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宗教法人の経営権について

実家は田舎の寺院です。 跡継ぎの長男が死亡し他寺の住職が掛け持ちしています。 長女の私は結婚して都会に住んでおります。父はすでに死亡し 母が一人で寺院にすんでいますが、跡取りの件で私が僧侶になって継がない場合は経営権は総代にあるといわれます。宗教法人法にあまり精通しておらず、どなたか助言をいただければ幸いです。

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  • booboox
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回答No.10

座禅の修行は大変厳しいものなんですね>>>今は、やさしくなりました。当時は、夜逃げがあったり、自殺者があったり、、ですね。 宗教法人でも土地を担保>>>>もちろん、責任役員会の承諾とか決算書など、金融機関指定の書類は必要です。 都会では僧侶の子供だからといじめたりはなかったというこどですね>>>>隠していたってことですね。学区外通学とか。。 よその宗派にお寺をかわられることがふつうなのでしょうか>>>> 普通ではないと思いますが、檀家が増えたり減ったりする。しかも、人口減の状態でと言うことは、都会で増えた分、田舎で減ってる結果なんでしょうね。ただ、努力した寺が、増えてるって思いますよ。 寺側の意見を言ったりした場合などお寺を変わる風習があるのです。 >>>>>自分の寺が、人気のある寺なら、出て行きません。いつも、地元の新聞で取り上げられたり、観光名所だったりする寺は、返って、集まってきます。

nozomi85
質問者

お礼

やはり都会の寺院では色々な催し物や事業をやってる所が多いのですね。私の田舎で寺院が法事以外のことをやることはまったくないのです。  しかし、そういえば子供のころテレビがあまり普及してなかった頃地方巡業のお笑い劇団とかうちでやっていましたね。当時はそういう広い場所がなかったのが理由ですね。 色々な情報やご意見いただき大変勉強になりました。又全ての質問にご回答いただきましたこと改めて御礼申し上げます。 又、質問がありましたらこのカテゴリーから改めて質問させていただきます。ありがとうございました。

  • booboox
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回答No.9

もし配偶者もなく女性が一人で親を養いながら外働くなりなんらかの 事業と兼務するのは可能とお思いですか?ご意見をお聞かせ願えたらありがたいです。>>>>>現実は、甘くないので難しいでしょうね。男性の僧侶になっても良い婿さんが現れるのが、良いのかもしれません。 莫大な資金は銀行からの借り入れ等で賄われてこられたのでしょうか? >>>>そうですね。当時は、バブル前でしたので、宗教法人の土地を担保に銀行から借り入れが可能でした。また、希望する檀家には、毎月、定額で寄付する制度(郵便局の振りこみ用紙を、毎年12枚づつ渡す)とかしました。相手はサラリーマンが多いので、気持ちとして、50万円寄付したくても、一度には、無理ていう人は、50万円寄付と宣言してもらい、たとえば毎月1万円づつでもきちんと振り込んでもらうなど。。近隣の曹洞宗や真言宗の寺院さんも、本願寺さんと違って、助け合いが、当たり前というか、修行時代に、助け合いしないと、死んじゃうような修行してますので、助け合うのです。1000日回峰など、意識が無くなるまでやるのですから、廻りの僧が、手を抜けば、自分は死ぬのです。そういうのを、見ているので、相手が本当に困っているときは、無償で助けるのだと思います。 自分は、親父の時代よりは、自由でしたし、長髪で、大学に行ってました。しかも、工学部ですけど。。ヒッピーみたいでしたよ。親父は、自分が苦労したので、許してくれました。自分は、坊さんの修行をしに行ったのは、40歳ですから、遅咲きですね。その時点では、妻子は居ましたが、修行年中は、一度も連絡できずです。

nozomi85
質問者

お礼

ありがとうございました。

nozomi85
質問者

補足

さすがに曹洞宗の座禅の修行は大変厳しいものなんですね。 宗教法人でも土地を担保にできるのですね。うちの場合は修理改築の肥料として二万円以上の寄付は全くないですね。 やはり、当時でも都会では僧侶の子供だからといじめたりはなかったというこどですね。 最後にもうひとつ、名古屋地方や他の県では檀家さんがよその宗派にお寺をかわられることがふつうなのでしょうか?家の檀家さんはどんな理由でも気に入らないと(寺側の意見を言ったりした場合など)お寺を変わる風習があるのです。 ところで、まだお伺いしたいことは山ほどあるのですが、投稿から時間がかかっているというメールが来ました。初めての利用でよく分らないのですが、いったん締め切ったほうがいいのでしょうね。 2ヶ月後の総代会で跡取りをきめろと回答をせまられているものですから、なかなか決心がつかない状況ですが、いろいろ教えて頂きまして大変参考になりました。いったん締め切りましてまた質問がありましたら新たに投稿させていただきます。その節はよろしくお願いいたします。ご回答くださいまして改めてお礼申し上げます。

