• ベストアンサー

必須アミノ酸のフェニルアラニンは必要ないのでは?

よろしくお願いします。 必須アミノ酸の中のフェニルアラニンは生体内でチロシンに 変わりますが、であればチロンシのみでよくフェニルアラニンを 必須アミノ酸とする必要はないのではないでしょうか? フェニルケトン尿症をみてふと思いました。 ご教授よろしくお願いいたします

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tomi-chan
  • ベストアンサー率54% (51/93)
回答No.1

おはようございます。 「フェニルケトン尿症」は、常染色体劣性遺伝を示す遺伝子疾患です。対症療法としてフェニルアラニンの摂取量をコントロールします。 「フェニルアラニン」は、チロシン生合成の材料である一方で、タンパク質の材料となるアミノ酸の一つです。また、ヒトはフェニルアラニンを自身では生体内で合成できないので、フェニルアラニンは必須アミノ酸の中の一つです。 ヒトはフェニルアラニンを摂らないとタンパク質を合成できなくなります。

remonpakira
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 そうするとフェニルケトン尿症の患者さんはチロシンを 通常より多くとり、摂取しないのではなくあくまで摂取制限で タンパク質合成に必要最小限のフェニルアラニン を接種しているという事でしょうか?

その他の回答 (1)

  • tomi-chan
  • ベストアンサー率54% (51/93)
回答No.2

No.1です。 その通りです。フェニルケトン尿症の対症療法は、食事に含まれるフェニルアラニンの量をコントロールする方法で行われます。しかし、チロシンに対しては、フェニルアラニンの代謝によって得られますので、特にコントロールはしません。 ここには、医師法第17条に抵触しない範囲でしか書けませんので、予めご了承下さい。 現在はフェニルケトン尿症の根治療法は不可能です。もし将来、(胚)発生前遺伝子治療ができるようになれば、根治治療が可能になるかも知れません。フェニルケトン尿症の原因遺伝子は、フェニルアラニンの代謝経路に存在する幾つかの酵素、補酵素およびそのトランスポーターの何れか(複数の場合もあります)です。 低フェニルアラニン食による対症療法は、血中フェニルアラニン濃度をモニターしながら、食事をデザインすることで行われます。特に脳の組織学的発達(脳神経科学的でなく)に重要な0歳~12歳頃までの間は、フェニルケトン尿症の「症状」の一つとしての精神遅滞を起こしやすいクリティカル期ですので、特に綿密な食事のデザインが求められます。 血中フェニルアラニン濃度により、フェニルアラニンを多く摂り過ぎてしまったことはわかるのですが、反対に少な過ぎることはわかりにくいです。フェニルアラニンは必須アミノ酸であることも含めて、とても難しいコントロールです。

remonpakira
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました とても勉強になりました

関連するQ&A

  • 必須アミノ酸の必要量について

    必須アミノ酸の所要量について調べています。 成人の場合の必須アミノ酸の種類は「ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン」の8種だと思います。これらの1日の必要量を調べたいのですが、ネットで見てみると「メチオニンとシステイン」(含硫アミノ酸?)「フェニルアラニンとチロシン」(芳香族アミノ酸?)というふうに、表示され「体重1kgあたり何mg必要」というふうな感じで書かれています。これってどういう意味でしょう?例えば含硫アミノ酸なら「メチオニンでもシステインでもどちらでもかまわない」という意味でしょうか?でも「システイン」は必須アミノ酸には、入っていませんよね。それとも「合計して」という意味でしょうか?よろしくお願いします。

  • 必須アミノ酸の覚え方

    9種の必須アミノ酸を覚えないといけないのですが、覚えてもすぐ忘れてしまいます。何かいい語呂合わせはないでしょうか? 必須アミノ酸⇒イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジンです

  • アミノ酸スコア

    第一制限アミノ酸を知りたいのですが、くるまえびのアミノ酸組成(ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン+シスチン、フェニルアラニン+チロシン、トレオニン、トリプトファン、バリン)を教えてください。 また、くるまえびの100gあたりのたんぱく質含量と窒素換算係数を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 牛の必須アミノ酸

    人間には「必須アミノ酸」がありますが、牛には、「ルーメンの中に微生物がいるから、必須アミノ酸はない」と聞いたことがありますが、本当でしょうか?

