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銀行や住宅ローンの借り入れはなぜ5倍が目安で7倍が限界か
銀行や住宅ローンの借り入れはなぜ5倍が目安で7倍が限界か 実際家と建てるとかマンション購入するわけじゃないですが、興味本位でお伺いします。なぜローンの借り入れは年収の5倍が目安で7倍が限度なんでしょうか?年収1千万の人は5000万のマンションが目安で、7000万の物件に手を出そうとする人はかなり借り入れに無理があるということですよね? 年収1千万で5000万の物件を頭金10%の500万用意。30歳の人が購入。定年の60歳までの30年間で返す場合、 4500万/12ヶ月*30年=12.5万円。一ヶ月12万5000円の返済額。 年収1000万/12ヶ月=約83万 83万-12.5万=手元に残るお金約70万 ローンにかかる利息やその他の経費を抜かしていますが、返せない額ではないです。 7000万の場合で同じ計算をすると 1ヶ月に手元に残るお金は約65万。 これもなんとか返せそうな金額です。このような計算をして借り入れの目安を5倍とか7倍とかに設定しているのでしょうか?
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まず、 >ローンにかかる利息やその他の経費を抜かしていますが、 これを抜かしてはダメです。 例えばですけど、細かい計算は抜きにして、約3000万のローンを年利3%くらいで35年で返済した場合、いくらの利息になると思いますか。 ザッと1500万円です。中古のマンションが一軒買えるお金です。 それと購入の際の諸費用。これもいろいろあるけど、ざっくり150万くらいはかかります。 それと、あなたの計算は間違ってないけど、どこまでも理想路線の絵図です。 確かに、60才まで絶対に平均年収一千万が続いて、病気やケガもせず、最近問題になっている鬱病などの精神疾患にもならず、結婚するときの諸費用も最小限で済ませ、奥さんは一生健康で離婚もせず、産まれてくる子供もみんな健康で大病もしない。受験の失敗もなく、クルマの運転で事故を起こすこともない。 ....とかの保証があるなら確かにOKでしょう。 でもそうはいかないから、みんな苦しむのです。上に書いたことはほんの一部のことですが、そういう「起こりうる諸事情」を考慮した上で、目安の倍数が言われるんじゃないかと思いますよ。 なんでこんなこと言うかというと、私自身ローン返済者であり、繰り上げ返済も毎年していますが、結構大変なんです。身を以て大変さを知っているので、ちょっと書いてみました。
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- outerlimit
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>4000万円のお金を借りるとして、2%で800万、3%で1200万、4%で1600万、5%で2000万の利息 そんな小額では済みません 4000万を元本は全く返済しないで利子のみを払う場合 年に 2%で80万、4%で160万 5%では200万 30年分の利子総額 2400万 4800万 6000万 です 元本を30年で均等に返済するとして 利子総額は概算で 2%で 1200万 4%では 2400万 5%では 3000万 です 元利金等払いの場合は、利子はもっと多くなります ローンを検討する場合には 利子のことをしっかり勉強しないと大変なことになります 支払いが滞れば、滞った分には延滞利子が適用されます、延滞利子は14%以上です
- outerlimit
- ベストアンサー率26% (993/3718)
今は金利2~3%ですが、2・30年前は 5~8%程度でした。 20年後の金利がどの程度になるか全く判りません 金利が5%になったら、月々の支払額がどの程度になるかも、一度試算してみるとよろしいでしょう(気を失うかもしれませんよ) いくら借りてもかまいませんが、返済できなければ地獄です ほとんどの場合、売却しても売却代金ではローンを完済できません
お礼
4000万円のお金を借りるとして、2%で800万、3%で1200万、4%で1600万、5%で2000万の利息がつくということですか。確率の問題は別として再来年から金利が5%にならないこともないので5%になったときに3%と比べると800万の差ですか・・・うーん、よほどの余裕がないと借金はこわいです。ご回答ありがとうございます!勉強になります!
銀行の話では、三年以上勤続の30歳~35歳で35年ローン、年収が500万~600万のサラリーマンに融資する目安として公務員、上場企業の社員で年収の7倍、それ以外の会社員は5倍が限界の目安との事です。 他の目安は年収に占める年間返済額の比率があり25%までが安心、30%以上が苦しくなる可能性があるそうです。 ご参考までに
お礼
やはり上場している会社や公務員じゃないと返せる見込み厳しいですからね。中小の人が返せないとは思わないですが、リストラがないとも限らないし。30%はやばいというのがよくわかりました。勉強になります、ありがとうございます!
- barrinno
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こんばんは。 年収比率は固定資産税等だけでなく、銀行は社会保険料等も総合的に 勘案し基準を決めています。 サラリーマンの場合ですが、厚生年金・健康保険他は労使折半とは言えど、その負担部分の比率は年収の15%以上になります。 それに固定資産税、任意の保険等を含めて行くと恐ろしい事になるんです。つまり仮に住宅ローンが年収比率30%と言えど上記部分を含めると年収の50~60%近くになり実際の手取りは。。。。です。 ここから皆さん、子供の教育や貯蓄をしていくわけですからそれは大変な事なんですよ。一歩間違えば生活破綻します。 銀行も不良債権化するよりきっちり支払いしてもらいたいですから、 基準があるわけです。 私個人的には年収比率25%以内の住宅ローンが良いと思っています。 それ以下ならなお良いですが。。。
お礼
住宅ローンの比率が年30%でも実質50%ですか!!子供の貯金とかいろいろまわしたら、遊ぶお金無くなりますね・・・マンション買った人達が共働きなのがわかる気がしてきました。二人でフルに働いてもカツカツだと何のために働いているかわからなくなってきます。老後は楽になるでしょうけど。カツカツに働いて鬱になることも十分考えられるし。財テクする主婦の気持ちがわかります。勉強になります、ありがとうございます!