  • booboox
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回答No.8

土地建物も個人のものたっだと聞いています。いつから宗教上人化されたのか全くわからないのですが>>>>>宗教法人になったのは、昭和28年ころと思います。その前に宗教団体法と言うのがあって、どこの宗旨、本山の配下に属するか、国に申告したはずです。それ以前の土地の所有者は、国家か、個人しかありえません。 なお、名古屋は、寺院の土地の供出量が多いため、道路が広いのですよ。実家の寺は、戦前は、1万坪ほどあったようですが、今は、500坪です。残りは、市の道路、公園、小学校になりましたし、墓地も取られました。強制です。当時住職は、戦争で、中国に居り、無住状態でしたので、帰ってきてびっくりですね。 私の養子に入った寺は、当然、尼さんのこどものころのいじめは、すごかったようです。女の子が、頭がつるつるで、髪の毛がない状況で、男子も女子も、いじめない訳は、ありませんよね。現在でも、小学校で、つるつるの頭の女の子は、好奇の目で見られるでしょうから、当時は、自殺したいくらいでしょうね。尼僧は、満3歳で、出家させられましたので。。。 うちも200年くらいです。もちろん、全部、過去、政府に個人の土地を無償で、譲渡したものです。 留守だとあとでよく文句を言われたものです。家族で旅行をしたり食事に出かけたりとか一度も経験ありません。贅沢をしているとか、私たちが食べさせてるとかいわれますので。>>>> それは、都会も田舎も同じです。ですから、事業を起こして、檀家、信徒に世話にならなくても、食べていける状態まで、苦労してなったのだと思います。そうやって、一人立ちして、大きく立派になると、手のひらを返したように、うちの寺は、立派だと、急に言い出します。 庫裏を建替えるときも、本堂を建替えるときも、寄付は公式には、募りませんでした。数億の事業も、檀家には、頼らずやってしまうので、途中で、檀家が負けてしまうのです。私の寺の周りの寺は、ほとんど、そんな感じで、寺同士が良い意味で競争してました。 命日の日を変更することはゆるされません>>>>>これは、父の時代は、そうでしたが、とことん、命日前の土日に、早く予約をしないと、寺は、予約のOOさんの法事で居ないからと、先約主義を主張し、50年かかって、変わったのだと思います。ただ、田舎ですと、命日主義の方が経済的メリットはあるでしょう。法事の単価が安くて、土、日で、引き受ける檀家数が決まってしまうので、トータルでは、食べていけないでしょうから。。 回答者様はやはり都会に御住まいなのでそのような問題はなかったのでしょうか?>>>問題は山済みでしたが、変えてきたのだと思います。 また、変えていかねばならないでしょうね。 ほとんど市が企画しております>>>>都会では、市どころか、コンサートだらけですね。その中で、如何に魅力を持ち集客するかでしょう。 市と張り合ってでも、市より集客するのです。 環境で何を副業としていいのか分らない状況です。 >>>>>>>農業産物を農協を通さず、インターネット直販で成功した例とか、宿坊で、毎年、会社の研修道場になってる寺とか、何か、アイデアを出して、がんばって、起業している寺が多いです。都会も田舎も、何もかも、昔のままで、暮らせる寺は、10分の1ですね。わが宗では、無住の寺が3分の1あります。すなわち、誰かの兼務寺院というか、名前だけの寺ですね。また、配偶者は、生活のため、寺以外で働いているのが、60%です。勤務先は、幼稚園、保育所、小学校中学校、会社員、農協など団体職員、公務員が均等です。近所に曹洞宗の寺があれば、宗勢総合調査報告書の2005年版を見せてもらえば、如何に、副業をやっているかとか、何軒の檀家で暮らせるかとかは、判るでしょう。ほとんどの寺は、寺だけで、生活できていませんので。。 言いたいことは、おっしゃるご苦労は、都会とか田舎とかの区別なく、大きな寺(檀家が多い寺)か小さな寺かなどで、大体決まってしまい。お互い、隣の芝生は青いって思っているに過ぎないのですよ。 そこを、克服しないでは、やっていけないでしょう。寺を継ぐのも、他の職業をするにも、同じだと思いますが。。苦労せず、自分の身になることはありませんし、そう言って、檀家を諭しているのですから、楽なんて、ありえませんよね。 檀家さんに、じゃあ、うちの寺がうらやましいなら、跡を継ぐか?って言えば、100%、嫌って言いますから。。

