サブプライム問題で損失12兆円？

質問

アメリカのサブプライム問題で、損失が12兆円にものぼる見通しとのことです。
住宅ローンの焦げ付きのことだそうですが、
誰が損をするのでしょうか？
購入者ですか、建設業者ですか？
サブプライム問題を解説していただけると助かります。
ローンが払えない理由がよくわかりません。
金利が上昇したのでしょうか。

よろしくお願いします。

回答No.4

kawakawakawa13 · ベストアンサー

アメリカのサブプライムローン問題において問題となっている住宅ローンは、日本でも問題となった一定期間は返済金額が低くて、その後返済金額が上昇するものです。
５年経つと返済金額が多くなるのに、収入は上昇しないという、破綻を前提としたようなローンです。
日本のバブル崩壊と一緒です。
みんなが不動産の値上がりを前提に土地を買い、家を建てたものですから、当然支払いに行き詰って「この不動産を売って返済しよう」とした時期も同じ時期に重なり、家は売れず、借金は返せず、というバブル崩壊となります。
問題を複雑にしているのは、そのローンを細分化して、他の債権や低格付け株等と組み合わせて正体のつかめない金融商品を創ったことです。
低格付け株は、単体なら発行元の会社を自分で調べて、投資できるか否かを判断できます。債権も同じです。
つまり、正体のわかりにくさが問題を急速に拡大させたのです。
アメリカのここ最近の好景気は、このバブルによるものですから、他のジャンク株・債権も一気に価値が下がります。
証券会社等は、客に売るため、また利益を得るため自分達もこれら債権を持っていますので、その債権の価値が下がれば、その下落分がそのまま損益となります。
日本のバブル崩壊の繰り返しですね。

回答No.5

noname#43438

この件は、起こるべくして起こったような気がします。
アメリカの自国内経済政策にミスがあったように思います。

損をするのは、これは、広く飛び火してるようなので、
あなたにも、私にも、火の粉が飛び掛るかもしれません。

回答No.3

code1134

(NO2さんも触れておられますが、プライムローンの対極に位置する)サブプライムローンとは審査等が厳しくない代りに高利の米国の住宅ローン位の意で、高利で仮に借り手が返済出来なくなっても化しての金融機関側は担保物件が値崩れしない限り、巧いシステムと括れるかも知れませんし、小口のファンドにしてしまえば高利率の故、売捌くのにさしたる苦はないと言えます。(但し小口とは言え、億(乃至10億)$クラスです。)

ですが、、対岸の火事ではないですが、土地(or不動産)価格が急落し、歯車の動きに変調を帰した辺りが、大元にある訳です。

で、ファンドを相当規模で買込んだ機関投資家や仲介した投資銀行や証券会社が大損害を被り、この点が回り回って、世界経済への暗雲となっている、と言った感じでしょうか!？
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/yanai.cfm?i=20070910c9000c9&p=1
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/plan/070913_subprime/
http://allabout.co.jp/career/jijiabc/closeup/CU20070819A/index.htm
http://subprime.naganoblog.jp/c2223.html
http://www.financialjapan.co.jp/kimura/0712kimura.html
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q4/550967/
http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/a6b9ce91f24584dc37551bb5f56c5584

そして上掲URLが参考になると思います。

回答No.2

kensaku

アメリカの銀行が個人に貸した債権（住宅ローン）をたくさん集めて、リスクを薄めるために細かく割ったものを、世界中のいろんなファンドが買って（運用先の一つとして投資して）いるんです。高利回りが魅力的なんです。

さらに、そのファンドを買った人（や会社）がいて、結局はそういった末端の個人や法人が損をしていることになります。

ファンドの投資先が何か？　まで細かくチェックして買う人は少ないので。例えば日本株に○％、外国株に○％、債券○％、その他○％のその他に何が含まれるかはブラックボックスです。

元々ローン返済能力が怪しい人に８～１２％の年利で住宅ローンを貸している（返済能力のある優良な人向けのものが「プライムローン」）のです。しかも最初の１年２年は元本の返済なしで金利だけ払えばいい、というような条件で。それが返済できない人が出てきたということです。

これによって、返済不能から数ヶ月すると、強制的に競売にかけられてしまうことになります。そういう物件がたくさん出てくると、中古住宅の相場が下がります。
するとプライムの人々の家の価値も下がり、担保不足になることも懸念されます。

日本では住宅の価値は買ったときが最も高く、数年たつと評価ゼロになってしまいますが、アメリカでは買ったあとで自分で手を加え、より高く売って次にもっと大きな物件を買うという循環になっています。中古住宅の相場が下がると、手入れしてきれいにしたのに、買った金額より安くしか売れないことになりますので、売る人も買う人も減ってしまいます。

回答No.1

kouta77

ここを読んでください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3

あと、新聞やニュースをよく見ましょうね。