• 締切済み

Su-27のクルビット機動

ロシア空軍のSu-27は有名なコブラ機動のほかにも、水平飛行中に縦方向にクルリと回転するという「クルビット機動」ができるそうなのですが、 どういう目的でクルリと回転するのでしょうか? 後方の敵を攻撃するためでしょうか。 ついでにコブラ機動の目的も教えてください。 ゆるゆると減速しているときに打ち落とされそうな気がするのですが。。。

みんなの回答

  • eagle10
  • ベストアンサー率69% (9/13)
回答No.5

この戦闘機はこれだけの機動性がありますよとパフォーマンスをするためにあるのでしょう。理論的に考えるのであれば使用できそうですが、実戦ではミサイルを使用するでしょうし、そこまで接近して戦うこともないでしょうからあまり実用的ではないと思います。  どのように動くか映像で見たことはありますが、かなりゆっくりした動きなので高速で戦闘中に行うのは無意味であると思いました。(開発者は色々念頭にあって作ったのだとは思いますが)

  • doya
  • ベストアンサー率39% (70/177)
回答No.4

専門家ではないので、書物などで読んだ内容(記憶の範囲ですが)にて回答します。(長文ですが…) クルビットは、コブラの途中で推力を偏向させて機体を強引にループさせる機動なので、推力偏向ノズル装備のSu-37(参考URLによると、今は不可能のようですが…)しかできないと思います。(他の方の回答のように、Su-27はできないのでは?) 目的としては、機動性の高さおよび信頼性(エンジン性能、失速しない)の証明といえるようです。 信頼性について説明すると、コブラのように急激に機首を持ち上げると、エアインテークからエンジンに供給される空気の流れが乱れ、最悪の場合エンジンが停止(または破損)する恐れがあります。そのような状況でも問題の無いエンジンは、信頼性が高いということになります。(黒煙は多少ありますが) 急激な機首上げやループは失速の恐れがあります。そのためクルビットやコブラが可能な機体(翼形状、翼断面の工夫などにより、垂直方向に急激な機動を行っても主翼表面から気流が剥離せず失速しない)は、高仰角をとっても失速しにくい優れた戦闘機であるという証明になります。 クルビット、コブラの空戦時の効果については、スホーイからは他の方の回答にあるように、「後方の敵機をかわして、有利な位置を取るための方法として有効である」という説明がなされたようです。西側航空関係者の意見として、「空戦時に有効な機動である」という肯定的なものと、「空戦時にパイロットは運動エネルギーの減少(速度の低下)を一番恐れるので、コブラはかえって危険」(=質問の通りですね)というものがあったと思います。(西側の言い分には、多少負け惜しみの匂いがします。うちのはできないという意味です) 個人的には、戦闘時には何が起こるのかわからないので、高機動、信頼性の高さは生存するためには重要だと思います。しかし現在の戦闘(米軍など)では、格闘戦に入る前に、早期警戒管制機に誘導された戦闘機から遠距離で発射されたレーダー誘導ミサイルにより撃墜されるケースが多く、空中戦の結果は、戦闘機の格闘性能以前の問題で決定してしまいます。なお、レーダー誘導ミサイルは相手の前方からも攻撃できます。最新式の赤外線誘導ミサイル(撃ちっぱなしOK)も相手の前方から発射できます。そのため、クルビット、コブラが可能という理由だけで戦闘機を採用する空軍は、まずないと思います。 では、下記URLで、クルビット(Somersault)、コブラをどうぞ。 http://aeroweb.lucia.it/~agretch/RAFAQ/display.html

参考URL:
http://www.ac.wakwak.com/~dora/aircraft/su35/su35.htm
noname#161749
noname#161749
回答No.3

追加です、 クルビットやコブラは地上など離れたところからだとユルユルと見えますが、 ドックファイト中であれば少しの速度変化でも後方位置を取り戻せます(マッハ1では1秒で約350メートル移動します)、 基本的に現在の戦闘機同士の戦闘は相手の後方からの攻撃しか有効でないので、 バックをとられた場合にワザと失速させて相手をやり過ごす為に、 Su-37(27ではカナードも無いしベクタースラストエンジンでないのでクルビットはできなかったはず)のような高機動タイプの戦闘機が有利な立場に立てます、 昔のゼロ戦の「木の葉落とし」なんかもバックを取り戻す為の戦術ですね。