nozomi85
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。

nozomi85
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 種々の情報頂き感謝いたします。大変勉強になります。曹洞宗のお寺さんはりっぱな所が多いのですね。 命日主義を先約主義にかえるのは大変だと思いますが、うちの田舎では地域によりますが、禅宗では檀家さんは寺院の指示に従うようです。檀家数も多いからだと思います。 あと祈祷をされる真言宗のお寺さんはやはり本堂も立派でみなさんよく寄付をされますね。 質問があります。差し支えない範囲でご回答いただければありがたいです。 、配偶者は、生活のため、寺以外で働いているのが60%です。>>>>もし配偶者もなく女性が一人で親を養いながら外働くなりなんらかの 事業と兼務するのは可能とお思いですか?ご意見をお聞かせ願えたらありがたいです。 6庫裏を建替えるときも、本堂を建替えるときも、寄付は公式には、募りませんでした。数億の事業も、檀家には、頼らずやってしまうので、途中で、檀家が負けてしまうのです。私の寺の周りの寺は、ほとんど、そんな感じで、寺同士が良い意味で競争してました。>>>>>>> 莫大な資金は銀行からの借り入れ等で賄われてこられたのでしょうか? あと回答者様は子供のころ親の職業のことで学校でみんなから毎日たたかれたり、石をなげられたり等いじめられましたか?

  • booboox
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回答No.7

ちなみに、法事とか葬儀とか、ダブルブッキングしても、近所の同宗の寺が手伝ってくれます。20か寺くらいが仲間で、お互い助け合いますから。。ちゃんと、費用も施主からいただいたお金以上に支払うこともないので、赤字にはなりません。

nozomi85
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

nozomi85
質問者

補足

 ご回答ありがとうございます。 ご実家の寺院は大変ご苦労されたのですね。 新しい事業などに取り組み頑張ってこられたご様子頭が下がる思いです。 うちの寺院は田舎のこともあり、戦災での焼失は幸いのがれられました。しかし、私の先祖が150年位に建立した寺院で、土地建物も個人のものたっだと聞いています。いつから宗教上人化されたのか全くわからないのですが。他のお寺さんは本山が建立して住職を交代で派遣して数年間住まわせるというところもあります。 うちの場合個人の住宅も兄が急死してローンを払えず両親は泣く泣く手放してしまった事情があります。跡取りがいないと檀家さんにとっては恥なのでしょう。(家族が食べていけようがいけまいが関係なく)子供のころから檀信徒さんたちを身近に見て育ちましたが、生活が苦しいだけではなく学校や近所では寺の子供ということで”くそ坊主、こじき”といわれて石をなげられたりたたかれたりして育ちました。よその寺院の家族はわかりませんが、たぶん私の田舎のみだとおもいます。それにしても親の職業を軽蔑されて育ったことは子供心に大変傷ついたものです。そういう土着の考え方は今でもあまり変わっていないように思えます。そうするに檀信徒はただ葬式法事のすみしてくれればいいという慣習は変わっていないということです。それと法事も当日、前日に連絡を頂くことが多く命日の日を変更することはゆるされません。(昔から)それも午前中のみで週末にまとめることなど許されないのです。したがって勤めながら寺院を運営するのはむつかしく、みなさん突然いらっしゃいますので、留守はできませんよね。(2所帯同居とか他に留守をしてくれる人がいればいいですが)留守だとあとでよく文句を言われたものです。家族で旅行をしたり食事に出かけたりとか一度も経験ありません。贅沢をしているとか、私たちが食べさせてるとかいわれますので。寺の家族は何もしないで暇なのでうちにいるべきと思っていらっしゃるようです。)お寺に生まれるということは人間らしい生活はしてはいけないのでしょうね。きっと他のお寺の家族の方もおなじなのでしょうか。  回答者様はやはり都会に御住まいなのでそのような問題はなかったのでしょうか?隣の県に御住まいのあるご住職はうちの町と全くちがって、皆さん信心深く彼岸法要などもお寺の為に協力的で法事は週末にまとめているとおしゃっていました。  寺院でのコンサート企画などよく耳にします。数万人の人口の町ではほとんど市が企画しております。仕事も農業、漁業であと市役所の職員か学校の先生くらいのものです。このような環境で何を副業としていいのか分らない状況です。 ぐちになりましたが聞いて頂いて感謝します。

