• ベストアンサー

「勘当」の使い方

お前を勘当する という言い方がありますが、 「お前は勘当だ」 という言い方は正しいのでしょうか。 個人的にはそれほど違和感はないのですが、 なぜ違和感がないのかが説明できません。 文法はよく分からないのですが、 動作を受ける対象を前にもってきて 「~は+動作名詞」という言い方で、 「~を○○する」という意味が成り立つのでしょうか。 ご存知の方、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

「勘当だ」の「だ」は、室町時代以来の語で、関西の「じゃ(ぢゃ)」に対し、主として関東で使われたようです。「だ」が用いられる文体は「である」とともに常体とよばれ、敬体の「です」「であります」と対比されます。 「お前は勘当だ」は、「お前」=「勘当」ではありません(お前は「勘当」というものである、ではない)ので、この文は、  「お前に対する処遇は勘当だ」 を短く言ったものであると思います。一般に使われたりしますので、耳にすることもあり違和感がないのではと思います。 他にも「お前を死刑にする」「お前は死刑だ」や、「お前を笑いものにする」「お前は笑いものだ」という感じで、処遇に絡むものについては成り立つと思います。

Kinappe
質問者

お礼

なるほど、処遇に絡むものについて成り立つというのは納得です。 大変勉強になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 「お前は勘当だ」は、正しいです。 ただし、 「~は+動作名詞」という言い方で、「~を○○する」という“意味”になるのではなく、 「~は+動作名詞」において、「~」は「○○」される対象、という関係が成り立つということです。 勘当に限りません。このような表現は、沢山あります。 ・君は退学処分だ。(君は退学処分される対象だ) ・この新聞はカラー印刷だ。(この新聞は、カラー印刷される対象だ) ・この映画は見どころ満載だ。(この映画は、見どころが満載されている)

Kinappe
質問者

お礼

早速回答いただいて、ありがとうございました。 大変納得できる解説と例文でした。

関連するQ&A

  • 勘当と堪当

    親子の縁を切るときに使う「かんどう」という言葉、私は、「勘当」と書くのだと思っていましたが、大修館新漢和辞典では、「勘当」も「堪当」も見出し語に掲載されていました。また、そのことについて説明はありません。「勘」と「堪」では、意味も異なるし、中国語音では発音も違うと思うのですが、二様の表記があるのでしょうか。

  • 何故”勘当”って言葉なんですか?

    親子の縁を切ることを「勘当」という言葉で表現されますが、縁を切るのであれば「絶縁」のほうが適当だとも思うんですが、「勘当」は漢字だけを見た限りでは縁を切るという意味を連想できないのですが、どうして「勘当」なのでしょうか?

  • 「ひとりにして」と「ひとりにさせて」の違い

    1人でゆっくり考えたい。。。そんな時に使うセリフは (1)ひとりにして (2)ひとりにさせて どちらでしょうか。 どちらも使われているようなのですが、 個人的には「して」の方が違和感あります。 文法的な説明はできませんが。。。 どなたか教えていただけませんか?

  • following の前の冠詞はtheでいいのでしょうか?

    質問させていただきます。 「本製品は以下の製品に対応しています。」という文を翻訳する際に、following を使って翻訳するとします。 この場合、followingがつく名詞句の冠詞をtheとして、 This product supports the follwoing product. としても文法的にミスはないのでしょうか?それとも他に適当な冠詞があるのでしょうか? 個人的にはこれから与えられる新情報に"the"をつけるのに違和感があるのですが、かといってネイティブの文章を見てもtheがついていたりします。 文法的な意味合いなどお教えいただければ幸いです。 よろしくお願いします。

  • 面白可愛い これを日本語の文法的に説明してください

    面白可愛い これを日本語の文法的に説明してください かわいいと言う名詞に面白と言う形容詞がかかっているんですか? つまり、メインはかわいい? 面白い感じの可愛さという意味ですか? 可愛い面白い これは面白いと言うメインの名詞に かわいいと言う形容詞がかかっているんですか? 可愛い感じの面白さという意味ですか? 文法的論理的に説明をお願いします

  • 単文の「違ったものです」は正しい表現?

    先日、こんな会話をしました。 「それは別の写真でしょう」 「はい、そうですね。違ったものです」 私は最後の「違ったものです」に違和感を覚え、正しくは「違うものです」とするべきではないかと思ってしまいました。 そこでいろいろ考えて見たのですが「変わった人ですね」ならば、辞書には「ちょっと違う・変なといった意味。変わっている」という説明が載っており、私も違和感を覚えません。 そして「違った」の使用例をネットで検索したところ、次のような文例がヒットしました。 ・何かの都合であるセルのみ違った数式を入れた場合 ・やってみたら思ったのと違った仕事ありますか? ・他人と違ったことをやるべき これらの文例で使われている「違った」にはいずれも違和感を覚えませんし、「違う」に置き換えてもそのまま通じると思います。なのに単独で「違ったものです」では違和感を覚えてしまうのは私の考えすぎなのでしょうか。皆様方はそのような使い方をしておられますでしょうか。 もしそのような使い方に関して何か文法的な問題点があって、この場合は「違うものです」とするべきであるとしたら、どういう理由によるものなのかご説明いただきたいと存じます(外国人には適切な説明をしてあげなければなりませんので)。

  • 文法:「の」を2回続けることについて

    例えば、 「トラブルが起きている時の状態の情報」 のように、名詞(「状態」)の前後に「の」をはさむことは、文法的におかしいでしょうか? 何となく、違和感があるのですが、普通に使っている気もします。

  • convenience という言葉について

    convenience shop ようはコンビニのことですが、convenienceって名詞ですよね。なぜconvenient shopではないのでしょうか。 ほかにも convenience outlet やconvenience productなどconvenientではなくconvenienceとほかの名詞を繋げて一つの言葉にしている言葉がいろいろありますが名詞と名詞の組み合わせというのになんか違和感を覚えてしまいます。慣習的な使い方なのかそれともなんらかの文法的な正当性があるのですか?

  • 「行くところ」と「行っているところ」

    「行くところ」と「行っているところ」 通勤中に電話がかかってきたとします。 「何をしてるの?」と質問されて、 1.「今会社に行くところ。」 2.「今会社に行っているところ。」 と答えるのはどちらも文法的には正しいでしょうか? 手元にある文法書には (動作を表す動詞)+(ている)と (動作を表す動詞)+(~ているところだ)はどちらも「継続」を表す、と書いてありますが、 動詞「行く」に関しては、「行っているところ」という表現は私は少し違和感を感じます。 ご回答をよろしくお願いします。

  • 「なので」で始まる文章は正しい?

    次の文章は文法的に正しいでしょうか? 「数学は難しい。なので、私は数学が嫌いだ。」 知人が会話中に「なので、私は…。」という表現をよく使います。 「なので」で文を始めらると、非常に違和感を感じます。 「したがって」「だから」「それで」を文頭に置くのなら 接続詞として理解出来ますが、「なので」はおかしい気がします。 「なので」の前は名詞では?例えば、 「数学は難解なので、私は数学が嫌いだ。」 この文章なら分かりますが。 どなたかお詳しい方、ご教授下さい。