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階差数列
数列の一般項a(n)=a(1)+(b(1)+b(2)+…b(n-1)) ですが,nの値域は2以上となっていますが,n=1でも, a(1)=a(1)となり常に成立しているのではないでしょうか? シグマ記号において『kが1からn-1まで移動する』というときにn=1だとn-1=0になるから不適だというのでしょうか(でも,n=1のときは,総和を0として計算すればa(1)=a(1)となり大丈夫ですよね?) なぜnの値域は2以上となっているのでしょうか?
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理由の一つは、あなたの指摘するとおり、「シグマ記号において『kが1からn-1まで移動する』というときにn=1だとn-1=0になるから不適」なのです。 これは、これまたあなたの指摘するように一見「n=1のときは,総和を0として計算すればa(1)=a(1)となり大丈夫」のように見えますが、それは、総和が求められればの話です。なので、nが1~0などという、総和の求められないものには適用できません。(この部分は非常にきわどい話ですが。 そしてもう一つの理由(こちらの方が重要)は、あなたが今までといた問題はすべてn=1で成立したかもしれませんが、それが成立しない問題も出てくるからです。 一番それが起こりやすい問題は、a(1)だけ先に問題文で与えられている問題です。 これは、たしかに「問題を解く上で必要だから」という理由で与えられている問題が多いですが、時々、「問題はそれ無しで解けるのだが、a(1)だけどうしても求められないからa(1)ははじめから与えておく」といった問題もあるのです。 そういったときには、a(1)がa(n)=nの式に当てはまらないケースもあるのです。 なので、「一つ目の理由でn=2に一様しておいて、あとからn=1だけ別に調べ、合うかどうかを確かめる」という手順がどうしても必要なのです。
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- hiro1122
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シグマ記号において『kが1からn-1まで移動する』というときにn=1だとn-1=0になるから不適だというのでしょうか そうです。 でも,n=1のときは,総和を0として計算すれば これはあなたの勝手な考えです。 Σの記号の意味においてk=1からk=0の和をとることはあり得ません。これを0とするという定義もされていません。だからn=2以上で議論を展開することは必要なのです。