  • booboox
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回答No.6

私の師匠は、実の父親ですが、太平洋戦争へ、出兵後、帰国したときは、名古屋は、焼け野原でした。もちろん、今、僕の居る尼寺も、焼失しました。配給の米も、戸籍が静岡にあるため、配給はなしだったそうです。結局、いろんな心ある人に助けられ生きてきたようです。戦後、ほったて小屋から始まって、寺の復興をしてきたのです。実家の寺の本堂はその後、4回、建替えました。戦災孤児のため、保育園を作り、運営して、その後戦災孤児が居なくなり、保育園を廃業し、幼稚園を作り、また、2園目を作り、社会福祉法人で、別な保育園を作り、結果的に4人の息子に、それぞれ、残してくれました。私が、それらの園の跡を引き継いだ途端、少子化の波が、やってきて、経営は、苦しくなりました。 そこで、私が経営母体を、学校法人にしたりと、借金のスポンサーをみつけては、維持運営してきました。 その間に、私は、養子に出されたりと、経営上の困難さもあり、大変でした。いくつかの事業のうち、1園のみ、幼稚園を引き継ぐことになりましたが、私の後の跡取りは、未定ですね。 事業や資産の有無と、跡取りとは、一致しないものでしょう。そういう訳で、兼務している事業は、ほとんど、経営者的事業なので、サラリーマンのように、時間の拘束は、現在は、あまりありませんが、発展途中は、分刻みで、働いておりました。結局、法事は、土、日、祝日が多く、学校は平日が多く、365日、働きっぱなしでした。 日曜の法事が1時間きざみって言う時期もありましたが、今は実家の寺は、長男が跡取りですので、養子に出された、わが寺は、法事すら、ほとんどありませんね。 親が田舎の山奥の出なので、実家の寺の法事が重なって、忙しいとか、幼稚園や保育園の先生が足りないと、田舎から人を連れてきては、寮を建て、働いていただいたものです。息子たちも、その働き手の人数に入っており、お檀家廻りも、子供たちが、やるときもありと、毎日、手分けして、生きて来たのだと思います。親が復興した寺というか、因縁があって復興する責任が生じた寺は、数か寺あり、それぞれ復興して、現在は、他人の住職が運営しておられます。園関係も現在は、他人の職員に、運営をほとんど、任せております。で、私自身は、現在も借金返済と他の事業のベンチャーに、挑戦中です。復興した新規事業は、無借金で、他人が跡取りで運営し、借金は、自分に集中させ、また、事業を行うの繰り返しです。借金は、いくらあっても、約束どおり、毎月返済している間は、銀行にとっては、お客様なので、怖がることも、卑下することもありません。現在も、億単位の個人的借金はありますが、それに伴い事業もしてますので、問題はありませんね。 昨日も、在家の方が、ご出家され、坊さんになったけど、右も左も判らない人に、廻りの若い同宗の坊さんが、20人くらいで、集まって、いろいろ坊さんの実務を、教えあっていました。都会の寺は、みんな焼け出されて、協力しあわないと、生きていけない時代だったのでしょうね。その息子たちも、お互い仲は良くて、いっしょに、飲み会を開いたりしますから、自分の寺が、彼らが跡取りになっても、特に、問題なしで、感情の波はありません。禅宗系は、今でこそ、息子が跡取りですが、戦前は、結婚しないので、他人が跡取りに決まってましたから。。 田舎は、昔ながらの封建主義が残っているのでしょう。 結局、人の繋がりがすべてだと、思いますよ。家族だけで、何か事業をやって、成功する事業は、もう都会では、やりつくされています。 田舎の寺ですと、観光農園や観光牧場を兼務したりとか、田舎の自然は、都会にはないので、そういう事業をなさるかでしょうね。 回答は、何十年か先、成功したか、失敗したかが、出るのでしょう。今、答えは、わかりません。 田舎は、人口減ですので、寺の葬式仏教にすがっていては、衰退の一途でしょうね。 となりの寺は、毎年、本堂で、コンサートをやってます。 都会の寺も、多角経営が多いです。 なお、地域の仏教全宗派、全員参加で、托鉢を、毎年、戦後ずっとやっており、それで、集まった浄財で、慰霊祭をしたり、市民参加の文化祭をしたり、社会福祉に寄付したり、地元の川の浄化作業の資金にしたりと、地域奉仕は、しています。

nozomi85
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • booboox
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回答No.5