  • 必須アミノ酸について

    質問宜しくお願い致します! 必須アミノ酸の中でも筋肉の強化、修復にとても関与している BCAA(分岐鎖アミノ酸)である、 「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」3つのアミノ酸の摂取方法について ご教授お願い致します。 この3つは、バランスを保つことで効果を発揮するらしいので、どれか一つでも 多くなると色々、障害が起きるみたいです。 そこでどのような食物に含まれているか確認すると、 大体どのアミノ酸も、 「レバー」「牛肉」「チーズ」「鶏肉」など、ほとんどどの食物にも 含まれているようです。 逆に、特定の食物だけを摂取して、 (1)「バリン」だけ多くなってしまう (2)「ロイシン」だけ多くなってしまう (3)「イソロイシン」だけ多くなってしまう といったケースというのはあるのでしょうか? すごく分かりづらい質問内容で申し訳ないです。 どうぞ宜しくお願い致します。

  • アミノ酸が紫外部に吸収を示す理由

    芳香族アミノ酸であるチロシン、トリプトファン、フェニルアラニンが紫外部に示すのは何故なんでしょうか? また、水とグルタミン酸だけではグルタミン酸は溶けないのに、NaOHを加えたら解ける理由も教えてください。

  • 『アミノ酸』について★

    『アミノ酸』について★ 食品100gあたりに含まれるアミノ酸『イソロイシン/ロイシン/リジン/メチオニン/シスチン/フェニルアラニン/チロシン/スレオニン/トリプトファン/バリン/ヒスチジン/アルギニン/アラニン/アスパラギン酸/グルタミン酸/グリシン/プロリン/セリン』の量を知りたいのですが、食品を入力するとこれらが表示されるような無料のサイトがあったら教えてください。 尚、至急調べたいのが『干し海老』100gあたりに含まれるのアミノ酸の量なんですが、合わせて教えて頂けますでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 芳香族アミノ酸はいくつ??

    芳香族アミノ酸はチロシン、トリプトファン、フェニルアラニンの3つという文献がほぼなのですが、とある文献にヒスチジンも書いてありました。 構造式からみてベンゼン環は無いのですが…似たような構造はありましたが(勉強不足なので正式名(とかあるのかな?)は知りませんが)、先生に質問をしたら「一応芳香族アミノ酸に入れておいて」みたいなことを言われました。 最近では学会などで、ヒスチジンも入ったのでしょうか??それとも先生の間違い?? 専門の方、宜しくお願いいたします。

  • WHOによる必須アミノ酸の成人向け1日当たり推奨摂

    「WHOによる必須アミノ酸の成人向け1日当たり推奨摂は?」 表題の件、Wikipediaにその必要量がのっています。 (Wikipediaが正しいかどうかは今回は議論なしというこでお願いします。) 体重70 kg当たり(mg) イソロイシン 1400 ロイシン 2730 リジン 2100 メチオニン + システイン 1050 フェニルアラニン + チロシン 1750 トレオニン 1050 トリプトファン 280 バリン 1820ヒスチジン 700 これらを合計すると12880mg、つまり12.88gになります。 ですが、 「成人の日本人のタンパク質の推定平均必要量(g/kg 体重/日)は、0. 72(g/kg 体重/日)であるとされている」 (Wikipedia) これから計算すると、体重70kgの人は、50.4gのタンパク質が必要です。 12.88gでは全然足りないのですが、これをどう理解したらよいのでしょうか? お詳しい方、よろしくご回答願います。

  • アミノ酸側鎖とRf値の関係についての確認をお願いします。

    アミノ酸側鎖とRf値の関係 側鎖の極性の大きさが大きくなると、分子全体の非極性部分が大きくなるので極性は小さくなり、その結果Rf値も大きくなる。 ということであっていますでしょうか? またアラニンとセリン、フェニルアラニンとチロシンを展開するとどちらが高いRf値を示すか。 という問いについて、 高いもの:アラニン、フェニルアラニン   理由:極性が小さくなるから。 で間違いはないでしょうか? 間違えているようでしたら解説または訂正をお願いします。 すみません。