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トリス緩衝液調製方法
化学が大の苦手です。ご助力ください。 トリス緩衝液の調製に、トリスヒドロキシメチルアミノメタンと塩酸を用意することはわかるのですが、トリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸塩を使用する場合、塩酸は使用しないでいいのでしょうか? つまり、手元にトリスヒドロキシメチルアミノメタンとトリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸塩そして塩酸がある場合、もっとも簡単に調製する方法はどういった組み合わせを選択するのが良いのでしょうか? また、トリスヒドロキシメチルアミノメタンだけで調製した溶解液はトリス緩衝液とはいわないのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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トリスヒドロキシメチルアミノメタンを水に溶解したものはトリス緩衝液、 塩酸でpHを調整するとトリス塩酸緩衝液、厳密には区別しませんが、 通常はpHを調整しますので、同等ですね。 ちなみにアルカリ側なら通常、水酸化ナトリウムNaOHで調整するのでトリスNaOH緩衝液です。
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- c80s3xxx
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> #3 さん トリスにNaOHを入れても緩衝液にはなりません. トリス塩酸塩にNaOHを入れて緩衝液にすることはできますが,それは NaCl 入りのトリス-塩酸緩衝液と等価であり,トリス-NaOH という処方は無意味です.
- c80s3xxx
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> トリス緩衝液の調製に、トリスヒドロキシメチルアミノメタンと塩酸を用意することはわかるのですが、 そうやって作った緩衝液から水だけを除いて(干上がらせて)何が残るか考えてみればいいのでは? > トリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸塩を使用する場合、塩酸は使用しないでいいのでしょうか? トリスの塩酸塩と塩酸で緩衝液が作れるか?ってことなら,できません. > 手元にトリスヒドロキシメチルアミノメタンとトリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸塩そして塩酸がある場合、もっとも簡単に調製する方法はどういった組み合わせを選択するのが良いのでしょうか? 原則的には 1) トリスヒドロキシメチルアミノメタンとトリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸塩 2) トリスヒドロキシメチルアミノメタンと塩酸 このどちらかの組み合わせで作ります. > トリスヒドロキシメチルアミノメタンだけで調製した溶解液はトリス緩衝液とはいわないのでしょうか? トリスヒドロキシメチルアミノメタン単独の溶液には緩衝能力がありませんので. これに適当な試薬を加えて pH をトリスの緩衝域まで下げれば,何を加えて下げたかによらず緩衝液になります.ただし,通常トリス緩衝液といえばトリス-塩酸の組み合わせ(あるいはそれに相当する組成になる処方,つまりトリス+トリス塩酸塩)を指します.
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お礼
ありがとうございました。簡潔でわかりやすかったです。