ちなみに、我が家の近所の東本願寺さんは、8月に、旦那さまである住職が、亡くなられて、息子さんも見えますが、奥さんが、代表役員兼住職になられて、わたしたち、禅宗にも、ご挨拶に、見えました。私たちの地区は、仏教全宗派の仏教会が、かなりの事業をしており、葬儀にも、他宗の坊さんが、弔問に行かれる土地柄ですし、都会ですが、特に、女性僧侶を、特別視することはないですね。わが寺は、元尼寺ですから、尼僧さんの跡継ぎがなく、男僧が、継ぎましたが、お施餓鬼の両班の坊さんは、全部、尼僧さんです。だから、女性の坊さんへの、外圧は、表立っては、ありませんね。寺の運営は、普通の寺院規則で行けば、代表役員が責任者です。責任役員は、登記簿にも記載されませんので、対外的に意味がないです。なお、代表役員を、あなたがやって、責任役員の男僧を住職とすることは、可能で、本願寺以外は、そういう寺も多いですが、本願寺の大谷派は、基本的に、血縁相続、つまり、その家の嫡子長男が、次期住職と決めている場合が多いですよね。禅宗は、もともとは、結婚しませんので、本来、徒弟制で、息子が跡継ぎって、ありえないのですが、今は、禅宗坊主も99%結婚しますので、息子が跡取りと言うのは増えました。 なお、わが寺も、サラリーマンで、食べていて、寺の行事は、まったくの赤字です。全国の寺の3分の1は、赤字宗教法人ですよ。 どこの世界も規模が大きいところは、収入も多いですね。これは、宗教法人に限らず、どこの業種も零細企業は、食べるだけで精いっぱいってことでしょう。 試験で、資格を取る方法はあるはずですがね。一応、東本願寺大谷派で、名古屋教区の場合の女性が代表役員兼住職になる方法は3つあります。 高卒ですと、たぶん入位の資格を取る必要があるので、 1)名古屋の同朋大学、別科1年間に、1年間の授業料を支払い、昼間毎日通学して資格を得る。得度、修練、もあるので、授業中に学校で行う。この間、どなたかに、代務住職申請をして、住職を依頼するが、資格が取れたら、自分が住職になる約束をしておくこと。有効期間は3年間です。 2)検定試験、春3月、夏8月に、東本願寺本山で行われる。5科目、取得のこと、1科目12,000円で、計6万円です。これが、もっとも安いですね。ただ、結構難しいらしいですが。。隣の本願寺さんは、これで、1発で合格してきたけど(京都大学大学院在籍中、父親の住職が遷化したため)これも、3年間で、6回チャレンジできる。3年以内に5科目取ること。 3)真宗学院(夜間)資格を取るための夜学です。3年間通う、6時から9時が授業なので、勤めながらも可能ですね。ここへ、1年ほど通い、本山試験で、1年で、試験合格と言うケースもありますね。 以上、宗派が厳密に解かりませんから、大谷派を基準にお答えしました。 なお、この3年間に、たぶん、あなたの寺の寺院規則は、住職は嫡子長男とすると書いてあるので、県庁へ行って、寺院規則変更をして、女性も住職になれると改定する必要があります。 6万円で、なれるのですから、頑張ればどうですか? また、まわりの同宗寺院が、これほどいろいろな方法があり、他の宗旨の者が知っているのに、援助してくれないのでしょうか? 坊さんらしくないですよね。

nozomi85
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

nozomi85
質問者

補足

他のお仕事をされながら寺院を運営されて折られる由、さぞお忙しい事とお察視いたします。 お忙しい中又他宗の方にもかかわらず色々情報頂き大変感謝申し上げます。ご回答くださいまして誠にありがとうございます。 土地柄、同宗寺院の付き合いはあまりないですね。他宗の寺院はもってのほかです。総務所の組長や役員をされている寺院さんたちは集まりが色々あるのでお会いになることはあるみたいですが。みんな小さい跡取りない寺院をのっとることばかり考えている気がします。打算が働いたときのみ手をさしのべられたことばかりですね。 仏教全宗派の仏教会が協力されているとの由大変けっこうなことだと思ういます。  お勤めをされながら兼務できるのは法事などの調整はどうなさっていらしゃるのでしょうか?やはり都会と地方の小さい町とは慣習がちがうのでしょうね。私の田舎は兼務をされている寺は稀で、住職が健在でご子息が学校の先生とかはたまにありますが。ご子息は週末やお盆などを手伝うことはあります。住職だけの核家族のみの場合兼務は物理的に大変に思えますが。その辺の情報いただければありがたいです。 ご回答くださいましたこと改めて御礼申しあげます。

