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ヒンディー語・ウルドゥー語に関する疑問
- ヒンディー語とウルドゥー語において、他動詞の過去形に主語の変化があることは理解できたが、現在形・現在進行形でも主語が変化する場合があることに苦しんでいる。
- 英語には他動詞の主語の変化がある動詞の例があり、ヒンディー語やウルドゥー語でも同様のパターンがあるのか知りたい。
- ヒンディー語やウルドゥー語で現在形・現在進行形において他動詞の主語が変化する一定のルールや特定の他動詞があるのか教えてほしい。
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私はカシミール語がさっぱり分からないのですが、ヒンディー・ウルドゥー語に関して。 簡単に説明すると、例えば日本語で「私は驚く」を英語で言うと、「私は驚かされる」、「私は疲れる」を「私は疲れさせられる」と受動態で表現されるように、「日本語の直訳とは違う文法表現」なのです。 この「have」「need,want」「know」「understand」に関して、ヒンディー語(ここでは英語で書きます)ではこれらの表現を日本語に直訳したときに、 I have~=私の元に~がある(ヒンディー:mere pas~hai) I need(want)~=私に~を欲する(ヒンディー:mujhe~chahiye) I know(understand)=私に(~の)所在がある(ヒンディー:mujhe~ka pata/maalum hai) というふうに「私は」ではなく、「私の元に」「私に」で表現するためです(現在形で目的語が一つの文を例にして)。 但し、I know/understandは他動詞でも表現できるので、いつでも「知っている・理解している=私に(~の)所在がある」ではありません(但しunderstandは自動詞扱い)。 他にI feel~やIt seems/ looks~という「~みたい(~と)感じる」も「私に~(ということが、という感じが)くっついている(ヒンディー:mujhe lagta hai)」という表現になります。 あと、「怒る」・「嬉しい」の表現の一部(形容詞?でも表現できるので)、「残念だ」等、感情に関する表現で「私に~(という感情)がある(ヒンディー:mujhe~hai)」という形で表現するものがあります。 あと英語で言う助動詞ですが、「~しなければならない(I must / have to~)」も「私に(ヒンディー:mujhe)」で表現しますが、これは自動詞でも他動詞でも主語が変化します(「私」が主語ならmujhe)。 また、「doは過去形・完了形では主語の形が変わる」のは、大半の他動詞に関して言えます(ご存知のように「主語+ne」で表現)。 ヒンディー文法=日本語や英語の文法でないことをしっかり理解して覚えていくと理解しやすくなるかもしれません。
お礼
回答、有難うございます。 専門家の方から、非常に分かり易く解説して頂き、本当に嬉しいです!!! ヒンディー語は図書館で調べたのですが、過去形の件を読んで「カシミール語と同じ…かも?」との考えから、質問させて頂きました。 御回答から、ある一定のルールを読み取る事が出来、すっきりと納得致しました。 動詞は無限にありますので、後は実際に会話をしながら徐々に覚えて行きたいと思います。 お忙しい中、回答を下さり有難うございました!