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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:仕事 物理)

仕事の計算と動摩擦力について

このQ&Aのポイント
  • 物理の問題で、水平面上に質量mの物体を置き、壁との間をばねでつないでいます。
  • ばねの自然の長さからの伸びをx、面と物体の間の静止摩擦力係数をμ、動摩擦係数をμ'、重力加速度の大きさをgとします。
  • ばねの伸びがxになるまで、手によってなされた仕事と動摩擦力についての疑問について考えます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sanori
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回答No.2

こんばんは。 非常に鋭い着眼だと思います。 どのように考えればよいかというと、 1.引っ張る力がμmgに達するまで、物体は動かないし、ばねも伸びない。 2.μmgに達した瞬間に、撃力を受けたかのように物体が急激に加速する。 3.続けて、静かな等速直線運動をさせる。あるいは、加速度のある運動をさせる。(途中で一休みしてもよい) 4.xだけ伸びた地点でちょうど静止するように減速して静かにゴールさせる。あるいは、xだけ伸びた地点は通過地点で、さらに進むとして、xまでの仕事でもって一度「清算」する。 ということです。 2から4までのところで、仕事が行われます。 上記のように考えても、結局、μmgx + 1/2・kx^2 になります。 以上、ご参考になりましたら。

ikuyamorihs
質問者

補足

ありがとうございます。 動摩擦力と同じ力を加えて、物体が動くことは分かりましたが、 動摩擦力より大きな力を加えた場合も、仕事は同じになるというのが理解できません。

その他の回答 (3)

  • sanori
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回答No.4

>>>仕事=力×距離をうけいれないといけないのですね。 位置エネルギーを与える仕事の例はよく分かりました。 それは、よかったです。 ばねを伸ばす仕事についても、0からxまで伸ばすとき 1/2・kx^2 であることも、先程の回答の通り、積分で求められることがお分かりいただけていれば幸いです。 >>>μ'mgxのμ'mgというのは、仕事の定義に当てはめると力を表すと思いますが、この力というのは、手が動摩擦力に逆らう力のことですよね。 はい。そうです。 そして、この問題の場合は、手の力は、μ’mg という力と、ばねを伸ばす力の足し算になります。 そして、仕事は、 ∫[X=0→x] (μ’mg+kX)dX = μ’mg∫[X=0→x] 1・dX + k∫[X=0→x] kX・dX  = μ’mg[X][X=0→x] + k[1/2・X^2][X=0→x]  = μ’mg(x-0) + k(1/2・x^2 - 1/2・0^2)  = μ’mgx + 1/2・kx^2 これが答えになるわけです。 私は高校時代、微積分を使わない物理であるために悶々としていましたが、 大学に上がって微積分を使う物理を習ってからは、霧が晴れたように理解できるようになったものです。 何せ、直感的にわかりますから。

ikuyamorihs
質問者

お礼

2回も補足をいただきありがとうございます。 何とか理解することができました。 僕は文系なので、大学で使うことはないのですが、物理における積分という考えを学べて嬉しく思います。

  • sanori
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回答No.3

>>>動摩擦力と同じ力を加えて、物体が動くことは分かりましたが、 いえ。 動摩擦力と同じ力を加えたら物体が動くのではなくて、 動摩擦力と同じ力を加えたら物体は等速直線運動をします。 動摩擦力より強ければ加速しながら進み、弱ければ減速しながら進みます。 >>>動摩擦力より大きな力を加えた場合も、仕事は同じになるというのが理解できません。 はい。 私も高校の頃、そのことをなかなか受け入れることができませんでした。 前回書いた 「3.続けて、静かな等速直線運動をさせる。あるいは、加速度のある運動をさせる。(途中で一休みしてもよい)」 における「加速度のある運動」というのは、 上記の 「動摩擦力より強ければ加速しながら進み、弱ければ減速しながら進みます。」 のことです。 最も受け入れやすいのは、位置エネルギーを与える仕事です。 質量mの物体を重力gに逆らって高さhまで持ち上げる仕事は、 紛れもなくmghです。 途中で加速度がgより大きくなろうが小さくなろうが、最終的にhまで届けば、その時点まででmghの仕事をしたことになります。 この問題の場合、 ばねを取っ払って、動摩擦力のことだけを考えれば、 重力mgを動摩擦力μ'mgに置き換え、高さhを水平距離xに置き換えて、 仕事は、μ'mgxになります。 とにかく、 力 × 力をかけた移動距離 = 仕事 ということを受け入れるしかないのです。 微積分を知っていると、 仕事 = ∫力dx という理解の仕方で、色々なタイプの仕事が一つの線でつながります。 以下は、その具体例です。 ばねを自然長からxまで伸ばすときの仕事は、 ∫力dX = ∫(X=0→x)kX・dX  = k∫(X=0→x)X・dX  = k[1/2・X^2](X=0→x)  = k・(1/2・x^2 - 1/2・0^2)  = 1/2・kx^2 この仕事は、ばねのエネルギーに変換されました。 重力加速度がgで一定のとき、質量mの物体をhまで持ち上げる仕事は、 ∫力・dx = ∫(x=0→h)mg・dx  = mg∫(x=0→h)1・dx  = mg[x](x=0→h)  = mg(h-0)  = mgh この仕事は、位置エネルギーに変換されました。 しかし、 地上の僅かな高さではなく、遠距離で考えると、 重力加速度は距離の2乗に反比例するとして考えなくてはいけません。 この場合、 g=G/x^2 と置けるので、 (xが0だと困るので、x=aからx=bまで運ぶとして) ∫力・dx = ∫(x=a→b)mG/x^2・dx  = mG∫(x=a→b)1/x^2・dx  = mG[-1/x](x=a→b)  = mG(-1/b - (-1/a))  = mG(1/a - 1/b) この仕事も位置エネルギーに変換されました。 最後に、 動摩擦力μ'mgに逆らって、位置aから位置a+xまで運ぶ仕事は、 ∫力・dX = ∫(X=a→(a+x))μ'mg・dX (μ'mgは速度や位置によらない定数なので)  = μ'mg∫(X=a→(a+x))1・dX  = μ'mg[X](X=a→(a+x))  = μ'mg[(a+x)-a]  = μ'mgx この仕事は、主に熱エネルギーに変換されました。 以上、ご参考になりましたら。

ikuyamorihs
質問者

補足

仕事=力×距離をうけいれないといけないのですね。 位置エネルギーを与える仕事の例はよく分かりました。 μ'mgxのμ'mgというのは、仕事の定義に当てはめると力を表すと思いますが、この力というのは、手が動摩擦力に逆らう力のことですよね。

  • fusem23
  • ベストアンサー率18% (72/383)
回答No.1

引く力が動摩擦力より大きかったと考えても、結果は同じです。 その場合、余分な力は運動エネルギーに変わりますが、摩擦によって運動エネルギーは少なくなっていき、それが0となった場所が停止位置となります。 結局、動摩擦力を超えた力は、力を加えなくても動摩擦に逆らって動くことに使われるので、トータルでの違いはないのです。

ikuyamorihs
質問者

お礼

ありがとうございます。

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