  • multiband
  • ベストアンサー率28% (6/21)
回答No.2

特にコブラに関しては、戦闘時の機動よりも、機体の運動性能をアピールするためですね。

noname#161749
noname#161749
回答No.1

どちらの機動もバックにつかれた時に相手のロックオンを外す為に使うはずです、 戦闘行動中にクルビットやコブラをされた場合には視界からかなり外れるはずです。

関連するQ&A

  • ロシアの戦闘機について

    戦闘機に詳しい方がおられましたら、分かりやすく回答をお願いします。ロシアの戦闘機は何であんな機動が出来るのですか?コブラみたいな、静止したみたいに一回転してみたりとエンジンの噴射とかコックピットの近くにある翼とかも関係しているんでしょうか?あとアメリカ空軍はF22ラプター、ロシア、中国もステルス機の新型がテスト飛行などを終えたとテレビで見ましたが、ミラージュ、タイフーンでしたっけ?フランス空軍とか?イギリス空軍?よくわかりませんがステルス機の開発はしているのですか?専門用語はよくわかりませんがなるべく詳しく教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 消耗戦と機動戦!台湾有事が起きた場合はどっち?

    ウクライナとロシアの戦闘や軍事に関する本をよみました。 その本に、戦闘には目的の違いによって 消耗戦(物質的な的の戦力を弱めて戦闘無効にする戦い) => 目の前の敵をしっかり倒して地形をとりに行きその後 その地域を確保する 機動戦 敵軍の指揮、統制能力や士気を弱めて戦闘継続能力をなくすための戦い があるそうです。 消耗戦であれば犠牲をいとわずにその地域を力で占領するような戦いで機動戦は敵の指揮命令系統や戦闘意思をくじくための電撃戦です なので、その地域をすべて掌握するというよりは必要なところを制圧してそれで戦えなくするようです ロシアがウクライナ東部の方のクリミアとかそっちのあたりは 占領することを目的にしているので消耗戦をしてでもとりにいっているそうです。 一時期、キエフを攻めるということがありましたがあのときは ゼレンスキーさんとかの首脳部を倒すための機動戦が目的だったそうです。 日本の場合にも北海道をロシアが攻めてくるとするとその場合は アメリカと核攻撃が差し迫ったような状態になったときに アメリカを攻撃するための潜水艦ミサイルとロシアの陸部からのミサイルの安全ヲ担保するために北方領土と稚内当たりを占領するというい消耗戦が予想されており、そのため自衛隊は最強陸上部隊を展開して迎え撃つ準備をしているそうです。 そういうことを考えると、 台湾有事が起きたさいには台湾を狙う中国は占領を目的とした消耗戦を行うのでしょうか? それとも短期的に占領を目指す、機動戦を行うのでしょうか? 教えてくださいよろしくおねがいします。

  • F35はSU-35Sに太刀打ちできないのは本当?

    F35はSU-35Sに太刀打ちできない=豪シミュレーション サーチナ2012年 2月13日(月)16時52分配信  豪州の外事・武器・貿易合同委員会はこのほど、米ステルス戦闘機F35とロシアのSU-35Sによるシミュレーションの空中戦を行ったところ、F35はSU-35Sに太刀打ちできないとの結果となり、豪空軍はF35を調達するべきではないという結論を出した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。  豪「キャンベラ・タイムズ」紙によると、ジョンストン豪議員は「F35生産プロジェクトは成功しておらず、現在開発中の航空機は当初の要求を満たしていない。特に大きなミスは通常離着陸、艦載型、短距離離陸・垂直着陸の3タイプを同時開発したこと」と指摘。委員会はF35とSU-35Sが空中戦を行い、240機のF35が同数のSU-35Sと戦った場合、210機が撃墜されるというシミュレーション結果を示した。  一方240機のF22であれば、撃墜される数は139機にとどまるという。そのため豪議員は政府に米製F35の調達を中止し、F22の調達を認めるよう米当局に圧力をかけるべきだと主張。ただ、米国はF22の輸出を法律で禁止しているため、こうした要求が通るとは限らないと専門家は見ている。  ロシア紙によれば、F35は米ロッキード・マーティン社が開発したもので、米空軍、米海兵隊、米英海軍での使用を主とした3タイプがある。06年に初飛行したが、数々の面で第5世代打撃戦闘機の要求を満たしておらず、第4.5世代とされている。  ロシアのSU-35はSU-27M(第4.5世代)とも呼ばれ、多目的で機動性が高く、全天候戦闘機の輸出型、作戦半径が広く、スホーイ設計局のシモノフ氏が開発を手がけた。初飛行は1988年6月。その後、生産プロジェクトは一度中断したものの、05年に再開、まったく新しいSU-35Sが完成した。(編集担当:米原裕子)

