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ユーロ高と欧州経済
ユーロは対ドルで一時期の約2倍の高値になっています。 先進国でこれだけの通貨高が生じれば、輸出不振などの国際収支の大幅な赤字が発生し、経済が大きな打撃を受け、必ず通貨はバランスの方向に調整されるはずです。 しかし、事実上の貿易統制と国家管理(非関税障壁など)があれば、話は異なります。今日、日本では的確なニュースや評論がなくネット上でも正確な状況がわかりません。 1.なぜユーロ高(対ドル2倍)が長く続くのか 2.貿易での競争力喪失といった問題は起こっていないのか など、解説をお願いします。
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- lovepre
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加盟各国がユーロに移行した時、本来の価値よりかなり割安なレートだったように記憶しています。
- fvlu1l0
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1です。 底を基準にすると2倍位ですが、10年ほど前のユーロ発足当時の レートを基準で見ますと少し違う見方ができます。 発足当時は、1.1/$で始まり、その後安値-40%、高値+45%ほどの変動幅です。 安値のとき(0.7 Euro/Dollar)は、どこかの国の金融関係者がユーロは ひどく過小評価されていると言っていました。 今は、きっとひどくユーロは割高な水準なのかもしれません。 ドル・インデックスを見ますと、2002年からドル弱くなって行きます。 ナスダックが暴落し、インフレ傾向が始まって、原油、金が上昇し始めた頃です。 推測ですが、アメリカはドル安を容認している気がします。 理由は、アメリカのドルは、長期では安値になる傾向があるし、 農業など輸出ではドル安のほうが有利だと思いますし、 国内の経済対策のほうに重視した金利を行うと思いますので。 米国が金利を上げたり、インフレを低下させたり、 金融不安を解消して経済が成長しないとユーロ高は続くかもしれないです。
- ryuken_dec
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1だけ・・・ ユーロが強いこともありますが、ドルが弱いこともあるかと思います。 質問者様は「ユーロ高(対ドル2倍)」と現在のユーロが高い水準にあるという前提にたたれていますが、そうではなく昔はドルが高すぎた/ユーロが安すぎたのかもしれません。 極端なドル高によってアメリカの赤字が増大し、通貨はバランスの方向に調整されきたのが今の動きかもしれません。 為替の適切な水準を語るのは難しいと思います。よく実効為替レートなどを用いて「ドルは高すぎる」「円は安すぎる」などという主張がありますが、そもそもその基準点が正しいのかという疑問があります。 また、国家間のパワーバランスが変われば、適切なレートは動きますので、一概に今が高すぎるかどうかとは断言できないところです。(そんなこと言えば、1ドル=360円の時代から言えば、最近は極端な円高ですが、1ドル=180円で円高だ!!と言う人はいないでしょう)
- masuling21
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1.なぜユーロ高(対ドル2倍)が長く続くのか 政策金利差で説明がつくかと思います。今は、貿易の実需に裏付けられた為替取引より、投機的取引の量がはるかに多いと言われます。 2.貿易での競争力喪失といった問題は起こっていないのか 輸出は問題あるかもしれませんが、輸入は格安、ユーロ圏から日本やアメリカへ買い物ツアー、エステ・美容整形ツアーとかユーロ高を謳歌している側面もあります。 情報は、FX会社のサイトにあったりします。 ユーロはドルの2倍ですけど、日本円の169倍(1ユーロは約169円)です。それを言っても意味ないでしょう。