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犬走りの必要性について
現在、木造2階建てを新築中です。基礎はベタ基礎です。 先日、施工会社との打合せで「犬走りは無いのですか?」と質問したところ 「犬走りはありません。最近、犬走りを付けないところが多いですよ」との回答でした。 そこで質問なのですが、 (1)犬走りの目的は何でしょうか?犬走りを付けない場合の問題は? (2)最近の住宅は犬走りを付けないところが多いのでしょうか? ご意見お願い致します。
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panda409さん、こんにちは。 私は業界のものですが、知り得る限りでご質問にお答えいたします。 >(1)犬走りの目的は何でしょうか?犬走りを付けない場合の問題は? 昔の日本家屋には「雨樋」といものがありませんでした。 雨樋がないということは、屋根からの水がダイレクトに地面に落下し、跳ねはねたドロ水が壁を汚し、土台(ここでいう土台は「基礎」とは異なります)の木に浸透して腐ってしまいます。 今でも京都の「寺院」や「お茶屋さん街」などにはたしか雨どいが無く地面近くに竹を曲げて作った雨よけを置いていますよね。 現在「犬走り」というと家の基礎周りにコンクリートを打設することを指しますが、元々は家の土台回りに「玉石」を敷き並べ、屋根から落下してくる水を「波消し」ブロックのように水玉を崩し跳ねを和らげる役目をしておりました。 もし現代でいうところの「犬走り」が無い場合問題があるとすれば、綺麗な左官を施したコンクリートの「基礎」は、ドロの跳ねで汚くなってしまうとか、雨のときぐちゃぐちゃになり靴の裏が汚れてしまい玄関やお勝手口を汚してしまう、などではないのでしょうか。 >(2)最近の住宅は犬走りを付けないところが多いのでしょうか? これはなんとも言えませんが「防犯」の意味で犬走りをコンクリートにしないお施主さんがおられます。コンクリートの替わりに防犯で泥棒よけに「砂利」を敷かれる方が多いです。泥棒は音を嫌うようで、泥棒の進入時に音がするように砂利を敷く方が多いのは最近の傾向です。 わたしが知っているのはこのぐらいですかね。
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- my-hobby
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#4さんの回答自然環境からいきなり雨が川でなく浸透が良い {たしかに最近とんとつけなくなりましたよ。 防草シートと防犯砂利が人気です。} 布基礎は床下の湿気減りますが、最近はべた基礎が多いので意味合いが疑問。
お礼
回答ありがとうございました。
- chikugouno
- ベストアンサー率35% (144/408)
私はリタイアしていますが、永年ゼネコン・設計事務所・大学教員として建築に携わりました。その中で、犬走りを設けた建物は少なく、中学校の教室棟の回り、鉱山の資料分析室の廻りなど、記憶にも少ないものです。 犬走りの効用は、1.雨などで建物廻りの土が叩かれ、土が舞い上がり建物の基礎を汚すのを防ぐ見掛け上のもの。 2.建物廻りが土の場合、雨によりぬかるみになった所を歩かないで、犬走りを歩けば、履物が汚れない。等等があると思います。 犬走りを設けないでも、特段の不便はないと思います。 最近の住宅では、犬走りを設けない場合が多いと思います。テラスが、それに変わっているのでは。 南側に縁側を設け、庇を長く出した場合などに、幅の広い犬走りを設ける場合があります。料亭・会館等の和室廻りに見る事が出来ます。 私は自宅を2回、設計をして建てましたが、犬走りを設けた事はありません。 現在の家は、木造2階建てですが、基礎はコンクリート打ち放しで、その廻りの隣家側の2方(幅:70cm位)は、玉砂利敷き。残りの2方は植え込み・花壇・砂利の細かいチップ敷きにしています。 玄関ポーチは、10cm角磁器タイル貼りです。 旧来の犬走りに拘る時代では無く、夫々、個性ある外構があって良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 ご意見参考にさせて頂きます。
