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般若心経について
般若心経の真理の「文底秘沈」は何を我々に悟しているのですか?
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元々仏教は我々に、あることを教えようとして成り立ったもので、それは誰の生命の中にもすばらしく力強い生命力があって、それを顕現させてその生活、人生に活用していけば、いかなる困難、苦悩をも悠然と乗り越えて行くことができ、その人生を心の底からエンジョイできるというもので、これを釈尊は法華経の中に説いているのですが、釈尊がそれを説き教えようとした当時の民衆は、その理解力等の受け入れる能力がかなり低かったため、いきなり法華経を説いても無理だと知り、それを様々な形態に分けて、その聞く者たちの能力に合わせて分かり易いようにいろいろと説いていって、人々の理解度を高める下地作りをして、最終的に法華経を説いたということなのです。これはちょうど小学生にいかなり大学の講義をしてもチンプンカンプンで何にもならず、当然その能力に見合ったレベルから教えていくのと似たようなものです。 それで結局、膨大な量の経典が残ることになったのですが、それで法華経以外の般若心経にしろ何にしろ、それらは結局、法華経の部分観でしかなく、よって文底秘沈とはそのすばらしい生命力の存在を知らしめ、それを発揮させるための手立てについてのものを、その時点ではまだ説く時期ではないので、そのように形容したものであり、もし、仏法について、その釈尊の真意というものを知りたければ、法華経について調べられればよいのです。それ以外は、人々を法華経に導くために一時的に説いた方便に過ぎませんから、参考程度にしかならないかと思われます。
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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:abc2008様の《よって文底秘沈とはそのすばらしい生命力の存在を知らしめ、それを発揮させるための手立てについてのものを、その時点ではまだ説く時期ではないので、そのように形容したものであり、もし、仏法について、その釈尊の真意というものを知りたければ、法華経について調べられればよいのです。》の【生命力の存在を知らしめ、それを発揮させるための手立】については、叡智(ジャイナ)の道筋、行為(カルマ)の道筋、信仰(バクティ)の道筋などもありましょうが、私達ラージャの道筋では、古代より伝わるプラナヤマがこれに相当すると存じます。 この技法は、生命と意識を分析認識しながら、把握し、コントロールし、太源に差し向けていく技法です。 この前の段階ににヤマ・ニヤマ・そしてアサナとあり、これにプラナヤマに続き、脳内のチャクラに向かう、内方化(プラチャハラ)によりサマディとなります。普遍と宇宙に抜けていく技法です。ヤマ・ニヤマに始まる八段階はパタンジャリも説明されておられます。 ご参考までに。 叡智とカルマの行法である華厳との関連はご説明できません。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
薬の説明書だそうです。 薬は飲まなければなりません。 飲むのには口が必要です。肩あって着ずということなし。・・・などの 論理と説明ですから、その通りにやって質問もわかってくるのでしょう。外からの質問に答えようがないのかい、1番さんのご回答なのかな。
お礼
合掌 これからは、般若心経における深波羅蜜多の行法を習得し、五蘊を皆空と照見する境地に達することを目標にします。 感謝 再拝
- cabin504
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般若心経の真理は 残念ながら、般若心経の中にはありません。 薬の説明書と同じですから・・・。
補足
薬の説明書ですか~ 「行深波羅蜜多時」は「到彼岸」・「六波羅蜜」と同一ですか? 五蘊皆空と照見すれば一切の苦厄を済度するのでしょうか?これも薬の説明ですか? 法華経に至る過渡的思想ともとれるのでが..... 宇宙普遍の真理とはどのようなことでしょうか?
お礼
感謝!です。 諸法の実相ですね。 『超時空・平等観、時空制限・差別観』の観法。 法華経の安楽行品:一切の諸法は空にして有る所無し。常住有る事無く、亦起滅無し。 顛倒して、諸法は有なり、無なり 是れ實なり 是れ生なり非生なりと分別す。~ 実相が顕現しますように! 再拝