  • スタークラフトに関して。

    攻撃すると自分の部隊が縦に長くなって、敵にやられます。 水平に敵を攻撃させたいのですが。。。 後、守備ですが、テランがいなければ一人で8人倒せますが、テランがいると全然勝てません。 敵のタンク対策はどうしたらいいでしょうか?

  • 「専守防衛」って今のウクライナと同じでは?

    自衛隊が謳う「専守防衛」って、もしそれが具現化したら、 それは今ロシア軍と戦うウクライナ軍と同じことになるだけなのではないでしょうか? 自衛隊が最新兵器で機動戦を展開しロシア軍を食い止める一報、占領地では虐殺とロシア化が横行しますよね。 専守防衛なんて、もうほとんど幻想なのではないでしょうか? 日本の自衛隊は、核を持ち、敵基地攻撃能力を持つべきではないでしょうか? ロシア軍が北海道に上陸した時に、被爆者や広島の高校生が戦線にアr割れて訴えれば、ロシア軍が引き返すとでも? 日本の国防はやっぱり甘いと思いませんか?

  • ゲーム名が分かる人お願いします

    何かの雑誌の付録DVDかCDに入っていた体験版のゲームでした。攻撃ヘリにて目標を破壊していくゲームでした。 ヘリコプターのみのゲーム内容でした。体験版なので本物はどうかわかりません。 【ハード】PC 【ジャンル】アクション?FPS? 【年代】2007年以前、Pentium4時代、WindowsXP SP1の時 【スクロール方向、視点】攻撃ヘリの後ろ、コクピット内 【その他】 ・攻撃ヘリのアパッチ?かコブラ?が森林(針葉樹林っぽい)のはずれのところからスタート。 ・ローターが回転し始め離陸します。向きを変えず前に飛行していくと森林に進行する戦車やジープ?が数台(3台?)がいます。 ・戦車がミサイルを打ってきます。ロックオンされたとわかると赤く表示され音が鳴る?。 ・戦車のミサイルはヘリめがけて飛んでくるのがはっきりわかります。1発あたってもこちらは墜落しませんでした。 ・このヘリはミサイルと機関銃があります。 ・ミサイルは敵(戦車など)をロックオンして打つことができ、機関銃はそのまま打ててヘリの操縦で敵に当てます。 ・左上方向?に進むと森林がありその横に戦車とヘリがいた(多分) こんな感じのゲームです。 もし分かる方いたらゲーム名教えてくださいよろしくお願いいたします。

  • 新たな編成組織

    例えば私が防衛大臣としたら、宇宙防衛隊も有りですが、ドローン師 団を編成すべきだと思う。陸・海・空の部隊で「整備学校教育隊、操 縦学校教育隊、戦略学校教育隊、開発学校教育隊等」民間のゲームの 達人者達が、入隊希望できる分野を確保する事で、自衛隊員の人員不 足を解消でき、第1線の戦闘にもドローンで補えれば「地雷処理、敵 陣地偵察、戦闘地域の負傷者発見救助等」経費も安く、北朝鮮のミサ イルにも空中爆破させる応用ができる。敵軍艦への攻撃も魚雷の代わ りにドローン船で爆破、不法侵入戦闘機もドローンで緊急発進する事 なども、将来の戦争が「ウクライナとロシア」のドローン攻撃で戦略 が変わりつつあります。質問です。日本もドローン師団を真剣に考え るべきだと思いますが?ロシア・中国・北朝鮮に先を越され無ければ 良いのですがと思います。新たな編成組織、出来る出来ない?

