• ベストアンサー

長文解釈 このasの用法は?

ydnaの回答

  • ベストアンサー
  • ydna
  • ベストアンサー率63% (179/281)
回答No.8

#1 です。 >辞書によっても、対比という項目すらないものもあります。 LDOCE Online と Merriam-Webster Online などでは、[対照]と考えられる語義区分はありませんでした。また、おっしゃるように、[対照]という語義区分をしていない英和もあります。 こういうことは、よくあることですね。私自身、高校時代に英英辞典を使い始めた頃、英和と比べ語義区分数に大きな差があることに驚きました。英語という「ものさし」だけで計れば、この訳語(語義区分)の数で済んでしまうのかと感じました。 そのころから、辞書の語義区分はあまり信じなくなりました。明らかに多義にまたがる使用例も多くありますから……。基本的に語全体のイメージ(コアと呼べるものでもないですが)を探るようになりました。特に as は多義ということでは悩みますね。 He didn't do it as I did.  おそらく[様態]ですよね。 He didn't do it, as I did. で、判らなくなります。音でいえば、pause が入るくらいの変化ですが……。 「私がしたので」[理由]、「私がした時に」[時]、「私はしたけど。」[対照]などの解釈が増えるように思います。 ========================= 今回の問題文について、#1で答える前に、1つ引っかかることがありました。 それは、質問者様と逆のことを感じたのです。問題の as は、[様態]に取れるが、その前の as の方が、どちらかというと [対照]ではないのだろうか、という疑問でした。 おそらく筆者としては、同じ用法(意味合い)の as を並べているつもりだろうと思いました。そうでないと、なんとなく読者に不親切です(わかりにくい)。  私としては、後の as の方が、with ... の助けを借り、[様態]に取りやすかったのです。同格的に、焦点の広い形から、焦点を絞る形への変化は、here in this town のようだと感じました。だから、後で焦点をぼかすより、先にぼかした状態を言いたいから、挿入したのではと思いました。 しかし、質問者様は、最初の as を[様態]と感じていらっしゃるなら、そのまま[様態]で、あとも[様態]なら、理解して頂けると思いました。 ========================= で、#1 の回答の後,調べてみました。たしかに、ジーニアスには、[対照]があります。[対照] の語義区分をしていない辞書もありました。その中で、興味深い記述を見つけました。 ロイヤル英和辞典 as ー conj >6 [[対比・評言]] …(するの)だが(whereas) ((▼仮定などに)対比して実情を述べる. 関係詞ともとれる. ↓pron 2)) >If I had been present. ~ I was not, I should have asked for it. 実はいなかったのだが、いたらそれを求めていただろうに 問題文の最初の as に似ています。また、別の辞書では、 小学館プログレッシブ英和中辞典 as ーconj >語法 as を含む節を、文頭・文中・文尾に挿(そう)入的に用い、意味を強めて「…のだが、実際…なので]などの意を表すことがある。 文中で使用された例だけ引用します。 > Written, as it was, in plain English, the book was easy to understand.  実際、平易な英語で書かれていたので、その本は理解しやすかった。 意味としては、 >意味を強めて という表記から強意的な意味合いだと思いますが、 この語法は、★[[様態]] ★の語法として記されています。「…のだが」の訳語を使えば[対照] の as に似ています。問題の as に似ています。Written, as it was (written in plain English), in plain English というように、同格的でもあります。 また、「実際…なので」の訳語を使えば、最初の as にも似ています。 ========================= ★ここまでで、2つの as は、おそらく同じ用法で、両方とも[様態]または、[対照]。[対照]を挙げていない辞書は、[様態]に含めている。[様態]の強意的表現と言える。★ 「両方とも、[様態]、[対照] として考えていい。」が、これまでの私なりの結論です。 #5 さんへの補足に書かれている貴訳でいいと思います。 少なくとも、挿入節であり、grasp 修飾には間違いありません。つまり、to grasp の to の支配下です。 everything の後のcomma は重要です。with all their... は、something に続きます。 なぜなら、semicolon の後を考えれば、what ... senses と、how 以下を namely 「すなわち……」と言い換えています。 「to grasp at something」と「to deal ....」は、イコールではありません。「to grasp at something with all their minds and senses」と 「to deal ...」がイコールです。 ========================= おまけ >このテキストは市販されているものではなく間違いは時々見られるので、間違っている可能性はあります。 ということなので、「多分、意訳だろう」と思って合わせたのですが、改めて全体を読むと、やはり、grasp は、[自動詞] としてきちっと訳出したほうがいいみたいですね。そうすれば、「grasp at something」と「how to deal positively and aggressively」、「to think ...」が言い換えであることが判りやすいと思います。 以上、再考させていただきました。いかがでしょうか?★

