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塩化チオニルでの塩素化
アルコールを塩化チオニルを用いて塩素化する反応で、ピリジンを添加する理由はなんでしょうか?アルコールからの求核性を高めているということなんでしょうか?また、ピリジンを添加しないと反応しないものなんでしょうか?
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noname#50516
回答No.2
この試薬はなかなかやっかいな問題を持っております。 R-OH + SOCl2 → R-Cl + SO2 + HCl 上記反応において、 1:塩基ピリジンを加えない場合 反応はSNi機構で進行し、OHとClは同じ方向となりR*の立体は保持される 2:塩基ピリジンを加えた場合 反応はSN2機構で進行し、OHとClは逆方向となりR*の立体は反転する
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- usokoku
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回答No.1
生成したHCLの吸収と除去 生成物の分解を抑制。HClで不安定になる化合物の場合です。 反応します。場合によっては、直接反応させることもあります。
質問者
お礼
生成するHClのトラップの意味もあるのですね。ありがとうございました。
お礼
なるほど、反応機構が変わってくるのですね。ありがとうございます。