 ← 変動無し 随時改定対象