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バカで為替のしくみがわかりません・・・

バカで為替取引のしくみがよくわかりません。以下にまとめてみましたのでわかるところでいいので教えて下さいませ。 (1)株が値上がり値下がりする仕組みはわかるのですが、円高、円安に動く理由がわかりません。株は発行株式数がありますけど、円やドルはどうなってるの? (2)極端な話、円高が進んで1ドル70円になったら輸出産業が儲からなくなる以外に日本経済ではどんなことが起きますか? (3)イラクは石油輸出の決済をドル仕立てからユーロ決済への移行を決定していたらしく、これが挙行されるとアメリカドルの世界基軸通貨としての地位が揺らぐため、それを阻止するための防衛戦争として侵略を決行したという見方も存在するらしいですが、世界基軸通貨としての地位が揺らぐとアメリカはどんな損失を被りそうだったんですか?

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回答No.3

(1) 円やドルやユーロなどのお金は中央銀行が発行し、銀行で増えます。 たとえば円は日銀で発行され、銀行の円預金を通じて増えます。 マネタリーベースやマネーサプライという言葉の意味を調べて下さい。 http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/faqbase.htm 中央銀行の役割は経済に流れるお金の量のコントロールです。 それによってインフレが進んだり、デフレに陥ったりすることを防ぎます。 さらにたとえば1年後に景気が失速しそうになったら、 それに備えて金融緩和(お金の分量を増やすこと)を行ない、 予想される1年後の景気失速を防いだり、緩和したりします。 逆に金融引締(お金の分量を引き締めること)を行なうと 経済活動は弱くなることになります。 一国のマクロ経済の運営で最も重要なのがこの金融政策です。 日本経済のパフォーマンスが十分に上がらないのは日銀がアホだからというのが通説になっています。 デフレ懸念が消えてないのに金利を上げるのは世界の中央銀行の中で日銀だけだと思われます。 短期的には投機によって為替レートがかなり激しく上下しますが、 長期的には各通貨の中央銀行の政策方針によって傾向が決まります。 ちなみにここ数年の円安傾向は財務省による20兆円規模の為替介入によって マーケットの予測が変化したことによります。 介入時に日銀は自動的に10兆円を吸収して足を引っ張ったのですが、 残りの10兆円だけでもかなりの規模になります。 (2) 円の価値を上げるためには、日本銀行は金融引き締めを行なう必要があります。 実際に1ドル70円になるくらい引き締めを実施すれば、 輸出産業が困る以前に日本経済全体がひどい不況になってしまうことでしょう。 日本やアメリカのような経済大国では輸出入の規模はGDPの1割程度しかありません。 だから経済について語る場合には残りの9割である国内経済について考える必要があります。 (3) ドルの基軸通貨としての地位がゆらいでもアメリカは対して困りません。 ちなみにポンドが基軸通貨でなくなったイギリスの経済はユーロ圏の不調と比較すると絶好調と言えるくらいです。 イギリスは自国の経済政策の自由を守った方が得なのでユーロには参加しない。 いずれにせよ、自国通貨が基軸通貨であるかどうはどうでも良い問題です。 基軸通貨のメリットを過大に評価して、陰謀論に与するようでは全然ダメでしょう。 http://cruel.org/krugman/euroj.html http://cruel.org/krugman/globo.html http://cruel.org/economist/eurobenefits.html

その他の回答 (2)

  • masuling21
  • ベストアンサー率34% (2491/7233)
回答No.2

為替取引にとって重要なことであり、論文が書けるくらいのテーマです。 (1)お金も株と同じで有限です。マネーサプライという統計で供給量の公表はされています。円安・円高は、様々な理由があり、株と似ています。何らかの理由で買う人が多い通貨は高くなります。 (2)円高で海外旅行に安く行くことが出来、ブランド物を安く買えます。日常生活としては、仮に石油、小麦の代金が安くなったとすれば、日常生活が楽で豊かになるでしょう。しかし、日本は円高になると不況になりやすいです。 (3)経済的な主導権がなくなります。発言力も弱くなります。今のイギリスのようなものです。かつては、ポンドが機軸通貨だったのです。昔は「有事のドル買い」だったのが、9.11テロ以来、今では「有事のドル売り」です。米国が戦争の当事者になるのは得策ではないです。石油の利権を守ろう支配を続けようと戦争するなら理解できます。

参考URL:
http://allabout.co.jp/career/economyabc/closeup/CU20040412A/
回答No.1

(1)まずはトレーダー存在です世の中には為替の売り買いだけで とてつもない利益を上げている人たちがいます 基本的に(表向き)に自由経済という事ならばそういった為替トレーダーの売買によって為替相場が動きます まず何かの要因によって円高に動くそうして円に投資する事によって儲かりそうならば一気に円買いになり超円高となります ドルでもユーロでも理論は同じです (2)円高により輸出産業が打撃を受けるのは勿論ですが輸入産業にとって利益です通貨価値が倍になるわけですから今までより安く輸入できますしそれらの会社の株価があがる事もあります また普通の企業であっても海外の優良な土地や工場を安く買えます (3)ドルの機軸通貨がくずれることによってドルの欺瞞が見抜かれてしまうとい危険があります 通常通貨というのは金との兌換が保障されていなければならないのですが今のドルというのは金の裏づけのない紙切れという側面もあるのです 今は世界通貨のような形にして権威あるドルを演じていますがこれが崩れるとタダの紙切れになる可能性があります 

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