  • booboox
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回答No.4

教師資格をとってあとを継ぐのが最良とは思いますが、通常の入試試験を受けて最低2年かかります。学費も高額で>>>>これは、一般の方が、ご出家されて、資格をとる場合ですね。住職が亡くなって、奥様がすでに責任役員で、奥様が、その寺をやっていく場合、責任役員辞令と、その寺の責任役員会の議事録(資格が取れたら、奥様が代表役員兼住職で、やっていくと言う、議事録)と現在の兼務住職の推薦状、つまり資格が取れれば、奥さんに住職を譲る)と言う書き物があれば、1週間で、取れるはずです。そういう特別な仕組みがあまり公開されてませんが、あります。特別なので、公開されてませんが、実際、多く使われます。高校生の息子が、檀家周りも師僧として、檀家も次の住職は息子さんとばかり思っていたけど、突然、交通事故で師僧が亡くなったりとか。。。は、先に資格をもらって、後から、年に何日か、修行に行くなど、便宜的方法はいくらでもあるのですが、まわりの坊さんは、あなたに、教えないのですね。あなたは、周りの坊さんに嫌われていますか?檀家、信徒に嫌われてますか?そうでなければ、そういう方法で、跡を継げるはずですよ。 わが宗派も、本庁試験と高い受験料で、云々ってありましたけど。 僕は、37歳のとき、1番修行が厳しいと言う僧堂へ子供は、家に置いて、行きましたけど(修行中は、無料でしたよ)ちゃんと、そこで、事情を話せば、なんとかなるものです。僕の場合、そこの経歴だけで、充分でしたが、勝手に、別な僧堂へさらにまた、1年行きましたけど。。つまり、2年くらい別居ですね。 まあ、同じ期間なら、朝3時に起きて、夜12時に寝る生活も体験しとくかなって感じですけど。。実際、そこの僧堂で、間に合えば、かなり自由にはなれますよ。希望すればの話ですが。。僕は、最初の100日は、堂にこもって、1歩も出ませんでしたけど。。 自分の家は寺なので、いろんな雲水さんが、子供のころいっぱい来て、どこの僧堂がどうなってるって、解かってましたし、どこへ配属されても、なぜか、小さいときの友人なり、必ず居ましたので、偶然ですが、ラッキーでした。逆に、すぐ、山を折りるつもりが、友人が多い分、長くなっちゃいましたけど。。 女性にそういう簡単な男子コースがあることも、教えないみたいですね。 本願寺さんは、寺同士のお付き合いが、よそよそしいですよね。今、各宗仏教全体の役員をやっていて感じますし、法要協力組合の「そ」についても、あまり、外部からは、解かりませんね。どうやら、大谷の家系か親鸞派とか蓮如派とか、そういうことなのか、僕には、わかりませんがね。 まず、地方総務所から本山総務所の担当者に電話して、辞令さえもらえれば、都道府県に対し、申請して、法務局に登記するだけの話ですけどね。一部、寺院規則を直してほしいなど、県の方が言ったら、自分が代表役員登記されたら直します。現在の古い寺院規則で有効なはずと言ってみてください。干与者は、かく役員と重なってもよいが、1名以上大目にすること。寺関係者と檀家関係者が5分5分で選ばれていれば、OKです。まだ、女性を受け入れる状況が本山に充分できていないのでしょうが、本願寺の女性住職は、現在多いですので、そういう人に相談されたらどうでしょうかねえ。メールなら、誰々さんって、書けますぇどね。。

nozomi85
質問者

お礼

回答誠にありがとうございました。

nozomi85
質問者

補足

補足の情報誠にありがとうございます。 そういう情報は全く初耳です。亡兄も両親が苦しい家計から援助して 通常に試験を受けて2年間大学へ通って教師の資格をとりました。やっと父があとを譲ろうという矢先の突然死でした。 うちの檀家はとにかく寄付をすることをいやがります。すぐ寺をかわるといわれますから。。(どこでもそうでしょうが)私たち兄弟姉妹は全員高校がやっと、大学へもいけず食べるだけで精一杯の家庭でそだちました。都会へでてよその寺院と檀家の関係の格差に唖然としました。檀家より持続のほうが貧しいのがあたりまえなのでしょうか?両親は他にアルバイトをしながら私たち4人を育ててくれました。 現在も財政的に困難な状況は全く変わらない状況で、あとを継ぐかどうか踏ん切りがつかない心境ではあります。 寺を運営するのに責任役員のままではむリなのでしょうか? 嫌われているかどうか、わかりませんが、女性の僧侶はありがたみがないといってくる檀家さんもいらっしゃいますが。