tasutasu9
質問者

お礼

再回答ありがとうございます! >>意味を強めてという表記から強意的な意味合いだと思いますが、 この語法は、★[[様態]] ★の語法として記されています。 まさにこれは私が考えていたことでした。ジーニアスにも―3a【様態】b【対照】―とまるで同じグループのように表記していました。つまり、様態という日本語のカテゴリーが大きいので、日本語で表現すると、いろいろな日本語を使うことができ、一番まとまりやすいのが、いわゆる“様態”の「~のように」という表現だと感じました。この質問を出したことで自分の英語レベルが上達したと思います。 本当にありがとうございました。

関連するQ&A

  • asの用法について

    次の英文は日記形式の物語から抜粋した、ある一日の日記の文章です。 I promised I would not say "this terrible thing," but this is truly terrible: Anya and Lili were arrested today. It was raining, and we wacthed from the window of Alexei's room as they were driven away. We have no idea what will happen to them and are sick with worry. この文章の中でas they were driven awayと使われているのですが、その用法がよくわかりません。当初、下記の英文のようにas全体が名詞(節)として(watchの目的語)機能しているように思いました。The way I stared at him with a kitchen knife in my hand frightened him.しかし、このthe wayはhowには置き換え可能ですがasには置き換えできなかったかと思い返し、やはりこのas以下は名詞節ではないと判断しました。 次に、下記の英文のようにasは副詞として機能しているのかと思いました。Do as I told you.しかし、副詞と解釈してもas以下は完全な文ですし上手く訳出できません。また形容詞として機能しているとしてもかかる名詞が見当たりません。 結局、私の貧相な知識ではどのように解釈したらよいかわからなくなりました。 このasについてご教授をお願いいたしたく、お手数かけますが、宜しくお願いいたします。

  • as poor as it is…の解釈

    以下の文章に関する質問です。 I was jobless, a lone parent, and as poor as it is possible to be in modern Britain without being homeless.の理解が難しいです。 I was jobless, a lone parent, and まではしっかり理解できます。 as poor as it is possible to be in modern Britain without being homeless. 「ホームレスになることなく、現代のイギリスで貧しくあれるほどに貧しかった。」 なんとなく意味が掴めないです。 これは、「主語の方が、現代のイギリスで生活していて、その貧しさの程度はホームレスにはならない程度であったが、ホームレスに近いほど貧しかった」という意味であってるか自信がないです。 解説宜しくお願いします。

  • 文章解釈

    添付ファイル文章 if they like it, they’ll read it as it is— に関する質問です。 添付ファイル文章の文脈中で、どのような意味として使われているのか理解できないです。 I would not, in fact, venture into these rather vague and uninteresting explanations but would simply begin without any introduction—if they like it, they’ll read it as it is— 「わたしは実際、このようなかなり曖昧でくだらない説明に着手せず、ただ一切の説明抜きで始めるだろう。(彼らがそれが好きならそのまま読むだろう)。」 解説宜しくお願いします。

  • Otherwise の解釈

    以下の文章に関する質問です。 Those who receive the bare theories immediately want to spew them, as an upset stomach does its food. First digest your theories and you won’t throw them up. Otherwise they will be raw, spoiled, and not nourishing. After you’ve digested them, show us the changes in your reasoned choices, just like the shoulders of gymnasts display their diet and training, and as the craft of artisans show in what they’ve learned. Otherwise の解釈が分からないです。 これは「あなたの理論を消化しなければ」と意味しているのでしょうか? 解説宜しくお願いします。

  • as with

    As with any innovation in the workplace it does cost money. Team building outings and exercises "as with"は、どういう意味で使われているのですか? どなたか回答お願いします!

