本のタイトルを教えて下さい!!
最近もう一度読みたいと思っているのですが、タイトルが思い出せなくてとても気になっている本が二冊あります。(以下長文になっています。すみません。)
一冊目は児童文学で『~と風のサンダル』と言う様なタイトルだったと思うのですが、話の内容は主人公の太っていて運動が苦手でいじめられっ子の男の子が、足の速い(主人公のお父さんだったと思う)男性に連れられて旅をする…といったものだったと思うのですが、何しろ読んだのが三十年以上前で、出だしの部分しか読んでいないので詳しい情報は何も書けません。当時読書好きの友達に勧められて読んだのですが、学級文庫だった為、間もなくクラス替えと共に読めなくなってしまいました。続きが以来ずっと気になっています。
二冊目は、これまた二十年程前に読んだ本で、作者は違星北斗さんか鳩沢佐美夫さんだと思うのですが(お二人とも夭折したアイヌの作家です。混同しては失礼なのですが、同時期に知ったので記憶が曖昧です。)こちらの本編には、作者の自伝と自伝的な小説、そして明治か大正時代の話だったと思うのですがアイヌの社会が和人化していく過渡期の物語で、和人の生活や若者に憧れているアイヌの少女(シュモンと言う名前だったと思う)が主人公の物語が載っていました。
何よりも印象的だったのは、この本の冒頭に載せられていた序詩「シララのうた」です。
「シララのうた」で検索すれば本のタイトルが分かるのではないかと検索してみたのですが、見つからず「うた」を「歌」に変換してやっとみつけたのがこちらです。
http://d.hatena.ne.jp/somamiti/20050308
加藤登紀子さんがこの歌を歌っている様ですが、この歌の元になったのが私の探している本に載っていた詩だと思うのです。内容は、ほぼ一致していますから。引用した解説の様にはこの詩の中には、“ シロカニペ ランラン ピシカン、コンカニペ ランラン ピシカン…”という文言は出てきません。唯、私の持っていた印象と違うのは、シララはがらんどうになったのではなくて、透き通っていったのではなかったかと。(蝉の抜け殻とも違って。)それから短い詩なので分かりませんが、男性はシララに恋していたけれど恋人にまではなっていなかったと思う。勝ち気なシララに拒絶されていたから。でも両思いだったのかな…という印象はあります。まだ大人になる前の少女が「彼」を意識しているからこそ冷たくしてしまうような。
どなたか心当たりのある方、どちらか一冊だけでも結構ですのでこれらの本のタイトルを教えて下さい。よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まさに探していた本でした。 また、参考URLまでありがとうございます。