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ロケットや超音速旅客機による大気への影響
最近民間ロケットの開発や、高々度を飛行する超音速旅客機の話題をよく耳にしますが、これらの飛行機器が高々度の大気に与える影響というのはどのようなものがあるのでしょう? 最も気になるのはオゾン層の状態にあるのですが、どんなものなのでしょうか?
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まさにそのテーマで研究されている先生がおられますので、参考URLをご覧ください。
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先ずロケットに付いて考えると地球の引力圏を脱出する為には11.2 km/s(第二宇宙速度)以上で飛行する必要が有り、オゾン層を10~50Kmとして40Kmを通過する時間は約3.6秒です。 又、燃料は一般に水素が用いられるので排出されるのは水ですから特に問題は無いでしょう。 但しテポドンの燃料は「非対称ジメチルヒドラジンと酸化剤に赤煙硝酸」が使われているとの事、実際にそれほど飛ばしていないので先ず対象外でしょう。 問題は超音速旅客機で燃料は「ケロシン」此れは略灯油と同じです。 従って排気ガスはスス(C)と一酸化炭素(CO)、および高温ガスによる窒素酸化物(NOx)等でオゾン層破壊物質は特に有りませんが、大気汚染物質で有る事には変わり有りません。 尚、航空機による大気汚染をまず取り上げたのはアメリカの環境保護庁(EPA)で,1973年7月に最初の規制を制定し,その後ICAOも取り上げている、との情報が有ります。(航空機に関する情報は以下URLを御参照下さい) http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p217.html
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詳しいご返答ありがとうございます。 なるほど現状ではさほど影響はなさそうな感じですね。 しかしゆくゆく沢山の機体が飛ぶようになって、高々度でスス微粒子・・・PM等ののばらまきなどを行った場合、雨が降るなどの自浄作用がないでしょうから、蓄積されたりしないかなどと、これまた色々心配になってきますね。
オゾン層、↓(国立環境研のページから) http://www.nies.go.jp/kanko/news/20/20-3/20-3-05.html オゾン層は成層圏10~50kmの高度にあります。 ロケットがこの相を通り抜けるのは数十秒程度ですが、10km~25kmはジェット旅客機の航行域です。ちょっと心配。
お礼
早速のお答えありがとうございます。 科学技術というのはついつい一面のみ見て、便利だと喜んでしまいがちですが、果たしてどうなんだろうと気になっておりました。 こういう問題はみんなで考えていかないといけない時代になってきていますね。
お礼
速やかなご返答ありがとうございます。 まだこういった事柄については研究の途上にあると言うことが分かったように思います。