大鏡競べ弓「に」の識別について
- 大鏡競べ弓の冒頭で、帥殿の南の院にて、人々集めて弓あそばししに、この殿渡らせ給へれば、思ひかけずあやしと、中の関白殿おぼし驚きて、いみじう饗応し申させ給うて、下﨟におはしませど、前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひけるに、帥殿の矢数いま二つ劣り給ひぬ。
- 途中の「下﨟におはしませど」の「に」の品詞は、候補としては「格助詞」か「断定の助動詞『なり』の連用形」となります。
- 尊敬語の「おはします」は「あり」の尊敬語であるため、「に・あり」⇒「なり」として現代語訳すると、よりすっきりすると考えています。
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大鏡 競べ弓 「に」の識別について
大鏡「競べ弓」の冒頭で、 「帥殿の、南の院にて、人々集めて弓あそばししに、この殿渡らせ給へれば、思ひかけずあやしと、中の関白殿おぼし驚きて、いみじう饗応し申させ給うて、下﨟におはしませど、前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひけるに、帥殿の矢数いま二つ劣り給ひぬ。(以下略)」 とありますが、途中の「下﨟におはしませど」の「に」の品詞は何でしょうか? 候補としては「格助詞」か「断定の助動詞『なり』の連用形」があります。私としては後者の方が合う様な気がするのですが…。(「おはします」は「あり」の尊敬語なので、「に・あり」⇒「なり」として現代語訳すると、結構すっきりするので) どなたかわかる方、お願いします。
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質問者のおっしゃるとおりです。現代語訳の場合、 「下﨟(身分が下位)でいらっしいましたけれど、」 としてよいと思います。
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