  • booboox
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回答No.3

すでに、あなたが、お母さんの代わりに、責任役員ということですので、想像ですが、亡くなったご長男と、お母さんと、あなたは、同じ、苗字で、多分、あなたは、独身のような気がします。あなたが、寺をやりたく無ければ、お母さんが、存命中、あなたが責任役員として、法要、葬儀等を管理し、実際は、兼務住職にやってもらい、お母さんが亡くなれば、その寺を去るって言うケースか、あるいは、現在の仕事を休職をもらい、O等教師でしたか、最低の教師資格を取り、あなたが、檀家廻りをするかでしょう。もし、あなたが結婚していて、息子さんが居るなら、しばらく、あなたが、繋ぎをやれば、息子さんが、住職になれます。基本的に真宗の場合、死亡した住職の血縁者、同じ苗字の者を強制的に排除できません。ただ、檀家信徒さんからすれば、法事、葬儀がとどこおりなく行われれば良いと言う考えです。廻りの坊さんは、仕事上のライバルですから、檀家、信徒どころか寺までも、自分のものにしたいと言う欲張りな坊さんは多いでしょうね。檀家廻りとお盆や報恩講の行事が仕切れれば、あなたが、別な職業をやりながらでも、小さな寺は、運営できます。多分、檀家の布施収入と、法要支出や本山納付金で、とんとんなんでしょうね。ですから、専業坊さんでは、食べていけないので、兼務住職なんでしょう。 http://www.higan.net/blog/totugu/2004/06/ このブログは、今、休止中ですが、お寺の女性の部分が見れるブログです。 基本的に、あなたが責任役員なので、檀務を依頼できる信頼できる坊さんをみつけるか、あなた自身が、女性僧侶になるかが、1番、檀家に、受け入れられやすいでしょうね。 なお、東本願寺、西本願寺、他の派の本願寺と、若干違いますし、法要のお付き合いの寺のグループは、バラバラで、ご近所の同じ宗派の寺とは、限りません。また、あなた自身が、お付き合いの法要組合を作ってしまうことも可能ですよ。大きな法要は、他の同じ宗派の手伝いが必要でしょうから。。。1番短い、「たんぶつげ」だけ、暗記して、どこでも読めば、大丈夫なんじゃないですか?あとは、南無阿弥陀仏の最後の回数と抑揚。鐘の鳴らし方くらいでしょうから。。 禅宗系より、かなり簡単ですから、女性でも出来ますよね。 (私、人数が足りないときは、別な宗派も手伝ってますから。。もちろん、お布施稼ぎではない、純粋に、人間が足りないからですよ) 阿弥陀経も読みますし。。(禅宗では読みませんけどね)

nozomi85
質問者

お礼

ご回答いただき誠にありがとうございます。

nozomi85
質問者

補足

再三の助言頂きありがとうございます。 ブログも読ませていただいきました。一度に全部読めないので時間があるときに少しずつ読ませていただいています。 教師資格をとってあとを継ぐのが最良とは思いますが、通常の入試試験を受けて最低2年かかります。学費も高額で、檀家が負担するとは考えられません。 助言いただき重ねて御礼申し上げます。

