• 締切済み

ザンドマイヤー反応におけるクロロベンゼンの合成について

こんにちは。 今日実験でザンドマイヤー反応におけるクロロベンゼンの合成を行いました。 でも、クロロベンゼンって芳香族の直接ハロゲン化反応でも合成できますよね? なぜ直接ハロゲン化でやらないのか研究室の先生に聞いたところ、ザンドマイヤーのほうが利点があるとおっしゃっていました。 でもその利点というものが何なのかよくわからないんです(汗 今後にも生かしていきたいので、 ザンドマイヤー反応が、芳香族の直接ハロゲン化反応に比べてどのような利点を有するのか、なにか例があればそれもあげて教えていただきたいです! よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#62864
noname#62864
回答No.2

まあ、そう言った本人に聞くべきでしょうね。 たとえば、クロロベンゼンを得る方法としては「購入する」のがもっとも現実的で経済的な方法です。また、直接ハロゲン化する方法の方がザンドマイヤー反応よりも現実的だと思います。 ただし、他の置換基を有するベンゼンとなると話が違ってきます。ザンドマイヤー反応では、その前駆体となるアミンの、アミノ基の位置がクロロ化され、それ以外の位置がクロロ化されることはあり得ません。 それに対して、置換ベンゼンの場合には、クロロ化される場所が単一にはなりませんし、狙った場所がクロロ化されるとも限りません。 現実問題としては上記のようなことがザンドマイヤー反応のメリットでしょう。 ただし、単純なクロロベンゼンを作るためにザンドマイヤー反応を行なうことは、学生実験としての意味はあるでしょうが、現実問題としてはナンセンスです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#160321
noname#160321
回答No.1

非常に簡単な例を一つ、ベンゼンの直接クロル化ではどんな生成物ができるでしょう。 クロロベンゼンを直接クロル化条件に置くとどうなるか考えて下さい。 それに対しザンドマイヤーではたった一つの生成物しかできません。 今回のザンドマイヤーの原料はアニリンですが、アニリンはニトロベンゼンの還元でできます。ニトロベンゼンは通常の反応条件では副生物を生みません。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 三級アミンとハロアルキルをもつ分子の反応ー合成ー

    こんにちは、お世話になります。 有機ケイ素化合物の機能について研究している大学生です。 その合成の際の質問なのですが… 最近、実験に必要な分子を合成するために 『トリエトキシシランを短いアルキル鎖を介して窒素原子に3つ結合させた三級アミン』と『ブロモヘキシル鎖をもつ分子』を求核置換反応で結合させようとしたところ、全くといっていいほど反応が進みません。 溶媒については、研究室にある非プロトン性溶媒をDMFやDMSOまで様々に検討し、反応温度についても分子に影響がでない範囲(~70℃)で様々な条件でふって検討してみました。 反応時間については最大1週間まで観察しました。 が、今のところ、NMRのピークに反応の進行を示す変化は全くありません。 普段、測定中心で有機合成はあまりしていませんが、この合成については、三級アミンと一級ハロアルカンの単純なSN2反応だと思っていたので正直困っています。 反応が進まない原因や改善すべき点もしくは他の合成経路等何かありましたらよろしくお願いします。

  • 実験室で合成やるのと、工場などで合成(製造)するのでは考えることって違うの??

     ちょっと先生と話をしていて、実験室ではこういう合成が簡単にできるけど、工場などでいざスケールをでかくすると同じようには合成(製造というのでしょうか?)できないんだよねー、だからこの反応だと金儲けはできないなーって言っていました。  反応論で考えると、合成する工程が同じなら反応も同じなので、別にスケールをでかくしても(例えば1リットルのフラスコから100リットルのフラスコみたいな感じです)、考え方は一緒だと思うのですが。。。  まったく同じ反応、工程でもスケールをでかくしただけで他に考えなければならないことや反応に作用するファクターが増えたりするのですか?

