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紫外線硬化樹脂

紫外線硬化樹脂について質問があります。 紫外線硬化樹脂が接着するプラスチック(例えばPET、アクリルなど)と接着しないプラスチック(例えばPE、PPなど)があると思います。 このように差が出るのは何らかの化学的根拠があると思うのですがよくわかりません? 特になぜPETやアクリルには接着が良いのかを教えてください。 また良い文献をご存知でしたら教えてください。

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  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.1

紫外線硬化樹脂に限らず,PETやアクリルは接着しやすく,PEやPPは接着しにくい ですよね。その理由は,分子構造にあります。PETやアクリルには,分子内に酸素 原子があったり,窒素原子があったりします。官能基でいうと,PETにはエステル があり,アクリルにはシアノ基がありますね。こういった部分が分子内にあると, 接着剤と水素結合をしやすいので,接着力が高くなります。 一方,PEやPPは分子が炭素と水素だけで構成されており,接着剤がとりつく場所が ありません。このため,接着力が弱くなりますね。 別の言い方をすると,分子の極性が高いと接着しやすく,極性が低いと接着しに くい,ということです。

参考URL:
http://www.cemedine.co.jp/word/top.html

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