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日本人に復讐・報復心がないのはなぜ？
東京大空襲・広島・長崎の原爆投下。多くの民間人が一瞬に亡くなった。自身の子供や恋人、肉親の死に対して、大きな憤りを感じたはず。しかし、私の知る戦争体験者からもその遺族からも復讐や報復を言う方はおりません。しかし世界は、報復と復讐がさらなる報復や復讐を生み出し、悲惨な戦争がなくなるどころか、ますます激しくなっています。そこで、日本人の感覚・宗教観などをわかりやすく解説できれば、復讐心を克服し、真の世界平和に役立つのではないかと思います。皆さんはどのように考えますでしょうか？
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日本人にも復讐心・報復心はあるんじゃないですか？ 人間ですから。 東京大空襲・広島・長崎の原爆投下などに今でも怒りまくっている人は沢山いると思いますが。 拉致問題とかカルト教団のテロに対しても、日本人は怒りますよね？ テロをしたカルト教祖に対して、憎しみに対して憎しみでこたえてはいけない、なんて言う人がいるでしょうか？ もっと庶民的な話で言えば、恨みを晴らす気持ちがないなら、TVで必殺ものなどが流行るはずがないでしょう。 ただ、原爆に関しては、復讐心がアメリカではなく原子力に向いたような気がします（何故かは分かりませんが、やはり力の差ですかねえ）。「アメリカを許すな！」ではなく「原爆を許すな！」の方向で。 もちろん、原子力はうっかり扱うと大変なことになりますから異議を唱えるつもりはないですけど。 何にしても、単なる「解説」で復讐心を克服するのは難しいのではないでしょうか。復讐心は死の恐怖より強いですから（「あいつに復讐できるなら死んでもよい」という人は沢山います）。 何しろ、日本人と一言で言っても、1億を越えているのですから、いろいろな考えがありますよ。復讐心のない人もいれば、凝り固まった人もいます。 私個人としては、そういう心が出てきたときは、自分を傷つけるから、という理由で解消するように努力はしてますが、難しいです。 momoko3さんは大きな憤りや復讐心を持ったことはないのですか？
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）
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罪悪と責任と追求する思考と意見を持ち、日々生活しております。 怒りをもっていて、償いを追求したいとは存じておりますが、復讐や報復は適当ではないと存じます。 日本人の伝統的な心性の更なる開発、成長に努力しております。 このことは文化の多面の中で可能です。 各民族とその文化の理解しあいと、と普遍化は私たちの大きな課題です。それと戦禍に関する責任の追及と反省・認識を求めることとは異なります。無論、復讐や報復とは次元の違うことです。 1) 事情を忘却している人たちも居ること、無視している人たちも居る事は承知しております。 2) 大東亜戦争勃発の経緯と事情の理解が、私から見れば不十分な方がおられることも知っています。 3) 敗戦後の、柔軟と従順の中で、占領政策による歴史観による教育と宣伝から出られておられない方のいることも知っています。 4) アメリカなどのいいところだけを、日本の失敗を対照させている方も知っております。 5) アメリカなどとの関係が、わが国の命運となっていることを過大に恐れている方も知っています。 6) 単に事情を知らないだけの方も知っております。
お礼
ご回答ありがとうございました。その通りですね。今回皆様からいただいた回答を何度も読み返し、krya1998様の意見がそのほとんどです。 ＞各民族とその文化の理解しあいと、普遍化は私たちの大きな課題です。 そうですよね。今後その普遍化を確立して、後世につなげていければと思います。
どれだけ自衛隊や装備を強化したところでアメリカには勝てそうもないからです。 強い人間に逆らわない。人間の本能のようなものでしょう。 強いものに命乞いをしてアメリカの弟にしてくださいと頼むのは別に恥ずかしいことではありません。 拉致問題の被害は原爆と比べ物になりませんが、原爆のそれの何倍もの恨みを日本社会は北に対して持っています。 核を持っているとはいえ北は日本でより明らかに弱い弱小国だから。 弱そうな人間になめられたら誰だって腹が立ちます。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- jacta
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半世紀以上経ってもいまだに復讐・報復心を絶やさない隣国の連中に比べて、日本人の民度ははるかに高いからです。 ただし、現在進行中の事態に関しては、まったく事情が異なります。
