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カロリー

カロリーっていったいなんですか? 摂取カロリーと消費カロリーがありますが、摂取の方は食物(たんぱく質、炭水化物は4kcal/g、資質は9kcal/g)ですが、たんぱく質他にはそれぞれ分子量や構造に違いがありそれらを一律にするのは乱暴なように感じます。摂取の状況もたくさん食べて未消化、未吸収のまま排便してしまう場合もあるので、それを食べてからといって全部摂取出来たとはいえないのではないでしょうか? 又、消費カロリーはどんな方法で計測するのですか?同じ1calでも個人によって効率良く使う人もいれば悪い人もいるように思いますが…

みんなの回答

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.3

 質問のしかたは少々乱暴ですが、私も知りたい核心をついている部分もあり、質問にはある意味で好感を覚えました。先にお断りしておきますが、私はこの分野での専門家ではないし、特段の専門知識も持ち合わせているわけでもありません。ですから、以下の話は医学的な根拠によるものではないし、科学的なデータに基づくものでもありません。  分子量や分子構造のような用語が出るということは、あなたは化学系か医学系の学生さんか、それを履修した方なのでしょうかね。 カロリー吸収について:  人類の進化の歴史は、飢餓との戦いの歴史であったことでしょう。今のような飽食の時代は人類の歴史の中でもほんの最近のことで、人類の進化の歴史を24時間に例えれば、いまの飽食の現代は23時59分59秒あたりになるように思います。  そうした長い長い飢餓の歴史の中で人類は生き残るために必死で食糧を確保し、食べた物はできるだけ効率よく吸収するように、体が進化してきたのに違いないと思います。実際、他の野生動物をみても、多くの時間を食べ物確保に費やしています。また野生動物が死ぬのは、天敵に襲われたり、疫病にかかったり、事故や怪我に遭遇したりするほか、餓死するのも多く(あの象でさえも)、幸運にも寿命を全うするのは極めて少ないようです。  人間も含めて、動物は様々な環境の変化に最適な状態になるように体を適応させながら、進化してきたと思うのです。胃や腸といった消化器系もそのはずで、たとえば農耕生活をしてきた日本人は、狩猟生活の毛唐(体毛が多い野蛮人…つまり欧米人)よりも小腸の長さが1mほど長くなっています。穀物は肉に比べて低カロリーで消化もよくないので、そのように適応してきたわけです。  そういう長い長い進化の歴史を通じて、私たちの体は食べた物からできるだけ効率よくロスなく栄養を吸収できる構造に変化(進化)してきているに違いないのです。  実際、私たちの小腸には、その表面に絨毛という極めて微小な栄養吸収するための突起が無数に生えています。それを平らに広げると何畳もの広さになるようで、これだけの表面積を確保して食べ物から効率よく栄養を吸収できるような体の構造になっています。小腸は、単なるパイプではないわけです。  家庭用の浄水器をみると、わずかな長さの筒の中に備長炭のような活性炭を入れて、水をろ過するようになっています。あれと比べると、小腸の中を通る消化物は極めて多くの表面積で、かつ長時間に亘って絨毛に接しているわけですから、吸収効率は浄水器よりはるかに高いと思うわけです。  もっとも吸収効率は、完全に100%とはいかないでしょう。何パーセントくらいであるかは、これまでに多くの研究で排便の残存カロリーなどが調査されてきているので、それなりにデータはあるでしょう。  以上の話とちょっと矛盾する話題になりますが、最近ギャル曽根さんがよくTVに出ています。超大食いで、幾ら食べても太らない21歳の女性です。あるTVを見ていて分かったのですが、あれはマヤカシでもペテンでもウソでもなく、ホントのようでした。実際、私の娘(30歳代前半)も大食いで、幾ら食べても太りません。むしろ痩せ気味で悩んでいます。  身の回りにも少数ですが幾ら食べても太らない人がいます。これはどうしたことでしょうか。  たまたま以前にあるTV番組を見ていたときのこと、小腸には栄養吸収孔のようなものがあり、必要に応じて開いたり閉じたりしている、という(研究中?)話が紹介されていました(まだ、ハッキリと解明されたものではないようですが)。  もしそうなら、食べても太らない人の説明ができます。ここからは憶測の域を出ませんが、大半の人(食べるとそれだけ太る人)は栄養吸収孔がほとんど開きっぱなしで、うまくカロリー吸収コントロールできないのではないか、と。そして少数の恵まれた人(食べても太らない人)は栄養吸収孔がうまく機能し、カロリー摂取が過剰にならないのではないか、と。  このカテゴリーでは食べ物のカロリーや摂取カロリー、消費カロリーの話が頻繁に出てきますが、それは栄養吸収孔が開きっぱなしで、消化した食べ物のカロリーがほとんど全部吸収される(であろう)大半の人が対象で、食べても太らない人には適用できない(当てはまらない)と私は考えています。

  • inaken11
  • ベストアンサー率16% (1013/6245)
回答No.2

食品のカロリーは、ボンベ熱量計とかいうやつで、酸素雰囲気中で実際に燃やして得られたカロリーから出してます。 人間の体も食べた食品を消化吸収して、結果的には酸素と化学反応させて二酸化炭素と水にまで分解して排出しています。 なので、物理的には同じ意味を持ちます。 でも、おっしゃるように吸収率の悪い人、いい人がいますので基礎代謝・運動量の違いがありますので、同じものを食べても、違う結果が出るのは当たり前です。

参考URL:
http://www.an.shimadzu.co.jp/products/ta/ca4p.htm​
  • hisajp
  • ベストアンサー率60% (347/574)
回答No.1

 nss26700 さん、こんにちわ。スポーツトレーナーです。  栄養学は専門ではありませんが、分かる範囲を書きます。  ご質問のカロリー表記は体内でのエネルギー代謝を指し、アメリカのアトウォーターAtwater が提唱した数値で、それをほとんどの機関が参考にして目安にしています。  物理的燃焼値というのもありますが、これは上記の数値より高くなります。  体内でのエネルギー代謝として脂質と炭水化物は100%行われるとされてますが、タンパク質の場合は有機化合物として排出される分があるからです。  それらをふまえた上で、先の数値が作られました。  またその次に吸収や廃棄は食品に帰すると捉え、廃棄率などを定めています。この廃棄率は栄養の本に載っています。吸収の個体差は栄養学では想定していないようですが、専門でないので分かりません。  運動や生理学でその人の栄養の燃焼などを正確に量る場合には、呼気ガス成分や全身の発熱、ならびに排出物を測定します。  それを日常の生活ですべて計測するのも方法でしょうが、事実上不可能なので先の数値を使う例が多いです。またその数値を利用する事により問題が発生したというのは聞いた事が無いです。  

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