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いじめをしてしまったことと、これからの生き方
長文を失礼します。20代の者です。 私は小学校の頃、いじめをしてしまいました。 私は幼稚園の頃よく吐く子でみんなから気持ち悪がられており、 それが悔しかったので小学校では勉強も運動も頑張り優等生になりました。 でも小学校の半ば頃、調子に乗り過ぎていじめをしてしまいました。 陰で気に入らない子の悪口を言い、表では仲良くする。 全然嫌いじゃない子の悪口も、何故か言う。 気の優しそうな子には、何もされていないのに 冷たくしたり睨んだり酷い言葉を浴びせた。 「もう二度と自分はバカにされたくない。バカにされないためには こっちがバカにしてしまえばいいんだ」という、稚拙すぎる考えでした…。 しかし最終的に陰口は本人にばれ、冷たくしてしまった子のご家族からも 抗議を受けました。その時に初めて自分がとんでもないいじめをしている ことに気付きました。今考えると信じられないのですが、本当にそうなるまで 気が付けなかったのです。 その日からいじめは絶対にすまいと誓い、実行しました。 だけど全てが手遅れでした。ハッとした時にはみんなに嫌われていました。 それからは逆に睨み返される立場になりました。当たり前です。 それ以後は、別の人格のようになったと自分で思います。 今は、自分なんかより相手の方たちの方がずっと素晴らしい人だというのが よくわかります。しかし、過去に犯した大罪は消えません。 傷つけてしまった人の数も数えきれないと思います。 あの時の身の程知らずだった自分自身を殺したいくらいです。 何より彼らの心と人生に消せない傷を付けてしまったことが、 申し訳なくてたまりません。子供だったとか、自分もいじめられた経験が あったなんて書きましたが、言い訳にもならないだろうと思います。 こんなんですから、今も人生に自信が持てません。当然の報いです。 人に好かれもせず恋人などいたことがありません。就職活動の時も、 自分なんかが仕事を選ぶ権利があるんだろうかと不安になりました。 自分は幸せを求める権利はあるのか。 むしろ生きていていいのだろうかと。 もしかしたら、どちらもないのかもしれません。 それでも自分を愛したいと思ってしまったり、 仕事や結婚に夢を抱いてしまう卑しい自分がいます。 しかし勇気がなく、自分の人生を断つこともできそうにありません。 私はこれからどのように生きていけばよいのでしょうか。 今はいじめてしまった方々の幸せを毎日願うことしかできません。 私のような者が生かさせてもらう上での、気持ちの持ち方や行動の仕方、 私にできること…。お願いします、こんな私にアドバイスを下さい。
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お礼
いじめに遭われた方からのご意見、とても心に沁みました。 そして生きる上での目標を決めました。 私は、自分がいじめをしたことを死ぬまで決して忘れません。 忘れることなどできません。 これからも罪の意識を持ち続け、毎日相手の方の幸せを願い、 自分の仕事が巡って社会のどこかでその方たちを支えられるよう ひたすら働こうと思います。 当時素直に謝れなかったことは本当に申し訳なくて仕方ありませんが、 今は自然に任せ、もし相手にご迷惑でない形で謝れるチャンスが 来た時には、これまでの思いを込めて心から謝ろうと思います。 また、情けないことですが「いじめ加害者」の気持ちを 経験してしまった私には、その時の感覚を実際の現場に伝え、 活かしてもらう義務があるのではないかと思うようになりました。 何故いじめをするのか、その罪の重さに気付くにはどうしたらいいのか… それらを人々に事前に訴え、悲劇を防ぐことができるかもしれません。 私の力で少しでもいじめが減らせるよう、 社会に協力させて頂こうと決めました。 回答を下さった皆様、本当にありがとうございました。 良回答を選ばせては頂きましたが、 どの方のお答えにもとても考えさせられました。 今、自分に出来ることを精一杯頑張っていこうと思います。