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国家資格までの経緯

精神保健福祉士は一昔前はただの資格でしたが、現在は国家資格です。医療における資格がどのような経緯で国家資格になるのか、具体的に教えて頂きたいと思います。また、臨床心理士はなぜ国家資格にならないのか、その理由も知りたいので、よろしくお願いします。どちらか一つでも、ご返答頂ければ幸いです。

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noname#2787
noname#2787
回答No.2

http://jpc.vis.ne.jp/jusei/history.html これはネットで見つけた柔道整復士の例ですね。 なんで古いのを出したかというと『表向き』の理由で純粋に挙げやすいものだからです。 通常、国家資格化されるまでの経緯は ・関係諸団体の整備 ・資格の試験運用/プライベート資格としての運用 (今の臨床心理士はこの段階) ・社会的な機運のたかまり もちろん関係諸団体が積極的に動くことも含む ・厚生労働省部局内での検討 ・上記と並行または別個に各政党部局内での検討 ・立法化 ・はれて国家資格化 ・運用開始→定期的に見直し と続くものですよ。 裏の理由の一番が『社会福祉予算』関連です。 現状予算を食う資格はそう簡単には国家資格化されません。精神保健福祉士については精神医療予算を「抑制する効果」がありそうだったことが理由で国家資格となったのでは?と言われています(詳細略、2チャンネルでも見るといいでしょう)

daichan777
質問者

お礼

ありがとうございました。 国家資格までの道筋がよくわかりました。 予算との兼ね合いがあることも知れて、よかったです。お礼申し上げます。

その他の回答 (1)

noname#2787
noname#2787
回答No.1

最初に、精神保健福祉士は医療職ではありません。一般に福祉職と考えられていますし、規定上もそうみなされます。(医療職であれば医師の指示に従うことが大前提です。精神保健福祉士は医師の指導を受けるだけです。同様に柔整や鍼灸も医療職ではありません。医療ではなく類似行為という別行為←これが現実的かどうかは別^^;) 精神保健福祉士がなぜ国家資格になったかは表向き上のものは資格の定義の項目を読めばすぐわかります。『定義を「要求する世論が強まり、行政運用上もそうした資格保持者の活躍が期待されるようになったから」』ということなんです。これはどの国家資格でも同じです。そのひとつが資格保持者の基準が成熟し資格化した後の社会的な責任分担が明確になったというような言葉であらわされます。裏向きの理由もは別にありますが・・ 臨床心理士がなぜ国家資格にならないかも同じです。臨床心理士の社会的な役割が強く社会的に求められていない(これは世論の最大公約数という意味)ことや資格の基準・成熟度が一定のレベルに達していないということです。また簡単にいえば資格化したところでまだ社会的な認知と寄与が(行政が求めるレベルで)期待できないという行政側の認識であることでもあります。 多少の未成熟な資格でも社会的な要請が強ければ見切りで資格化することもありますし、逆に社会的な要請が少ない・要請者が一部の声であればかなり成熟していたとしても資格化されることがないこともある… 例えるなら非常に似ているのがオリンピックの採用種目です。参加国の要求のパワーバランスが最優先事項であり、競技の中身や魅力の問題ではないということです。

daichan777
質問者

お礼

ありがとうございました。臨床心理士はまだまだ先のようですね。ところで、ご説明の中に、「世論」「行政」といった言葉がありますが、そこらへんの流れを具体的に教えて頂きたく思います。例えば、○×協会が世論の強まりを衆議院に訴え、衆議院がそれを議案にし、三分の二以上の賛成があったため国家資格になった、など具体的な流れ、手続きをぜひとも知りたいので、よろしくお願いします。

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