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酵素(長文) m(_ _)m

リパーゼによるオリーブ油の加水分解実験をやりました。 豚膵臓リパーゼにリン酸(pH=8)・界面活性剤を加えて37度に保ちオリーブ油を加えた(試験管数本)。 任意の時間で水酸化ナトリウムと滴定し、生成した脂肪酸の分子量を282.47(オレイン酸?)として滴定量から脂肪酸量を求めました。 すると、時間とともに増加傾向にあり任意の量で収束していきました。 その前の実験ではオリーブ油の組成を調べて文献よりうまく行きました。そこから化学量論を合わせてみると生成脂肪酸の量(収束)はかなり少なかったです。 最後の滴定と同じ時間にTLCを行いました。 結果(標準物質との比較)、生成物はトリアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、モノアシルグリセロール、脂肪酸、不純物が発生していました。 文献で調べたところ基質特異性は豚膵臓リパーゼは1,3でした(最適pH、温度は実験条件と一致)。 なぜ、 モノアシルグリセロールが発生したか?・・・  1,3の区別がないから反応が一度起こっても(ジアシルグリセロールになる)また反応する(モノアシルグリセロール)と考えました。これは正しいでしょうか?  また、油脂の一度反応したものが反応していないものに転移し反応がすすんだと考えれる場合はあるのかその理由はどういう条件なのか? 脂肪酸の量が少ないのに収束したのは?・・・  完全に反応していないから(TLCの結果)と考えましたが、量が少ないのに収束するのは矛盾すると思います。リン酸緩衝液の存在があるからでしょうか?だとしたらリン酸は両性プロトン体なのでどう補正したらよいのでしょうか? どうか御教授お願いいたします

みんなの回答

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1

用語がおかしくて,状況がよくわかりません. > 任意の量で収束していきました。 任意の量とは?収束ってのはある程度以上時間が経ったら,遊離脂肪酸は増えなくなる,ってこと? > 生成脂肪酸の量(収束)はかなり少なかったです。 収束?収率じゃなくて?「少ない」ではなく,何%とか,そういう数値を出さないと,意味がないですが.そもそも基質濃度がどのくらいだったのかもわかりませんし. モノグリができたのは,ジグリがさらに反応したってことでしょう. 転移ってのも意味がわかりません. 収束ってのは,分解が進まなくなったってことですか? リン酸緩衝液云々は関係ないでしょう.平衡の問題は?

toshiz00
質問者

補足

すみません説明不足ですよね・・・あと訂正があり、質問の「基質特異性」でなくて「位置特異性」です。m(_ _)m > 任意の量で収束していきました。 以下に水酸化ナトリウムでの滴定量からの脂肪酸量の結果を記します。 式 生成脂肪酸の量=水酸化ナトリウムaqのモル濃度×その力価×その滴定量×282.47  生成脂肪酸の量(時間)   14.38mg(30min) 20.15mg(60min) 25.80mg(90min) 26.74mg(120min) ブランクテストの結果は2.96mg(120min)であった。 このデータをプロットすると収束していくようにみえます。他班も同じような傾向の結果でした。 > 生成脂肪酸の量(収束)はかなり少なかったです。 前の実験で オリーブ油の平均分子量874.23 構成脂肪酸の分子量278.74 と求められました。これは、ケン化価から求め、ケン化価の値が文献値の範囲と一致していましたので、これは正しいとしました。 この値から、オリーブ油(0.5g)、界面活性剤(0.5ml)、蒸留水(9ml)から成るオリーブ油懸濁液を各1.0ml使っていたので、オリーブ油の密度を約0.9g/mlとすると理論脂肪酸は約48mgになると思います。よって、これは実験誤差だけでは言えないと思ったのでこのように質問しました。 >転移ってのも意味がわかりません. これはあくまでも推測であって、 「油脂のカルボキシル基の移動反応がある。その結果位置特異性に則った反応がすすみながらもモノグリが生成した」 ということです。これはあり得るのでしょうか? >収束ってのは,分解が進まなくなったってことですか?  そうです(正確にはプロットからそう見える)。 >リン酸緩衝液云々は関係ないでしょう.平衡の問題は? 上記の式ではリン酸のpHの影響を無視してますよね?そこがいいのか疑問に思っています。  平衡に達した言えば、リパーゼは加水分解反応を進行させる能力は低くないですか?根拠がないので困っています。  

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