  • 有機合成

    ナフタレンを合成したいんですがフリーデルクラフツ反応でベンゼン環とシクロヘキサンのくっついた二個の環を作ったんですがシクロヘキサンの方の環に二重結合を二つどうやって作ればいいのか悩んでいます。 ハロゲン化を行いその後脱ハロゲン化すれば良いのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 全合成の意義

    学部の4年生で有機化学系の研究室に所属しています。 研究テーマは天然物の全合成に関連した内容です。 まだ今は先生や先輩の研究を追実験するような形で 実験の練習をしている段階なのですが、 新しい事を学ぶ充実した日々を送れていると思います。 ただ、一つ疑問に感じている事があるのですが、 「全合成の意義」とは何でしょうか? 今のターゲットである化合物は特に面白い特徴があるわけでもなく、 正直、「何でこれ作るの?」と思ってしまいます… 文字通り毒にも薬にもなりそうもない化合物を作って何の役に立つんだろう… 就職もちょっと心配です。 製薬や化粧品のような狭き門をくぐる自信は無いし、 果たして化学会社で全合成のスキルが活きるのか… もし全合成が就職に不利であれば、大学院では別の研究室を受験しようかと悩んでいます。 ご回答よろしくお願いいたします。

  • 不斉炭素誘導反応について

    不斉炭素誘導反応の実験例を1つ挙げ、 どのような理由で不斉が誘導されるかを説明せよ。 という問いの回答が分からず、困っています。 また、別の質問で、 有機合成化学以外の分野との関わりを含めて、 生合成研究の意義について2例述べよ。 という問いも、どのように回答すればいいのか分かりません。 回答いただけたら幸いです。 よろしくお願いします。

  • イオン交換樹脂の合成方法について。

    イオン交換樹脂の合成方法についての実験例の書いてある本,文献を教えてください。また、油中水分散を利用した、高分子合成の例、その他の化合物合成の例などの文献、または、知見を教えてください。私は、新しく研究テーマを捜しています。よろしくおねがいします。

  • 光合成について

    生物の実験で光合成の実験をやりました。 この実験では、葉緑体を抽出して光合成の前と後でのpHの変化をpHメーターを使って調べたんですが、光合成の前ではpH6.2で、後ではpH6.4でした。 このときpHが増えているんですが水素イオンが少なくなったということですよね?何で水素イオンが少なくなったんですか?誰かわかりますか?   光合成の明反応ではNADPが還元されてNADPHができますが、この反応で水素イオンが使われてpHが増えたと考えていいんでしょうか? 誰かわかる方いたら教えてください。

  • カフェインの合成の反応について

    初めて質問をさせて頂きます。 先日カフェイン合成を学生実験で行いましたが、どうしてカフェインが出来たのか分かりません。特に分からないのは以下の反応です。 ・6-アミノ-1,3-ジメチル-5-ニトロソウラシルに塩化アンモニウム及び水を加え、亜鉛も少しずつ加え、加熱し、ろ過をしたろ液にギ酸を入れると、ニトロソ基NOがホルミル化されてNHCHOになる。 ・上の反応で出来た6-アミノ-1,3-ジメチル-5-ホルミルアミノウラシルにNaOHを加えると環化してテオフィリンになる。 少しでも分かる方がいらっしゃいましたらお教え頂けると嬉しいです。お願いします。

  • 第1級ハロゲン化アルキルからの第1級アミン合成

    芳香族エステルを含む第1級ハロゲン化アルキル化合物 [Ph-O(C=O)-(CH2)5-Br]のBrをNH2に置換して 第1級アミンを合成したいのですが、よい反応スキームが 思い浮かばず、困っています。 今のところ下記2種類の反応を候補として考えていますが、 教科書的にはそれぞれに問題点がありそうです。 反応(1)アンモニアと反応させる  [問題点]  ・反応が第1級アミンでストップせず、第2級アミン   もかなり生成してしまう。  ・エステル部位が反応してアミドになってしまう。 反応(2)フタルイミドと反応させる(Gabrielアミン合成)  [問題点]  ・塩基によってエステル部位が加水分解してしまう。 反応(1)と(2)ではどちらがオススメでしょうか。 また、もっと効率的に第1級アミンを得られる反応が 他にございましたら、ご教授頂けますでしょうか。 よろしくお願い致します。 ちなみに、小生は合成に関しては素人です。 ちんぷんかんぷんな質問をしていたら申し訳ございません。

  • 酵素反応について

    私は、化学系の研究室に所属しています。 実験として、ジカルボン酸とジオールとリパーゼを用いて、酵素触媒重合を行い、ポリエステルの合成を行いたいと思っています。しかし、反応物の融点等とリパーゼの最適温度(50℃)の兼ね合いから、中々合成が上手くいきません。70℃付近で活性を維持しポリエステル合成を行える酵素はありませんか。ご教授いただければ幸いです。