  • booboox
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回答No.2

まず、真宗は、西と東、あるいは、西山派など、宗派が分かれていますが、東本願寺を例に、取れば、おおむねそこの寺院の寺院規則ですべて決まります。他の宗派、たとえば、禅宗系と異なり、包括法人である大谷内局は、新住職の届出報告により、辞令を出すことになり、包括法人の大谷内局は、口出しできません。(詳しくは、そこの寺院規則によることが原則です)一般的に、男子の長男が、跡継ぎです。ただ、現在は、男女同権になりましたので、真宗の最低の教師資格、具体的には、1週間ほど、研修に行けば、最低の資格は、得られます。よって、あなたが、その研修に行けば、代表役員になる権利は、得られます。実際の檀務は、あなたが行っても良いですし、現在の兼務住職にお願いしても、それは、あなたがたの話し合いで自由です。 あなたが、もし、独身なら、そういう状態をしばらく続け、真宗の坊さんになってくれる婿さんを見つけるかでしょうね。 基本的に、真宗の場合は、その家督が継ぐのが原則です。現在、亡くなった長男さんの苗字が、AAA家とすれば、AAA家に養子に入ったものが継ぐ、すなわち、独身のAAA家の女性か、もしくは、生きている、母親の養子になりAAA家を継ぐか、独身の場合、質問者の婿養子になってくれる人が、継ぐかでしょう。坊さんの修行は、真宗は、一番、楽な方で、修行期間も短いので、質問者が独身で、彼がサラリーマンでも、坊さんになる気持ちさえあれば、婿養子坊さんには、割と楽になれます。ですから、現状、兼務住職をしていただいている、租(そ、漢字が間違っているかも知れない)の住職とけんかをしないで、しばらく兼務をしていただき、質問者か母親の養子か、質問者の婿さんが、住職資格を得たら、住職として認めてもらうように、今から、契約書(宗教法人の議事録)を作っておくべきです。なお、檀家衆の中に、あなたがた、家族が跡を継ぐことに、異論がある場合は、ややこやしくなります。その場合は、現在の兼務住職が、代表役員でしょうから、うまくその檀家衆を説得してもらうことですが、その方が、責任役員でないなら、ほっておけば良いと思われます。禅宗系と真宗系は、寺院規則の標準規則が、全く違いますので、相談する場合、注意が必要です。 同じ「そ」の真宗寺院に、相談に乗っていただくことは、難しいのでしょうか?真宗は、「そ」によって、お付き合いの仕方が全く違うので、同じ「そ」の寺院を調べてください。兼務住職が、知っているはずですが。。。 ちなみに、私は、禅宗系ですので、本山に2年行かないと、資格が取れなかったです。(自分は、理工系大学だったので。。。) それに、比べれば、真宗は、修行期間も短いです。まずは寺庭婦人というか、坊守の資格を申請すれば、責任役員に、あなたが、なれますので、檀家衆が、勝手に、議事を進行することは出来なくなりますので、坊守の申請をしてください。本山の高額な寄付は、法律上は全く必要ないし、意味のないことです。現在、東本願寺も西本願寺も、本山改修のため、お金がほしいだけで、住職問題とは、まったく関係ありません。

nozomi85
質問者

お礼

アドバイス頂き誠にありがとうございます。 同宗派の寺院は助け合うというより足の引っ張りあいの傾向があります。他宗の方からこのように助言いただき大変複雑な気持ちです。 今後の参考とさして頂き重ねて御礼申し上げます。

  • booboox
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回答No.1

その寺院の寺院規則を見ないと何ともわかりかねますが、ご宗旨は、何でしょうか?その宗旨の宗務所というか、宗務行政をやっているところへ、尋ねれば、寺院規則も、あなたの置かれている立場も、解かるはずです。基本的には、経営権が、総代に行くことは、まず、ほとんど、ありません。総代とは、その寺院の自主的な会の代表に過ぎないので、責任役員が、代表役員と相談して決めることしかありえません。他寺の住職が、兼務住職として、代表役員をやってみえるのでしょうから、その住職は、なんとおっしゃって見えるのでしょうか? 寺院住職は、一般的にその宗派の教師資格が無いとなれませんので、総代が代表権を持つことは、ほとんどありえません。 また、現在の住職以外に、坊さんが多分、責任役員に入ってみえるはずですが、その坊さんは、どういう意見なんでしょうか? 各宗派の本山とか、宗務本所とか、宗務行政機関に相談されることを、お勧めします。また、多分、お母さんが責任役員になっていると推測されますが、如何でしょうか?

nozomi85
質問者

お礼

ご回答いただきましたこと重ねてお礼申し上げます。

nozomi85
質問者

補足

説明が不十分にもかかわらず早速のご回答頂き誠にありがとうございます。 檀家の方や関係者が見ている可能性もありますので詳しく申しあげられませんが、浄土真宗です。 実は母が高齢のため私が責任役員にということを言われて交代いたしました。総務所に何度も相談に行きましたが、そっちで勝手にやってといわれたばかりで本山への高額な寄付のみ要求されます。 寺院規則にははっきりと明記はありません。坊さんは布施収入があればいいみたいで、自分は板ばさみだといわれます。土地柄から布施収入は大変すくなくただ食べていくだけの小規模の寺院です。寺院を売ることもできず、かといって将来の生活の保障もありません。私はたまに帰省して手伝いをしています。 重ねてご回答いただき重ねてお礼申し上げます。再度、総務所へ確認に行ってみます。

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