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国民生活金融公庫
質問があり書き込ませていただきます。 現在飲食業を法人(有限会社)で経営し、自分は現場以外の経理などを担当しています。 一店舗のみですが6年目で、直近2期は黒字決算でした。 そこで新規店舗出店のため、国民生活金融公庫から融資を受けようと思っているのですが 代表者が年金・国保・住民税などを10年以上支払っていない状態で、金融事故の経験もあるようです。 法人自体は黒字決算ですし、法人での納税などは問題ありません。 国金に提出する計画書や書類なども揃っています。 担保は無く、代表者が保証人に、自分が第三者保証人になる予定です。 1、代表者が納税などを怠っていた場合、国の機関である国金の融資は難しいでしょうか? 2、その場合は滞納分を一括納税すれば、過去に滞納していた事については問題ないのでしょうか? 3、代表者が金融事故や消費者金融からの借り入れがある場合は法人に影響するでしょうか? 色々調べては見たのですが、新規創業や個人営業が多く(この場合はどちらも個人情報まで調べるんだと思います)新規でない法人についてハッキリとしたことがわかりません。 本人も自分の無責任さで多大な迷惑・損害を出しそうだと猛省しております、長くなりましたが詳しい方いればアドバイスなどもお願いします。
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- KITAIKKI
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KITIKKIです 補足のご質問ですが私も#2の方が仰るように、代表者以外の保証人はちょっと難しいのではないかと考えます。それでも、もし代表者の配偶者つまり奥様が何らかの形で定収入得のある仕事をなさっているのでしたら、もしかしたら利用できるかもしれません。 それとこれも代表者の親族、出来れば親御さんかご兄弟に保証人になれそうな方がいらっしゃれば何とかなる可能性もあります。 とはいえ、やはり代表者本人が保証人になるのが定石であることは動かせない事実ですので、まず今の状況での突破口を考え、それを担当者と話し合い、それが駄目なら次善の策を担当者とじっくりと話し合うという環境作りをすることが必要かと考えます。 なにはともあれ、とにかく現状を包み隠さず担当者に打ち明けることです。前にも書きましたが全てをさらけ出す人間を金融機関というところは好むものです。代表の方とまずはしっかりと相談され、戦略を練ってみてはいかがでしょうか。もし万が一うまく行かないようであれば、新しい事業計画自体をもう少し先延ばしにして、今ある事業ををしっかりと根付かせ、1,2年後には何の注文も付けられないようなしっかりとした事業内容に仕立てて、それから再度新しい事業の計画を実行に移してみてはどうでしょうか。 ちょっと偉そうなことを言いますが、事業はタイミングです。それも自分以外の他の要素が深く関わってくる必要があるときもあります。今はもしかしたらそのタイミングではないと、何かが示唆しているのかもしれません。焦っていい結果が出ることは少ないものです。質問の内容を見た限りではとても仕事に熱心で誠実な方のようにお見受けしますので、きっといつか花開くときが来ますよ。それまで今の自分の足元をしっかりと踏み固めることも必要なのかもしれません。 つい好き放題を書いてしまいました、もしお気を悪くされたならどうかお許しください。
- amelielico
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「連帯保証人の要求に関しては、NO1様のお礼にも書かせていただいたように 信用度の低い代表者を保証人枠から一切外すことは可能でしょうか? また、それが可能な場合でも国金担当者との面談はやはり代表者(代表取締役)になるのでしょうか?それとも第一保証人(社内の人間)になるのでしょうか?」 基本的に代表者が保証人枠から外される融資を、金融機関は「想定」していないというのが私の肌感覚です。 というのも、今までの融資に関して代表である私を保証人として「指示・指名」してきたのは、あくまでも金融機関のほうだからです。 「会社の代表者」を信用しないという事は即ち、「会社」を信用しないということと同義だと思いますので、自ら「代表者を保証人」から外すという戦略はかなり危うい(相手を身構えさせる)戦略だと思います。 融資の窓口に行く際は、私の場合、担当役員に全て任せておりました。 ただ一度だけ、非常に融資が困難と思われるケースがあったのですが、そのときだけは、私が一人で行きました。 そのときは、私自身の経営能力や人的用件で「私自身が突っ込まれたくない・出来れば伏せておきたいこともある」状況でした。しかしながらあえて、そのときだけは、私が窓口に言って担当者に率直に話し合いをしました。 とても苦しい状況でしたが、なんとかなりました。そのときの感覚で言えば、「そういう苦しい状況のときにどう考えどう動くのか」すら、見られていた実感があります。 こういう場合、判断がとても難しいと思います。熟慮して行動したいものですね。良い結果祈ってます。 参考にして下さい。
お礼
回答ありがとうございます。非常に参考になります。 代表者を保証人から外すというのは難しいようですね、それと同時に 今回の融資依頼が非常に困難なものになりそうだというのもわかりました。 >>融資の窓口に行く際は、私の場合、担当役員に全て任せておりました。 これは、書類精査後の面談のことでしょうか?それとも、窓口での事前相談のことでしょうか?