お礼
ありがとうございます。その民度が高いのがなぜなのかが気になります。
- asaasa1961
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アメリカが怒りの矛先を戦争を行った軍人に向けた教育を行ったからだと思います。 原爆投下の一般人大量虐殺は、りっぱな戦争犯罪だと言われていますが、同時に復習出来ないくらい国力を奪われたのも事実です。 現在の日本の発展もアメリカのおかげだと言う事があり、 どちらかというと、そちらの方が重視されて、アメリカに対して 復讐心を持たないのでしょうね。 それに、事実今日本は、アメリカの核の傘の下に守られているのも 事実です。
お礼
ありがとうございます。大変参考になります。アメリカに対する憎しみより、感謝の気持ちが勝ったということでしょうか。
- yamame17gou
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日本が仕掛けた戦争であることを知っているからです。
お礼
ありがとうございました。
- kaori7774
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ゞ(゜゜*)アノー 復讐をしているのが少数派ではないかと考えますが… 宗教観で復讐を肯定しているのはイスラム原理主義の、しかもその中の 一部過激派だけで、他の民族、宗教でも肯定はしていません 少なくとも私の知っている限りでは・・・ その一部の人たちの行動が過激で、世界は自分と国民の命を守るために 対抗せざるを得ない 今、世界を騒がせているイスラムとアラブの戦いは、 宗教というものが生まれたときからのいがみ合いで、世界が狭くなった ゆえに目に付くだけで、もう2000年以上の確執です。 私に言わせたら、中東の膨大な原油さえなければ、つまり石油利権さえ 無ければ、そして世界に迷惑をかけないなら、どちらかの民族が滅びるまで 勝手に殺しあっていていなさいとまで言いたいですね、 何しろイスラム教の教えが全てで、ほかの意見は一切関係ないのですから どれだけ世界が調停に乗り出しても、あっという間に破棄される。 彼らに他の価値観は通用しません。 それと老婆心から一言 世界が耳を傾けるのは力とお金と外交力を持っている国の意見で、 日本のみにしか通用しない価値観に耳を傾けるほど、世界の国々は 暇では無いと思いますよ。
お礼
確かにそうですね。絶対神の原理主義が理想や平和を笠に着て、裏には利権と物欲で動きながら非常に複雑に絡み合っている外交に、理想主義は通用しませんが、何か日本ができた成功事例みたいなものを参考にしてくれる指導者がいつか現れるのを期待したいですし、メッセージを発信できればと思っています。
- pmmp
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広島、長崎への原爆での攻撃をする前に、ラジオやビラで新型爆弾を使う事をアメリカは公表していました。 当時は、軍部が政治を牛耳っていたので、軍部政策に異議を唱えると『非国民』と言われ、特高警察や憲兵の悲惨な取り調べ（殴る蹴るは当たり前）を受けていました。 ビラやラジオは、軍部によって『デマ』だとして、封じ込めされました。 現実に、原爆の投下があり、日本は全面降伏を余儀なくされました。 その様な悪政で、辛い思いをした結果、軍部に政治政策を任せる事や意見を言う事を嫌う事になり、今の日本ができました。 しかし今の憲法は、七日憲法と言われ、ＧＨＱによる押し付け憲法でもあります。 日本が、本当に復興したと言われるには、独自の平和憲法を制定する必要があります。 アメリカ自身、日本が何故憲法を変えないのかが、一番不思議だと首を傾げているのも事実です。
お礼
ありがとうございます。当時の時代背景にはそのようなことがあったようですね。確かに憲法改正は、必須事項だと思っております。
- lv4u
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理由はいろいろ考えられます。 １）日本人が過去の悲惨なことの詳細を知らない 日本政府は、第２次大戦の是非について、明確な判断を避けていると思います。確かに日本は、侵略をやったかもしれないが、それは当時は欧米の列強の国はどこもやっていたことだし、さらに日本の自衛という意味もあり、さらに植民地解放へのきっかけになったのは確かです。良い面もあったし、悪い面もあったわけです。 でも、歴史科目に限らず物理学にしても、教科書には、「定説」とされたことしか掲載しません。学会でもいろんな説が出ていることの一方を教科書に載せれば、他の説からの批判が山のように出版社にきてしまいます。