  • パワードスーツは実現可能か?

    と書きましたが、現代の科学力では実現不可能なのは承知しております。。。 もちろん、筑波大の開発したHALのような医療向けはありますが(米軍はさらに大型エンジンを取り付けて軍事利用を考えていますが、結構難しいうえに戦闘では大して効果が期待されておらず、むしろ後方支援の運搬や物資の輸送が目的だそうです)、恐らくアニメに出てくるような戦闘でもバリバリ使える万能タイプは無理なんじゃないかと考えております。 案の定、先刻知人との論議でたやすく論破されてしまいました。 そもそも、メリットというかコストというか、結局「必要性がない」というのが結論です。 ですが、科学を志すものなら一度は夢見るロマン。 どうか、皆様のお知恵をお貸し頂けないでしょうか。 ちなみに、現在挙がっている問題点や意見は…(長くなるかもしれませんので、面倒な方はどうか飛ばして下さいませ) ・弾丸や火力などの攻撃の方が圧倒的に強く、そもそも昔から日本のヨロイや西洋甲冑に代表されるように、大した防御力が防具にはなく、ほとんど機動性の方が重要視されている。 ・防御より機動性を重視した「回避」、または「攻撃は最大の防御なり」に代表されるように先制した「攻撃」の方が圧倒的に有利。 ・もし作られるとしたら「防御」より、「回避」や「攻撃」に特化した機動性が重視される。 ・ヘタをすると「攻撃」や「回避」「防御」どころか、「分析」や「通信」の為の機器にしか成り得ない。むしろ、そっちの方が遥かに有益である。 ・やはり、物資の運搬や補給の為の作業にしか向いてないのでは? ・そもそも、開発するコストからライセンス生産まで費用がバカにならず、まったくもってメリットがない。むしろ、「消耗品」より平和利用した方が遥かにメリットがある。 ・実用性がないし、それ以前に必要性がない。 ・現行の兵器、または兵士の方が遥かに汎用性に優れ、たいして役に立たない。 などが挙がっております。。。 もし、仮に作られるとしたらどのようなものに…というかメリットというか、そもそも実現は可能なのでしょうか…。 何でもよいのでよろしくお願いします。

  • 剣道のルール

    私はドイツの古い剣術を学んでいます。 http://www.youtube.com/watch?v=HC5FIyfI8TA&feature=related 剣術OFF会があり私の希望でこのような業が剣道にどのように対応できるか試したく思っています。が、 剣道は体験程度しかをしたことがありませんので、詳細なルールや暗黙ルールについて質問です。 小手、面、胴への攻撃ですが、面は必ず正中線を打たねばなりませんか 側面は水平からのきれいな攻撃であっても一本の判定はありませんか? 41秒あたり、正面からきってくるのに対して自分は右に逃げつつ裏刃で則頭部をきりつける。(画面では突きに見えますが) 小手への攻撃は下からの切り上げでも一本となりますか? http://www.youtube.com/watch?v=Kj4Ng6DBfrg&feature=related スレートではなく軌道を変化させながらの胴への攻撃は一本でしょうか? 24秒あたりのつきは防御しつつの突きです。これで喉に当てた場合、一本となりますか? 45秒当たり、鍔競り合いになったとき柄頭で殴るのはだめでしょうがこのように自分の剣の剣身をつかんで十字鍔(そのように改造した竹刀です)で絡めることはできますか? 1分33秒のあたりに出てくる剣を縦方向に一回転し防御しつつ回転力を利用して縦に切りつける業などは小手や面に当たった場合、一本となりますか? 1分50秒あたり足を切りつけられて足を踏みかえるところがありますが、攻撃のとき歩み足を使っても一本とされますか? 刀とは違って剣は裏刃を使うテクニックがあります。これは手の内で切り返すのですが今回ルールとしては「剣を使っている設定」で考えています。きれいに裏刃が入った場合であれば一本と審判はわかるでしょうか? ドイツ剣術は剣の攻撃ラインと体は軸をずらすという考えがあります。つまり正眼からきりつけても剣はまっすぐ、体は相手の左右45度方向に回りこむのが良いとされています。自分の正中線、自分の剣の軸のラインは必ずしも直線上ではありません。体を逃がしているのですがこのような思想は剣道の競技では一本にならないのでしょうか?

