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古文 品詞の質問
しひて仕つまつらせ給はば、消えうせなむず。 の「なむず」の「な」の品詞がどうしてもわかりません。。。 どのように判別すればよいのでしょうか?
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なむず →完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「むず」の終止形 (ちなみに、意味はそれぞれ「強意」と「意志」ですが、 あとで質問者様が自分で調べるときに、わかりやすそうな方で) 「消えうせなむず」→「消えうせてしまいたい」ですね。 この強意+推量(意志)で、よくある形 「てむ」「なむ」「つらむ」「ぬらむ」「つべし」「ぬべし」は、 そのまま覚えてしまいましょう。 完了・強意の「つ」「ぬ」は、文中でほぼ「完了」の意味で出てきますが、 これらの場合は「強意」なので。 この形を覚えた上で、推量「む」と同じ意味の「むず」があることを 忘れなければOKです。
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結論から言いますと、「な」の品詞は助動詞で間違いないと思います。 理由を説明しておきます。 「むず」は助動詞である。むずという助動詞は未然形接続。ということは「な」は未然形ということ。 活用する品詞の中で、未然形が「な」になるのは、助動詞(完了)「ぬ」しかありません(たぶん^^) よって、「な」は助動詞であることは間違いありません。 古文の品詞のポイントは下記の4つです。 (1)下から下から見ていく。 (2)接続が何形か覚える。 (3)活用を覚える。 (4)特殊な用法を覚える。(例)なむの4つの用法とか・・いろいろ。 上記の4つを覚えておくと絶対にできるようになりますよ。 元古文塾講師からのアドバイスでした。 もし間違っていたらごめんなさい。大丈夫だとは思いますが。
- Parismadam
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こんにちは。7/23のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問: <どのように判別すればよいのでしょうか?> 助動詞が連続している場合は、後ろから判明していくのが鉄則です。 1.ここでは「むず」が推量の助動詞になります。 2.「むず」は「むとす」からきています。 「む」:推量の助動詞 「と」:格助詞 「す」:サ変動詞 3.意味は「~だろう」です。 4.推量の助動詞「むず」「む」などは、助動詞の未然形に接続します。 5.従って、「な」が「未然形」だとわかります。 6.助動詞で未然形の形が「な」になるのは、完了の助動詞「ぬ」になります。 7.完了の意味は「~してしまう」となります。 8.従って、「なむず」の意味は「~してしまうだろう」となります。 9.以上からご質問文の動詞句の現代語訳は 「消え失せてしまうだろう」 となります。 以上ご参考までに。