直流電圧の検出方法
いつもお世話になります。
今回は直流電圧の検出について教えてください。
先日、ある変電所に行った時、直流高圧を検出する
手段として抵抗分割を採用していました。
(1500Vを1:99の抵抗で分割し、低圧側を電圧計で検出)
この変電所では直流高圧の値を正確に検出・測定していたのですが、
直流電圧の有無を検出するだけなら以下の方法では無理でしょうか。
考えている回路は図1のような回路です。
A-B:正極母線、C-D:負極母線であり、正極母線はアレスターを経由して
接地されています。
また、負極母線と大地は絶縁性が悪く、絶縁抵抗は1kΩ以下です。
正極母線(の一部)とアレスターは図2のような形でキュービクルに
収められています。図2は水平方向から見た図、図3はそれを鉛直方向
上側から見た図です。
正極母線とアレスターの接地線は1000mm程度離れています。
今、円筒板1と円筒板2を図2,3のように配置するとします。
円筒板2はアレスターの接地線と接続されています。
円筒板1と円筒板2の間には低圧用の電圧計が接続されています。
このような回路で、円筒板1と円筒板2の間の電圧を測定することで、
正負極母線間の直流高圧の有無を検出することはできないでしょうか。
静電界は必ずしも均一とは限らず、漏れ抵抗があるためそちらにも電圧が
かかり、直流高圧の正確な値は絶対に分からないと思いますが、
直流高圧の有無だけなら分かるのでしょうか。
また、仮に直流高圧の有無が分かるとします。正負極母線間の直流高圧が
停電した時でも、円筒板1にある電荷は逃げ場所が無いので円筒板の
間には電圧が継続して発生し、直流高圧の有無を判断するのは難しいのでしょうか。
帰り道にぼんやりと考えていたのですが、何となく気になってしまいました。
よろしければ皆様のお知恵を貸してください!
お礼
なるほど。やはりそういう事なのでしょうか。 自分が疑問に思ったのは、模式図のようなものでも電源が二つあるかのように書かれているものがあるということです。 模式図なら別に一つでいいんじゃないかなぁと思ったんですけど… 自分の中では保留にしておきます。 ご回答ありがとうございました。