  • 陸上部隊20万のうち6万は演習だと思ってた新兵??

    下記の記事を読み比べて読むとロシアの陸上部隊は 20万人ぐらいいるようだが、そのうち30%の6万人は 訓練だとおもってつれてこられたような新兵? となると、ウクライナがアフガンのようにゲリラ戦を展開して プーチン失脚の可能性もありますかね? twiiterより ロシア軍の戦闘能力が高くなく、また多くの戦車が放置されてロシア兵士が逃亡している理由としての興味深い説明。3割は徴兵で、給与は月25ドル。4ヶ月の基礎訓練のみ。輸送任務が想定されていたと思っていたところ、突然軍事演習の指示からの、戦闘開始。これが正しければ、士気が低いのは当然か。 ロシア軍とウクライナ軍では「巨人と少年」、両国の戦力を比較 2/26(土) 16:55配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/43946e9fb8dccd67494bf68bee99fd0ca556942b 人員 ロシアが現役兵90万人、予備役200万人を抱えるのに対し、 ウクライナの現役兵は19万6000人、予備役は90万人にとどまる。 陸軍だけを見ても、ロシアの兵力は28万人と、 ウクライナの12万5600人の倍を誇る。空軍では5倍近い差を付けており、 ウクライナの3万5000人に対しロシアは16万5000人だ。 今回の作戦に投入される兵員の数に関して言えば、ロシアはウクライナ国内やその周辺に推定20万人を配置している。 マイケル氏は「この中には約60の戦闘グループが含まれる。 情勢が急速に変化しており 数字は変わる可能性があるが、非常に大規模といえる。 重要なのはこの点だ。 東欧に展開する軍としては近年最大規模、私が人生で目にした中でも最大規模だ」 「ウクライナは全ての兵員を動員して予備役も招集したため、こちらの人数はより難しい」 兵器と車両 攻撃機、装甲車両、地対空ミサイルなど比較すべき要素は数多いが、 一般的にはロシアは全てをより多く持っている。 たとえば、ロシアが1万5857台の装甲戦闘車両を保有するのに対し、 ウクライナは3309台にとどまる。 ロシアの保有する航空機は1391機と、ウクライナの128機の10倍を超える。 ヘリコプターはロシアが821機なのに対し、ウクライナは55機だ。 これは海軍機を含めた数値となる。 またIISSによると、ロシアが49隻の潜水艦を保有するのに対し、 ウクライナは1隻も持っていない。 「この2つの軍隊には大きな差がある。ロシアは航空領域の能力で大きく上回っており、 防空もより強力だ」(マイケル氏) 「使用可能なヘリや航空機に大きな差がある。輸送機から戦闘機、 攻撃ヘリまでのあらゆるレベルでだ」 戦闘意思 ただ、ウクライナ軍はいくつかの反撃に成功した。マイケル氏は、 ウクライナ軍兵士の真の戦闘意思こそ同軍の最大の強みだと指摘する。 「私は現在の光景に本当に驚いている。ウクライナの戦闘機が今も飛んでいること、 実際に離陸したことには感心させられる」 もしロシアが近く首都を掌握すれば、ウクライナの反撃は難しくなるだろう。 しかし首都掌握に成功しなかった場合、紛争が長引く可能性がある。 このシナリオでは、ウクライナ軍の意思が強力な武器になるとマイケル氏は指摘する。 現代化 ただ、ウクライナ全土で戦闘が続く現在の状況では、兵器の量と質が大きな要素となる。 英国王立防衛安全保障研究所の専門家ニック・レイノルズ氏は、 ウクライナ空軍はほぼ不能にさせられたと指摘する。 「ウクライナは2014年から続く経済問題の影響で現代化に深刻な問題を抱えているため、 軍には現代的な防空装置や大砲が足りない。特に対砲兵レーダーなど敵の大砲を探知し、 自力で制圧できる可能性を少しでも見込める監視装置の不足が顕著だ」 「こうした能力はウクライナ軍が移動して補給を行ううえで不可欠だ」