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梁で一番良い無垢木材って何でしょうか?
梁で一番良い無垢木材って何でしょうか? 100年もつ家を造りたいと思っています。基礎コンクリ、土台、柱までは決まりましたが、梁だけが調べるほどに分からなくなっています。(構造く体のみ) 一応、米松か国産赤松が良さそうだとは思うのですが、ヤング係数の数値は高いものの、腐りへの耐久性に問題があるようなので・・・・ 断熱は、外断熱と、麻入りのセルロースファイバーの二重断熱で対応するつもりなのですが、これで米松、赤松の梁は100年もつでしょうか?もっと良い梁材はあるでしょうか?ご意見、宜しくお願い致します。
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- moonredred
- ベストアンサー率50% (1/2)
昔は、地松(アカマツ)が多かったはずです。最近は、芯持ちのスギでしょう。 芯去りのベイマツ(芯持ちは、乾燥時にねじれ、反りが発生しやすい、また、感想が不十分な場合、反りねじれの問題が発生します)、集成材及びカラマツでしょう。一時は、集成材が多かったはずです。接着剤による敬遠から、最近は、スギがメインと思います。ヤング率は、スギでも地域によれば、十分に110以上の物があるでしょう。しかし、私の思うところの粘り強さは、アカマツ (アカマツも手に入りにくい状態と聞いています) でしょう。しかし、平角にしてしまうと繊維を切った状態にあり、少なくともタイコ形状で、使うのがベストと思っています。 豪雪地域の古民家を見れば、何がベストかわかるはず。 国産材より外材は、狂いが発生しやすいと判断するところから使用を避けるべきと思っています。集成材も、生産上の品質管理に信頼をおけるかどうかです。薄利割れが、発生しないと言える歴史がないのと、コストダウン優先で、品質に安心できません。やはり、総合的に判断しても、歴史的に信用できる範囲で、マツになるでしょう。
- musekininn
- ベストアンサー率46% (143/306)
こんにちは。ANO3です。 <黒松は初めて聞きました。赤松より断然強いとは> 基本的に、日本国内で「松材」といったら黒松を指すんですが、だんだん数が少なくなってきたので、仕方なく赤松を使うようになったのです。 その頃は(黒松があった時期)赤松を梁木に使う人は誰もいませんでした。柔らかいため家の構造材として問題だからです(本当に柔らかいですよ)。 蛇足ですが、松を「梁」や「梁木」として使う場合、乾いた松材(十分乾かしたもの)は絶対に使いません。 建築に携わるもので、「乾いた松材の梁や梁木を使いましょう」という方々は何も判っていない「もぐり」です。 松は「生のうち」に使うのが正解で、それ以外の状態で使うことはありません。梁木は切ってきてすぐ使います。 更に蛇足ですが、梁や梁木を「芯しゃり」の物を使うのが望ましいと言ったり理解している方々も「もぐり」です。家について何も分かっていません。どこでそんなインチキを聞いてきたのか理解に苦しみます。 ご質問者さんにとっては「腐るかどうか」が問題であって、この様な余計な話はご迷惑でしょうが、この板は全国展開なのでご質問者さんが間違った理解の仕方をされるのは本意ではないのであえて書き込みました。 なので、「回答に対する自信」は「有り」としました。 申し訳ありませんでした。
- corkwood
- ベストアンサー率12% (62/508)
赤松。黒松。米松。 年輪の幅の狭いもの。 大きな節の無いもの。 死んだ節の無いもの。 木は、赤い部分(中心やそれがわの部分)と白い部分(木の外側に近い部分)とに別れますが、赤い部分の多い材。 梁の端から端まで年輪の目が通っているもの。 梁の中に木の芯を持たないもの(必ず)。 しっかり乾いてから製材されるもの(狂いが出にくい)。 高気密住宅より、多少隙間風の通り抜ける家のほうが、木造なら良い。 解体現場では、そんなに梁は傷んでいない。 水が直接当たっていなければ、継ぎ手は兎も角として機能良好なものが多い。もったいないんですけどね。
お礼
梁は芯をもたない方が良かったのですね。初めて知りました。柱と同じく、芯持ち材が良いのだと思っておりました。勉強不足みたいですね。 隙間風の通り抜ける家ですか・・・。ココはうちの要望とは違ってしまい難しいんですけど、耐久性向上の為には必要なんですね。 corkwoodさん、大変分かりやすいご回答を有難うございました。
- musekininn
- ベストアンサー率46% (143/306)
こんにちは。 <梁で一番良い無垢木材って何でしょうか> <米松、赤松の梁は100年もつでしょうか?もっと良い梁材はあるでしょうか> 「黒松」です。 産地としては福島県から北は概ね「赤松」が多くなります。茨城県から南の地域に黒松は多くあります。 赤松は黒松に比べると柔らかすぎます。強度は断然黒松です。多分日本国内で「梁」として使う場合、黒松に勝る梁木は存在しないと考えられます。 しかし、値段が多分・・・高くなると思います。現在構造材(躯体)に黒松を使った家屋は新築では稀ではないかと思います。現在は、高級な材木の部類に入るでしょう。 現在80年以上経過している建物は、多分例外なく黒松の梁木を使っているはずです。 梁木ばかりではなくかなりの部分に黒松が使用されています。 全体が黒くなっているのは、結果として煙で燻されたからです(所謂一つの燻製です)。ダイオキシンが目一杯に詰まっています。 蛇足ですが、これでダイオキシンが人間に対して致命的な毒性を持っていない事が何千年ものオーダーで証明されています。 見分け方= 赤松は柔らかいので分かると思います。爪などで傷を付けて見て下さい。 ご検討を祈ります。
お礼
黒松は初めて聞きました。赤松より断然強いとは・・・凄いですね。 musekininnさん、貴重な情報を有難う御座いました。
- -yo-shi-
- ベストアンサー率23% (511/2217)
7年ほど前に業界から離れているので記憶が曖昧なところもありますが・・・その当時、米松・赤松・その他の木材で実験を致しました。 その際に引っ張り・圧縮・せん断、水に沈めての膨張等の実験でしたがすべてにおいて赤松が良かったように記憶しています。 また集成材での実験も致しましたが、接着層での剥離もありませんでした。 梁に関しては腐食よりも構造的なことを重点におき、強度のあるものや捩れが少ないものを選ばれると良いと思います。 木材は生きていますからその地方の気候・風土に合ったものが良いといわれます。つまりその土地で育った木材が良いという事ですが、今は難しいでしょうね・・・。
お礼
梁に関しては腐食はあまり気にしなくて良かったのですね。 -yo-shi-さん、有難う御座いました。
- toteccorp
- ベストアンサー率18% (752/4134)
梁はシロアリに気をつけ雨漏りしなければ100年くらい余裕でもつと思います。 古民家でも梁の傷んだ家はほとんどないと思います。 土台が一番傷みやすいと思います。 床下に気を使いましょう。
お礼
梁はあまり腐食には気を付けなくても良いみたいですね。 はい、床下に気を付けます。 toteccorpさん、ご回答有難うございました。
お礼
こんばんは、musekininnさん。松の梁は柱や土台と勝手が違うようですね。しかし、他のホームページでもそれと違う記述のものも多々あるようで、素人の私は正解がどちらなのか判断出来ません。しかし、詳しく教えて頂きまして有難うございました。梁については、もう少し個人的に調べて行きたいと思います。有難うございました。