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倒産を認めようとしない父
こんにちは。お世話になります。 わたしは実家が工務店を経営しており、その経理を担当しています。 父は社長、弟が専務の全くの同族会社です。 数年前から資金繰りが苦しかったのですが今月に入っていよいよ 行き詰まっています。弟も今度ばかりは倒れるしかないと覚悟を決めて います。(弟も結婚して家庭を持って奥さんは臨月です。) わたしもこれまでの資金繰りをみてきて今回はもうだめだと思っています。 社長の父は個人の資産をほとんど会社につぎ込んでつなげて 来たため最後は会社と個人を破産する弁護士費用だけは残さなければならないということと、既に弁護士を探して相談する段取りをする段階 だとおもうのですが、そのことを弟と私が切り出すと、「何とかするからそんな悲観的なことは言わないでくれ。」「まだそうなると(倒産)決まった訳じゃない。」あげくの果てに「会社をなくすということは俺に死ねということか?」と言い出すのです。残る借金といえば買掛金と銀行からの借入で商工ローンや消費者金融の借入は一切ありません。 このままでは会社を存続させるため父が商工ローンや消費者金融にまで 手を出すのではないかと心配しています。祖父の代で興した会社でその会社にしがみつきたい気持ちは私たちの想像以上であることは十分分かるのですが、父がどうしたら現実を直視してくれるのか困っています。 このままではますます取引先にも迷惑をかけることになってしまうのです。あと、会社が倒産したからといて死ぬことないですよね?父はいろんなプレッシャーのあまりに正常な判断が出来ない精神状態だと感じています。そのあたりも自分がしっかりして説得しなければと思っています。先日、父が「もしおれが死んだら保険金いくら入る?」と聞いてきたので情けなくなってしまい、「保険は全部解約して運転資金にしたので一円もないよ。」と答えるのが精一杯でした。自分がしっかりしなければと分かっていてもそんな質問をされるとこっちも参ってしまいそうです。なにか助言をくださるようお願いいたします。
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- tatuta1991
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部外者なので、どれほど質問者さんの気持ちを汲んで答えられるかわかりませんが・・・ >父がどうしたら現実を直視してくれるのか困っています。 論理的に話す方法としては、資金をどこから調達するのか、又、どこからか借り入れるとしても、その返済に充てる売上が今後見込めるのかどうか。会社の計算書を見せて、「業績がこうなっているから」という話をしてみてはいかがでしょう(もうやっていそうですが) また、感情的になっておられるなら、「祖父も、父がここまで会社のことを考えてくれているのはとても嬉しく思っていると思う。でもそのせいで一族が路頭に迷ったり、余計に不幸になったりするのを祖父は喜んでくれる?」とか何とか言ってみるのはどうですか。 >このままでは会社を存続させるため父が商工ローンや消費者金融にまで手を出すのではないかと心配しています。 会社の代表印、父、弟、質問者さんが持っている不動産の権利証、父、弟、質問者さんの実印をしっかり管理していれば、商工ローンからの借り入れは出来ないと思いますよ。(完璧ではないですが) なんとか、街金からの借入をさせないように見張って、不渡りで事実上の倒産を待った方が、お父さんも冷静になるのかも知れないですね。 あんまりぱっとした回答でなくてすみません。
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
とりあえず、ばちかぶらないように、退職して、縁を切る。保証の類をしてるなら逃げおおせませんが・・・ ま、弁護士費用はなくても自己破産はできますし、倒産は銀行取引ができなくなるだけなので、業務を継続する気がないのであればその時点で夜逃げして債権者から隠れれば済むことです。社会的責任は放棄するという最悪の展開ですが。
お礼
たしかにここまで最悪の状況を招いたのは父であることは 間違いありませんが、こんなときだからこそ心の拠り所に なるのは家族しかいないと思っています。 長年取引した業者ばかりなので逃げ隠れはしてはならないと 思うし、どんなひどい言葉も受ける覚悟はできています。 ご回答ありがとうございました。
Q、倒産を認めようとしない父。 A、数字で納得させるしかないです。 さて、損益分岐点の計算をして示されましたか? さて、借金を増やさない分岐点計算をして示されましたか? さて、借金返済額と売上額の関係を計算して示されましたか? >まだそうなると(倒産)決まった訳じゃない。 そんなドンブリ勘定じゃ話になりません。 各種分岐点をどの程度越えているかが問題です。 極めてシビアな数字の問題です。 私は、この手の相談では、一切、数字に妥協したことはないです。 過去3年の決算をやり直してでも、各種分岐点を突きつけてきました。 そりゃ、「お前は、倒産を勧めるのか。ドアホ!」と怒る事業主もいます。 しかし、数字を持ってトコトン説得してきました。 決算書を偽造してまで融資を受けて長らえることが、どんな結末をもたらすのか? これを知っている私としては、ドンブリ経営にピリオドを打たせるのに迷いはありません。 倒産は、終わりじゃないです。 倒産は、再スタートの出発点に立つための手段です。 倒産は、再建計画と抱き合わせの事業行為です。 最後は、倒産に関する認識を変革することがテーマ。 「もう一度、みんなで立ち上がことにならが、それでもいいか?」 この言葉を、お父さんの口から発しさせることが課題でしょうね。 なお、断っておきますが、私は単なる服飾デザイナに過ぎません。 また、この手の相談にも5件しか関与していません。 ですから、参考程度にされて下さい。
お礼
早々と回答をくださりありがとうございました。 数字はこれまでも税理士と共に相談して現状を 説明してきたつもりです。実はこの数日急展開がありまして 取引先に吸収されるかもしれません。 職人の技術力と事務所の場所の良さが利点となったとのことです。 もちろんそうなったときは私たちは出て行かなければなりませんが 従業員はそのまま引き継ぐ方向で話がすすんでいるようなので それだけが幸いかと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 父もここ数日でだいぶ冷静になってきました。 極力従業員や取引先に迷惑をかけないよう がんばってみます。