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回折格子の次数mと格子定数dについて教えてださい。
回折格子について勉強を始めました。ただ、いまいちピンとこない所があるので教えていただけると助かります。 回折格子の干渉条件である式 d(sinα+sinβ)=mλについてです。 まず、次数mは具体的にどういうことを表すのでしょうか?mの違いによってどのようなことが違ってくるのでしょうか。 また、格子定数dについてですが、dの大きさが変わればどのようなことが変わってくるのでしょうか。 お手数ですが、回答の方お待ちしております。
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- BookerL
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回答No.1
>次数mは具体的にどういうことを表すのでしょうか? 干渉を起こす光が、波長の何倍ずれているか、という値です。 例えば、m=0 の条件は、干渉を起こす光が同じ経路でやってきて、同じ位相で出会う、m=1 の条件では、1波長ずれた光が干渉を起こすということです。 >dの大きさが変わればどのようなことが変わってくるのでしょうか。 d(sinα+sinβ)=mλ の式で、m や λ が同じままで、d だけが変わるとどうなるか見てみましょう。 例えば、d が小さくなると(右辺は同じままなので)sinα+sinβ が大きくなるはずですね。つまり、「格子間隔dが小さいほど、回折を起こす角度が大きくなる」という関係になります。
補足
回答ありがとうございます。立て続けに質問して申し訳ありませんが、もう一つお聞きしてもよろしいでしょうか? 回折角が大きくなるということはどのようなことにつながるのでしょうか? 分光における分解能に影響はありますか?