再びANo.6です。 最後に「該当した場合付けた方がいい」と書いたのは浸透トレンチではなく「犬走り」です、文が下手で誤解されそうでしたので補足します、御免なさい。
お礼
ありがとうございます。了解しました。
- SU-CO
- ベストアンサー率38% (47/122)
再びNo.5です。 急いでおりました為に、誤植が多かったようです。申し訳ありませんでした。 誤り→屋根からの水がダイレクトに地面に落下し、跳ねはねたドロ水が 訂正→屋根からの水がダイレクトに地面に落下し、跳ねたドロ水が 誤り→綺麗な左官を施したコンクリートの「基礎」は、 訂正→綺麗な左官を施したコンクリートの「基礎」が、 です。チョット長く読みづらくてすみませんね。
お礼
訂正の投稿ありがとうございます。 十分分かりやすかったです。
視点を変えますがよく見るコンクリートにモルタルではイマイチ。 今年の拙宅の増築(和室)では厚さ10cm長さいろいろ幅30cm位の石をランダムに配しました。 もともと既存部に使ってたものです。 石屋に頼みまして。 ちなみに影の見えない部分は義父と私がコテの原理を駆使して並べました、疲れた。 本題ですが、良くある質問で「水はけが悪く常に湿っている地盤の改良はいかに?」。 この回答としては浸透トレンチ付けろとか、排水枡、雨水配管新設しろとか結構手間の掛かるものとなります、後からやると手間も金も掛かります。 該当するのであれば付けた方が宜しいでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 水はけについては十分注意する予定なので大丈夫だと思います。
雨水から建物を守るため・・とは学びました。 昔は石に柱がのっていて水から遠ざけたいという方は多かったでしょうし、基礎がしっかりするようになっても汚れなどを防ぐのに役立ちます。 しかし、最近は防犯のために静かに歩ける犬走りは不人気でもあります。 すっかり最近の基礎は高くなったし、下側を守る犬走りもなくなれば、外壁の上部を守る軒の出もない家が増えました。建材や構造の向上で不要と判断されたこともあるとおもいます。 建物周りに取り付くだけの犬走りは、表面のひびや建物との間に亀裂が入ることがあります。整地したての場所に作る犬走りですから、基礎が一体でないので工期が短いとそういうリスクは高くなりやすいことですが最近はどんな小さなことも欠陥住宅だなどという施主もふえ引渡し前後に双方いやな思いをすることもあるのではないでしょうか。 たしかに最近とんとつけなくなりましたよ。 防草シートと防犯砂利が人気です。
お礼
回答ありがとうございます。 最近は犬走りを付けないケースも普通にあるんですね。
- cieux
- ベストアンサー率22% (100/443)
(1)だけ。 ・雑草が生えないようにする ・雨水で基礎部分が濡れたり、建物が汚れたりするのを防ぐ ・歩きやすくする この辺が主目的のようですので、そういう点では問題があるといえばあるようですが、条件によっては、つけることによる問題点もあるようです。
お礼
早々の回答ありがとうございました。 犬走り要否については色々意見があるようですね。
- zoropi
- ベストアンサー率6% (4/66)
我が家の実家なども最初なかったときがあります。 雨の多い地域で屋根からしたたる水でその線が雨でどんどん沈み、 あとでわざわざ工事した経験があります。 先日、自宅も工事業者の手抜きで、図面上はあったのにもかかわらず 施工してありませんでした。結局、追加でした。 雨ふりなどはそこをあるけます。 私自身、犬走りにおいては、雨が少ない地域ではそれでよいのかもしれませんがやはりあってよかったと考えます。参考までに。
お礼
早々の回答ありがとうございます。 安く上げる為、手抜きで犬走りを施工しない場合もあるようですね。 寄棟(全体に雨どいが付いている)でも、屋根からのしたたり水でその腺がどんどん沈んでしまうものなのでしょうか?
- izayoi2004
- ベストアンサー率14% (22/155)
yahooで犬走りを検索したら結構必要性に対する質問が多く出でいます、どうもなくても問題ないようです。
お礼
早々の回答ありがとうございました。 犬走りが無くとも構造的には問題ないようですね。
お礼
判り易い回答ありがとうございます。 一応、庭は土舗装する予定です。 雨水の跳ねによる基礎の汚れが酷いようであれば、DIYで 玉砂利などを敷き詰めることを検討しようかと思います。