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量子力学の参考書

monocotenの回答

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  • monocoten
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回答No.4

大学・大学院と物理を専攻していました。 とりあえず、読んだことのある本の特徴から。 ○JJサクライ:個人的にはこれが一番好きです。他の物理の教科書とは少し観点(話の進め方)が異なっているように思います。式の書き方も異なるので、授業の参考書という意味ではおすすめしません。 ○ランダウ:かなり難しいです。(上)(下)あると思うのですが、(上)の途中で力つきました。かなり詳しいので、辞書代わりに使っていました。 ○シッフ:これもかなり難しいです。量子力学の本を数冊読んだ後か、量子力学の知識を深めたいときに読む方がいいと思います。 ○小出昭一郎(裳華房の『量子力学(1)』):参考書としては、これが一番おすすめです。比較的わかりやすく書いてありますし、授業もこれに近いのでは?と思います。同出版社から出されている「量子力学演習」というのもあり、こちらは問題集形式になっています。 ということで、小出昭一郎(裳華房の『量子力学(1)』) をおすすめします。あと、もっと簡単なのという意味では「なっとくする」シリーズの「なっとくする。量子力学」はどうでしょう?書き方が概念的すぎて、私には逆にわかりにくかったのですが、先輩はイメージがとらえられていいと言っていました。好きずきでしょう。 難しいですが、わかり始めると面白い分野出もあるので、 頑張って下さい。

h-kote
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても詳しくて参考になりました。やっぱりJJサクライですか。僕はまだ学部生なので、小出昭一郎と比べてみて決めようと思います。読みこなせそうならJJサクライにします。

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