• ベストアンサー

宇治拾遺物語の中で「これも今は昔、田舎の児の比叡の山へ…(中略)…うたてしやな」

宇治拾遺物語の中で、「これも今は昔、田舎の児の比叡の山へ…(中略)…うたてしやな。」という古文の、最後の「うたてしやな」は、誰の立場にたっての見解でしょうか?作者でしょうか、僧でしょうか? それと、その文中にある「桜のめでたく咲きたりけるに」の現代語訳は、「桜が見事に咲いているところに」でよいのでしょうか? それとも、「桜の立派に咲いているところに」でしょうか? どちらでもよいので、わかった方は、教えてください!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#96295
noname#96295
回答No.2

語り手のように思います。 宇治拾遺物語の全体に、生き生きとした語りが感じられます。とりわけ助詞のつかいかたなどにです。 うたてし・やな(情けないことよなぁ/嘆き) もそうですし、咲きたり・ける・に(咲いていたのだったが/回想または伝聞) もそうです。 叙述がナレーションでできあがっているのですから、登場人物である僧つまり三人称の気持ちが「うたてしやな」のように表されているとしたら、自由話法になってしまいますが、全体としてそういう話法の傾向のない素直な書物と思っています。 めでたしは愛でるべきであるの意味だそうですから、 立派にでも見事にでもすばらしくでも美しくでも良いのではないでしょうか。

その他の回答 (1)

  • ojisan-man
  • ベストアンサー率35% (823/2336)
回答No.1

すみません、あくまで素人考えということで・・・ 「うたてしやな」はいろいろ意味があるようですが、この場合『気にくわない、情けない』といったやや否定的な意味にとるようですね。 僧が期待していた風流な答えではなく、現実的な答えが返ってきてがっかりといったところでしょうか。ですから僧の感想ですね。 「桜のめでたく咲きたりけるに」は「桜が見事に咲いているのに・・」でいいのではないでしょうか。

関連するQ&A

  • 宇治拾遺物語の中の・・・

    宇治拾遺物語のなかにこんな文があるんですが・・・ “これも今は昔、ゐなかの児の比延の山へ登りたりけるが、桜のめでたく咲きたりけるに、風邪のはげしく吹きけるを見て、この児さめざめと泣きけるを見て、僧のやはら寄りて、「などうかうは泣かせ給ふぞ。この花の散るを惜しうおぼえさせ給ふか。桜ははかなきものにて、かくほどなくうつろひ候ふなり。されどもさのみぞ候ふ」と慰めければ、「桜の散らむは、あながいちにいかがせむ、苦しからず。わが父の作りたる麦の花の散りて、実の入らざむ思ふがわびしき」といひて、さくりあげて、よよと泣きければ、うたてしやな。” カギかっこのあたりから意味があまりとれません・・・。それと本文中に「うつろひ候ふなり」の『候ふ』と「さのみぞ候ふ」の『候ふ』はそれぞれ丁寧語と謙譲語や補助動詞のどれすか?わかる方、ご説明の程、よろしくお願いします。

  • 宇治拾遺物語 巻11-9 空入水したる僧のこと 

    宇治拾遺物語 巻11-9 空入水したる僧のこと  の現代語訳を 教えてください。 よろしくお願いします。

  • 「桜の散らむ」の「む」

    宇治拾遺物語より これも今は昔、田舎の児の、比叡の山へ登りたりけるが、桜のめでたく咲きたりけるに、風の激しく吹きけるを見て、この児さめざめと泣きけるを見て、僧の、やはら寄りて、「など、かうは泣かせたまふぞ。この花の散るを惜しうおぼえさせたまふか。桜ははかなきものにて、かく程なくうつろひさぶらふなり。されども、さのみぞさぶらふ。」となぐさめければ、「桜の散らむは、あながちいかがせむ、苦しからず。わが父の作りたる麦の花散りて、実の入らざらむ、思ふがわびしき。」と言ひて、さくりあげて、「よよ。」と泣きければ、うたてしやな。 の児の発言の「桜の散らむ」の「む」はどういう意味でしょうか? 「桜が散ること」といった意味になると思うのですが、助動詞「む」の主要な意味には 適切な訳がないような気がするので、おかしいなと思い質問させていただいたしだいです。

  • 宇治拾遺物語の現代訳ができない・・・。

    宇治拾遺物語をじぶんで現代訳しているのですが、どうも話が違うような気がします。本当の訳と見比べてみたいのですがなかなか現代訳の載ってるサイトがみつかりません。どなたか教えていただけないでしょうか?

  • 宇治拾遺物語の現代語訳

    宇治拾遺物語、第129話の現代語訳が知りたいのですが 訳が載っているサイト知っていましたら教えてください。お願いします。

  • 宇治拾遺物語の本文

    宇治拾遺物語で、本文が「今は昔、唐の辺州に一人の男あり。~命終わるに、いよいよ心、仏を念じ入りて、浄土に速やかに参りてけり。」とあるのですが、中略(~)の部分がわかりません。 ネットで調べてみても、全然見つかりません。 今日中にわからないといけないので、この本文または本文が載っているサイトを知っている方、返事お願いします。

  • 宇治拾遺物語についてのこと。何度もすみません!

    以前宇治拾遺物語の現代訳のサイトを紹介していただいたのですが、載っていない現代訳があり、その現代訳を探しています。一つ目は「今は昔、大隈守なる人、国のまつりごとをしたため行ひ給ふあひだ、郡司のしどけなかりければ、・・・」二つ目は「むかし、備中の国に郡司ありけり。それが子に、ひきのまき人いふありけり。・・・」の二つです。どなたかこの二つの訳が載っているサイトをご存知でしたらぜひ教えてください。お願いいたします!

  • 宇治拾遺物語の現代語訳

    宇治拾遺物語の 「そこは物すむ所にてなんありける。 大きなる池の釣殿に・・・・ ・・・・・この男をただ一口に食ひてけり。」 の現代語訳をどなたか教えてください。 学校のテスト範囲なので現代語訳を知りたいのです! お願いします。

  • 【宇治拾遺物語の現代語訳について】

    こんばんは。 宇治拾遺物語の巻十、一一四 伴大納言燒應天門事 の現代語訳を知りたいのですが… 載っているサイトでもいいので教えていただけないでしょうか? ちなみに本文は「今は昔、水の尾の御門~いかにくやしかりけん。」までです。

  • 宇治拾遺物語の現代語訳って………

    古典で宇治拾遺物語の「今は昔、大隈守なる人、国のまつりごとをしたため行ひ給ふあひだ、郡司のしどけなかりければ…」で始まるお話を勉強しています。 自分なりに単語を調べて現代語訳に挑戦してみました。ですが言葉のつなぎなど、やはり難しく自然に訳せません…。そこで自分の現代語訳と本当の(?)現代語訳を比べてみようと思い現代語訳の載ったホームページを探していたのですが、このお話の載ったものがなかなか見つかりません。もしこのようなホームページを知っている方は是非教えて下さい。それとも現代語訳は本でしか載っていないんでしょうか?教えて下さい。