- 86tarou
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あくまで目安ですからねぇ。年収1,000万とか高級取りの人には通用しないのかもしれません。殆どの人の年収は数百万の中間とかもっと低く、その辺りの計算なのではないでしょうか。 それに年収の何倍というので単純に決められるものではなく、月々の支払額が一番問題になってくるでしょう。年収に占める返済額の割合は、一般的に20~25%位が望ましく30%が限度と言われています。これも普通の年収の人が対象なんでしょうね。 ちなみに利息まで計算に入れると、返済期間30年、利息3%で… 年収 借入金額 返済額(月) 年収に占める割合 残金 1,000万 4,500万 189,722円 23% 64万 1,000万 6,300万 265,611円 32% 57万 500万 2,250万 94,861円 23% 32万 500万 3,150万 132,805円 32% 28万 ただし、年収は税込みなのでこれよりは少なく、残金からも管理費や修繕積立金、固定資産税なんかも払わないといけませんので、もっと少なくなると思います。あと、購入時の諸費用(手数料等)も計算に入っていません。
お礼
わかりやすい計算を書いていただいてありがとうございます!見て一発で理解できます!何倍借り入れれるというのではなく、年収の割合で計算するんですか。当然ですが、マンション買ったりすると貯金とか余りできないですね・・・あと購入時の諸費用も計算してませんでした。大変勉強になりました。ありがとうございます!!
- m_inoue222
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>これもなんとか返せそうな金額です。 そう思って破綻する方が多いそうです で、金融機関も経験則から破綻しないで返済できる限界の目安として5倍までとかでお勧めしているのでしょう 理屈より経験や統計が優先でしょうね 4倍でも破綻する人は破綻するし8倍でも破綻しない人も居る でも5倍を超えると極端に破綻する人が増えるのでしょう 病気になる確率や急な出費が必要になる確率なども考慮されているのでしょう 貴方の計算では一生トラブルのない生活が計算根拠では? トラブルが無いと考える方が無理でしょう それにローン返済は待ったなし、お金があろうが無かろうが支払い続けなければなりません 携帯電話なら一時利用停止も出来ますがローンは会社が倒産しても待ってれません、節約も出来ません 1年間位は無職でも払い続けられるだけの基礎体力が必要でしょう
お礼
金融機関は経験則から5倍が目安と考えているんですか。もの凄いデータ持ってますよね、彼らは。年収億クラスになると10倍でも破綻しなそうな人はいそうな気がします。1年間無職でも払い続ける能力ってかなり高いですね。でもそのくらいできない人は買うのはすすめられないってことですよね。勉強になります、ありがとうございました。
- tarotaro001
- ベストアンサー率27% (513/1900)
#1です、 年収に対して5倍とかの件ですが、 1)年収300万で、2100万のローンを組む場合と 2)年収1000万で、7000万のローンを組む場合では、余力が違います。 1)ですと、手取りは22万程度で、月々の支払いが8.3万 2)ですと、手取りは78万程度で、月々の支払いが28万 1) 22万-8.3万=13.7万 2) 78万-28万=50万 となり、1) の人の生活費はギリギリなのに対して 2) の人は生活費に余力が残ります。
お礼
たしかに所得の大きい人と低い人の差は一目瞭然ですね。同じ5倍でもまったく違います。勉強になりました。ありがとうございます。
- tarotaro001
- ベストアンサー率27% (513/1900)
別に5倍とか7倍とかが限界というわけではないです。 年収が少ない人は5倍どころか4倍も無理です。 年収が多ければ、この率が大きくなりより多くの借り入れが可能になります。 また >4500万/12ヶ月*30年=12.5万円。一ヶ月12万5000円の返済額。 >年収1000万/12ヶ月=約83万 >83万-12.5万=手元に残るお金約70万 は計算が間違っています。(利息を考慮していません) 4500万、30年全期間3.2% とすると月々20万近くになります。 その他に4500万クラスの不動産ですと固定資産税や将来の修繕積立金は月々8万~10万くらい計上しておく必要がでてきます。 つまり家のために月々20万+10万=30万が消える計算になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。勉強になります。私は家や年齢を買える年齢でも資金もないのですが、他のOKWAVEの質問者さんでマンションの衝動買いをしようとした人の質問を見て、自分なりに計算してみました。しかし利息をいれないでざっくり計算してしまいましたが、利息は怖いですね・・・ここまで怖いモノだと知りませんでした。固定資産税については知っていましたが、修繕のお金がかかることも知らなかったです。 この例でいくと5000万の物件を年収1千万の人が買うと手元に残るのが40万くらいということですか。子供の養育費、生活費、保険、その他を考慮すると貯金もあまりできないですね。まして7000万の物件になると35万しか手元に残らずそこから生活費などをさっぴいていくとキツイものがあります。なめて考えていました。ありがとうございました。
お礼
年利3%、35年で1500万ですか!!年利を甘く見ていました。これほど恐ろしい額になるとは、計算すれば出ましたがちょっと想像にはできなかったです。おそろしい・・・それに私はざっくりと計算してしまいましたが、確かに1000万の年収が続くっていう保証も、鬱病にならない保証も、家庭崩壊しない保証も、すべての保証がありません。理想と現実の考えの甘さに気づきました。理想を描いても年利3%で1500万ですもんね・・・大変勉強になりました、ありがとうございます!