  • asの用法について質問です

    以下の参考書の英文のasの用法について質問です。 They should be entiled to the same right and responsibilities as everyone else. (彼等にも他の人々と同様の権利と責任が与えられるべきなのだ) 質問1:上記英文のasは、「同様」という比較の意味だと思います。(違ってたらご指摘ください) 以下のURL(gooの英和辞書)から、その用法の解説を引用します。 『1 ((比較))[as A as ...]…くらいA, ほど, のように, と同様. ▼前のasは副詞;Aは形容詞』 しかし、上記英文では、asが1つしかありません。 それなのに、何故「同様」という比較の意味を表せるのですか? http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/4595/m0u/as/

  • 文章解釈 Just as one…

    添付ファイル文章 "But what does Socrates say? ‘’Just as one person delights in improving his farm, and another his horse, so I delight in attending to my own improvement day by day’.” に関する質問です。 ‘Just as one person delights in improving his farm, and another his horse, so I delight in attending to my own improvement day by day’の理解が難しいです。 「彼の農場の価値を高める事に喜んでいる者、そして、彼の馬を鍛えることに喜ぶ感じる他の者 のように、わたしも日ごとに自身の向上に取り組む事に楽しみを覚えている。」 1. another his horseは another (delights in improving) his horseという省略がされているという理解で合っているのか自信がないです。 文法がどのようになっているか解説宜しくお願いします。 2. 全体の要旨の理解に自信がないです。 どのような意味なのか解説宜しくお願いします。

  • ここでの"as"の用法について

    こんにちは、 Harry Potter and the Order of the Phoenix [UK,adult版]p.193の真ん中あたりの文に関してです。 ハリーはトリウィザードトーナメントの賞金をフレッドとジョージに、Joke shop開店のための資金としてあげたのですが、そのことをウィーズリーおじさんとおばさんが知ったときの心配をしている場面です。 It had just occurred to him that Mr and Mrs Weasley would want to know how Fred and George were financing their joke shop business when, as was inevitable, they finally found out about it. 「as was inevitable」はどのように文法解釈すればよいのでしょうか? 日本語訳としては「どうしたって、最終的には」となっていたのですが、「as was inevitable」でなぜこのような日本語になるのかがわかりません。 教えてください。 よろしくお願いします。

  • she wrapped〜 just as〜について

    添付ファイル文章の she wrapped them just as they were in a rug, ですが、 as節とshe wrapped them の繋がりが理解できないです。 彼らがシャールにくるまるように 包んだ。 と訳してますが、自信がないです。 解説お願いします

  • bestやbetterやwellの用法

    文法と代名詞の指すものが分からない http://okwave.jp/qa/q8073983.html で質問した文章なのですが、別の箇所で質問させていただきたいことが出てきました。 Most children do not like to hear stories about when they were younger. Infancy is not a blessed state to them, but something to be grown out of and escaped from as quickly as possible. To them, their littleness, helplessness, and clumsiness is not cute, but humiliating, and they want to be reminded of it as little as possible. They don't mind, once in a while, if we don’t overdo it, our telling them that they were very nice when they were little, but that is about as much about it as they want to hear. Whatever mistakes they have made, in their growing and learning, are best forgotten. の最後の文の Whatever mistakes they have made, in their growing and learning, are best forgotten. のbestの用法が分かりません。 当初はbestが名詞でforgottenが後置修飾の形容詞と読んでいたのですが、冠詞がないので、bestは副詞であることに気づきました。 他の例文として That is best refused. それは断るのが一番いい They are better avoided. それは避けたほうが良い。 A friend is best found in adversity. 友達は逆境において最もよく見出される It has been well said that haste makes waste. 誤:急いては事を仕損じると今までよく言われてきた 正:急いては事を仕損じると言われているが、これはまさに至言である。 これらのbestやbetterやwellの用法なのですが、調べた範囲では分かりませんでした。 いったいどういう用法なのでしょうか。