- amelielico
- ベストアンサー率37% (135/364)
私は、有限会社で数年間、会社経営している者です。 ご質問者様同様、国民生活金融公庫や信用保証協会等、政府系の金融機関関係とお付き合いさせていただいております。 いままで融資をしてもらったその経験から次の2つのことを見られていると痛感しています。 それは(1)「人物(誠実であるか)」、(2)「現状把握と計画性」 有限会社というものはそもそも「人的会社」です。株券が株式会社のように譲渡できないところから見てもわかりますように「人」がすべてなのです。その観点から、ご質問を見てみますと初見「かなり」「(1)人的に」問題があると見られることは避けられないでしょうね。 冷静に考えれば、この3つのご質問に関して、「過去」が今回の融資に「よくない影響がある」のは避けられないでしょうね。 あとは、その影響をいかに小さくし、融資の条件を「よりよく」するか、この一点につきると思います。 まず、うまくいくかどうかは別として「過去の負の遺産」は清算してから望むべきです。 お話の中で「うまくいくなら払う」では、そもそも「(1)人的に」問題があると自分で言っているようなものです。清算して初めて申込みの資格があると考えたほうが無難でしょうね。(私は他に融資でなく様々な許可申請をしてきましたが、まず、金に関する『過去』はどの場合にも書類で証明させられます。そこからみても重要なポイントと言えると思っています。) (2)の計画書がしっかりしている(つまり現状把握が的確で、その上に立って現実的な計画をしている)のであれば、おそらく、融資の可能性は高くなると思います。 ただ、過去が過去だけに、融資の条件が厳しくなるでしょうね。 それは具体的に言えば、次のようなことになるでしょうね。 (1)連帯保証人の要求(場合により、一人でなく二人になるかもしれません) (2)融資額が要求に対して少ない (3)金利が高い いずれにせよ、「博打的」でなく「堅実だ」という「現状把握と計画」と「虚偽なき人格」これが基本となると思います。 参考にして下さい。
お礼
実経験に基づく具体的な回答、非常に参考になります、ありがとうございます。 連帯保証人の要求に関しては、NO1様のお礼にも書かせていただいたように 信用度の低い代表者を保証人枠から一切外すことは可能でしょうか? また、それが可能な場合でも国金担当者との面談はやはり代表者(代表取締役)になるのでしょうか?それとも第一保証人(社内の人間)になるのでしょうか?
- KITAIKKI
- ベストアンサー率55% (462/838)
私も国民金融公庫の時代から何度か付き合いをしたことがありますが、まず言えることは国民生活金融公庫での融資は決してマニュアルどおりではなく、ケースバイケース的なところもあるということです。とはいえ無担保・無保証人が謳い文句の国民生活金融公庫ですが、、ある程度の条件があってのことですが。 そこであなたのご質問ですが、まず法人で借り入れをする場合なら何の問題もないのですが、代表が保証人になるということですから、そこで事情はちょっと変わるでしょうね。 ご承知の通り国民生活金融公庫の特徴は、各種租税の納税状況のチェックが厳しいということです。とはいえ完納が絶対条件というわけではなく、1,2年の滞納は目をつぶってくれる場合もあります。 そこであなたの質問ですが、 1 代表が保証人になるのですから、その保証人が10年もの税金の滞納があるのなら、融資はまず不可能だと思います。ただ、会社が黒字なら別の保証人を立てることで可能性が出てくるかもしれません。 2 滞納分を一括で収めたとしても、やはり10年もの間滞納し続けていたという事実は変わらないので、今後も同じことが起こる可能性を融資担当者が考えるかと思います。最悪1年くらいは先延ばしにさせられて、その間の納税状況を見させてくださいというかもしれません。しかしそれほど悠長に待てないのなら、この場合保証人になる代表がしっかりと今後の収入予定表や納税計画を文書にして、今後滞納が起こらないようにすることを担当に直に説明することが効果的かと思います。その際にはかなり立ち入った個人的な事も聞かれるかもしれないので、事前に家計簿的なものも用意していたほうが話が早く進むこともあります。 3 金融事故がどのような種類のものかが分からないのでなんともいえませんが、これも担当にちゃんと話して今後このようなことがないことを伝えることが先決です。消費者金融は事故もなくすべて終わっているのなら、べつに問題はないかと思います。 何度も言いますがどの金融機関も、相談に直に乗ってくれる担当者との信頼関係を作ることです。そのときは後からばれるような嘘やハッタリは絶対に避け、なんでも正直に話しあうことが一番の早道かと思います。代表の方も人の良さそうな方みたいですから、先に挙げた事業計画や各種の予定表をしっかりと作り上げ根気よく通うことです。国民生活金融公庫にかぎらずいずこの金融機関も事業や収入、経費などの計画書が好きです。ほんとうにあきれるくらいいろんな書類を用意させられます。私も若い頃はそんな金融機関に反発をした事もありましたが、よく考えれば、人の口先だけを信じて金を貸す銀行はあるはずもありません。やはりその言葉の裏づけのために、書類をやたらと要求するのも仕方ののないことかもしれません。 なにはともあれ、当たって砕けろです。若いときの私のようにかっとならず(^_^;)、相手の書類的な要求には嫌な顔をすることなく熱意を持って対応してください。担当者がこの人なら貸しても大丈夫かもしれないと考えたならしめたものです。今度は担当者が上司を必至に説得してくれますから。 頑張ってください!
お礼
具体的でわかりやすい回答とアドバイスをありがとうございます。 やはり現状のままでは難しそうですね、相談しながら納税・返済の計画を立てたいと思います。 自分も含め、ある程度の信用が取れそうな人間は社内に数人いるのですが 法人での申込の際に、代表者が保証人にならないようなケースでも問題ないのでしょうか?
お礼
気を悪くするなんてとんでもない、親切なアドバイス非常に心強いです。 申し込み延期も含め、もう一度多角的に検討してみたいと思います。