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全合成の論文
noname#62864の回答
人によるとしか言いようがありませんね。 全合成をやっている人は多種多様な反応を知っているでしょうし、特定の分野の反応を主たる研究対象としている人はさほどでもありません。 つまり、全合成をしている人にとっては、それらの反応は武器であり、それを知らなければ他の研究者とは勝負にならないからです。 それに対して、たとえばパラジウム触媒を使った反応とか、ルイス酸を使った反応とか、特定の分野に特化した研究を行っている人も数多く存在します。そういった人たちは、自分の専門分野の知識は深いでしょうが、それ以外に関してはそれほどでもないでしょう。 要は、スーパーマーケットと専門店のごとき違いがあるといえるでしょうね。 そもそも、全合成の論文では略号やマイナーなname reactionが数多く出てきたりします。また遷移金属触媒反応の配位子などはやたらと略号が出てきたりしますので、覚えるのは大変です。 まあ、何をやっているか程度のことはわかっても、なぜその方法でなければならないかなどの細かいことまで理解するのは全合成を専門とする人以外には難しいと思います。
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