また、入試問題を作る人も困ってしまいます。 海外では、「自分で考える」「議論して相手を負かす」等の能力を重視するため、学校において「定説」ではないことも怖れず教育できます。 結果として、原爆投下を含めて、第２次大戦など、近現代史を学校でほとんど教えません。逆に中国や韓国では、「日本人は我が国にたいして、悪辣なことをやった。なので日本人に対して嘘や騙しなど、どんな犯罪をやっても許される。それは正しいことである」という雰囲気がかもし出される歴史教育を子供たちに対して行っていたようです。（現在はどうか知りませんが・・） たぶん、ヨーロッパの各国にしても、自分の国の歴史をしっかりと教えていると思います。 つまりは、「知らないことについては怒れない」ってことではないでしょうか？ ２）仏教の教え 日本人には、仏教の「諸行無常」や「輪廻転生」の教えが知らず知らず、染みこんでいるのではないでしょうか？自宅やビル等の建物にしても、日本人って「数十年で消えていくもの」って感覚がありますね。ヨーロッパ等では、何百年も前の建物がそのまま使われていたりします。もちろん、人間の寿命も長くても百数十年しかない。なので、「復讐に時間を費やすのは無駄。どうせ相手も死ぬわけだし、自分も死ぬ。楽しいことに時間を費やすほうがお得」って思っているのでは？ ３）結果オーライ 日本は、アメリカから２発の原爆を落とされたし、東京大空襲でも多数の人々が死にました。でも、その後、アメリカの援助と、日本人自身の努力で、奇跡のような経済発展をしました。日本がもし第２次大戦に勝利していたら、ヒトラーのような指導者が支配する息苦しい国家になっていたかもしれません。 「とりあえず、よかった、よかった」ってことで、過去のことをガタガタ言わず、復讐心・報復心も出ないのではないでしょうか？
お礼
ありがとうございました。大変参考になります。思いを文章にするとおっしゃる通りだと思います。教育の不甲斐なさが功を奏しているのでしたら、なんだかやりきれないですね。
- kensan39
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それは無理ですね 戦争に対する国の教育なのです 兵士、国は国民を守る事が求められますが狭い日本では戦争には 復讐は有りません 守れない兵士、国が悪いのです だから 国民を守れない兵士、国が悪いと私は思います アラブはこれが違うと感じます 戦いに兵士が国民を盾にしていると 感じますがどうでしょうか 国民が殺されて 兵士が逃げています それなのに国民が相手が悪いと言っているので解決が出来ないのです 戦争をして相手を責めてもダメなのです 相手の兵士は国民を守るのが仕事です 国民を攻撃して反撃をするのが 兵士の仕事と思います 相手の国民はその国の兵士が守る物なのです
お礼
そういった視点での考え方は大変参考になります。ありがとうございます。私は、日本人が持つ独特のDNAがそうさせているのではと思っているので、そのDNAの根底を探りたいと考えております。
- gadovoa
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日本は先の戦争で疲れ果ててしまいました。そして連合国からの占領政策で「悪いのは日本政府だ、我々(アメリカ人）はあなた方を戦争から解放してあげた。」と触れ込みました。この場合誰に怒りをぶつけたらいいのでしょうか？それよりも戦争という悲惨な出来事から開放された安堵の方が大きかったんじゃないでしょうか？中国、韓国では国内政策が失敗する度に日本を非難します。怒りの矛先をコントロールしているのです。アメリカがやったように。それよりも復讐よりも発展を望み、これ以上悲惨な戦争をしたくないという思い。美しいと思います。憲法9条を受け入れた日本は世界の模範になると思います。残念ながら時代は変わってきましたが。
お礼
回答ありがとうございます。確かに教育・思想での感情コントロールをされてきたのは間違いないことだと思います。物欲や経済発展と引き換えに。おっしゃるとおりだと思います。ありがとうございました。
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お礼
ご回答ありがとうございました。 私には小学生の子供がおりますので、山口の母子殺害事件とダブらせたときに本村さんのような立派な態度がとれる自信はありません。私自身の手で殺したいという気持ちを持つことは間違いないと思います。 ただ、本村さんの毅然とした態度は、復讐心というよりもっと大きな使命を担っているという自負があるように思えてなりません。 そして多くの国民もそのような本村さんの態度に賛同していると思います。その「もっと大きな使命とは何か」というのを知りたいと思いました。