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脊髄骨折が心配です。続きです。
脊椎でした。腰椎2個が半分つぶれて、陥没したようです。3個以上だと手術をしますが。と言われたそうです。脊髄の損傷には至らなかった様で3週間の入院、その後2ヶ月鉄で出来たコルセットを着けて、自宅療養と聞きました。入院は、バンコクのバムルンラート病院です。
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骨粗鬆症があるわけでもない若年者の腰椎2つが潰れてしまったというのですからかなり強い力が加わったことが予想されます。結構大きな事故だったのではないですか?ただ今のところ脊髄症状が無いのが不幸中の幸いです。 脊椎は円柱状の椎体と呼ばれる前方成分と、脊髄を取り囲む椎弓・椎間関節を含む後方成分に分かれます。推測ですが、今回は恐らく前方の椎体のみが潰れた「圧迫骨折」で済んだのではないでしょうか。これが後方成分の骨折であったり、前方成分の骨折でも骨折の破片が後方の脊髄を圧迫したりする「破裂骨折」であった場合には重症であり、すぐに外科的治療が必要になった可能性があります。「圧迫骨折」のみで特に脊髄症状を出していなければ、ご質問のように時間はかかりはしますがこのまま手術無しで保存的に様子をみることができるでしょう(痛みはしばらく続くと思いますが)。 ただし、今後ある程度時間が経過して歩行を許可されたときに、骨折部分の骨にずれを生じてきたりして脊髄症状が出現し、後で手術が必要になることも可能性としては考えられますので、暫くは注意して経過を見ていく必要があると思います。 ご質問の様子からすれば、脊髄損傷を幸い避けられているものの、長期に安静が必要な点や潰れてしまった骨は戻らない点などから、「軽症」か「重症」かと聞かれれば間違いなく「重症」の部類に入ると思います。ご本人の痛みもかなり強いと思われますので、一度早めに息子さんのところに行かれることを検討されても良いと思います。 ※私は脳神経外科医ですので、整形外科の先生の意見も伺いたいところです。
お礼
ありがとうございました。難しい用語もでてきて、少し戸惑いましたが、症状はよくわかりました。本人は、こんなひどい状態を親に見せるに忍びないようなことを言ってますが、行く方向で検討します。お忙しい中、返事をいただき嬉しく思います。