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水の硬度と安定度定数
水の硬度をしらべる実験を行って、レポートの課題に「EDTAとMgおよびCaの安定度定数はそれぞれいくらか」と出題されました。 調べていると、 例えば、マグネシウムとEDTA(通常、Yと表現する)の場合は、 Mg2+ + Y4- ←→ MgY2- K=[MgY2-]/[Mg2+][Y4-] という式で与えられ、Kが安定度定数であると書かれていたのですが、この式の使い方がどうもよくわからないんです... [ ]なので濃度だと思うんですが、実験のテキストにはEDTAの濃度しか載っていないので、どうやって計算してやれば良いのかわかりません。 どなたかわかる方、教えていただけませんでしょうかm(__)m
- Fragarach
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硬度を知る実験をやったってことは,EDTA滴定したってことですよね. 安定度定数は,その実験ではわかりませんよ.ただ,滴定の前提条件として,安定度定数が大きいことが必要なので,ではどのくらいの値なのか,文献で調べてみろ,ってだけのことでしょう. その値から,実際にやった滴定がどういう状況であったか,確認の計算をしたり,安定度定数の違いから,滴定上どういうことが発生するかとか,まあ,考察を広げるとっかかりになるんですけどね.
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- nious
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この式はpHを一定にしないと殆ど使い道はありませんよ。 だいたいEDTAが4価の弱酸な訳だから、 M^2+ + Y^4- ⇔ [MY]^2- だけでなく、他のH4YやH3Y^-だってH^+を放出しながら錯体を作り得ます。 それら全てをまとめてドーンと一緒に扱うには、 緩衝剤などでpHを一定に保つのが一番楽な方法な訳です。 pHを一定にすると「錯体になっていないEDTA全化学種の濃度(Cy)」に対する[Y^4-]の比率も一定になるから、 逆に考えれば[Y^4-]の濃度が分かればCyも分かります。 このCyを求める時に安定度定数に手を加えて(Y^4-の比率を乗じる)利用する訳です。 Cy=[H4Y]+[H3Y^-]+[H2Y^2-]+[HY^3-]+[Y^4-] ですね。 説明が分かり難くてすんません。
再度登場(赤面) ご質問の内容が良く理解できない(何を知りたいか分からない)のですが、通常EDTA初濃度を[Y]0として、 [Y]0=[MgY2-]+[Y4-] になるので、解けると思います。 分からなければ、追加質問して下さい。
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